犬山認知行動研究会議(ICBM;犬会)は,人間(ヒト)を中心とする動物の認知や行動にかかわる研究者が集う,情報・意見交換の場です.2015年度まで開催されていた犬山比較社会認知シンポジウム(ICS2)を出発点とし,今年度で第3回目を迎え,今回は大阪で開催します.
本会議は,一貫して「メルティングポット」型の「ブレーンストーミング」式の研究会を謳い,特定の領域の学会・研究会にある密度の濃さ(とその裏返しとしての閉塞感)とは異なる雰囲気の空間を作り出すことによって新たなアカデミックネットワークの創出を狙っています.このコンセプトはSNS(ツイッター)上の研究者たちのつながりをきっかけに生まれたものですが,本会議では(主にその場で)リアルタイムを共有することを重視します.事前に題目とごく簡単な概要以上の発表の詳細情報を求めることも,事後に発表資料をとりまとめて公開することも考えていません.その分「なんでもあり」の場だとお考え下さい.参加費無料,予約不要です.
これまでの発表は,以下のWebサイトからご覧いただけます.
開催にあたり,何よりも肝心な発表希望者を募集します.発表は質疑を含めて25分を予定しています.人間(ヒト)を中心とする動物の認知や行動にかかわる,参加者に聞かせたい,参加者と議論したいとお考えになるものであれば,萌芽的な研究アイディアから既発表の研究成果に至るまで,どんなトピックでもかまいません.ふるってエントリーをお願いします.
※登録者多数につき,発表は20分(質疑含む)とさせていただく予定です.
※本会議では,ご発表者(共同発表者も含む)には総額15万円程度の旅費(交通費+宿泊費)の補助が可能です.希望された補助金額の合計が総額以内であれば,原則的に全員に全額を補助いたします.総額を超えた場合は,大学院生など職業研究者ではない方を優先し,また,全額を補助できない場合があることをご了解下さい.希望される方は,上記フォームからお知らせ下さい.
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