IC1 - 基本シート例

改訂情報

■20250630 MENU C7機能追加指定した期間以上の高値日から抽出しEVENTを合算表示します■20250627 指標D/Mはじめ全指標シートに分配金の列が付加されました■20250531 指標Mを指標Dヘ統合。指標Mのデータを指標Dに移動し指標Mは作業用シートになりました P指標MやP指標M2を削除。安値日に高値日に至るまでの最安値の日に変更しました

指標D

　証券会社が提供するCSVは日付け・終値(配当ありなし2種)・出来高の4項目が項目となります。それ以外の項目はこのソフトで解析・計算され付加した情報になります。指標Dは全ての分析を行うための最も大事な基本となるデータベースです

20250107-実例-指標D

指標M ※20250601版で指標Mのデータは指標Dに移動しました

　指標Dに記録された毎日のデータからM: 月単位・W: 週単位・Q: 四半期単位・Y: 年単位に集約し変換したものが指標Mに記録されます。例えば下記のMの2024/12/31行には2024/12/01から2024/12/31までの基準価額の始値～終値や騰落率・騰落額など1ヶ月分が集約され記載されています。同様に週単位・四半期単位・年単位に集約し変換しています。年単位の推移をみたい場合、YMDのYのデータが活用されます。指標Mシートも指標Dシート同様に重要なデータベースとなります※騰落日数欄の数値はMは月数、Qは四半期数、Wは週数、 Yは年数が記録されます

20250107-実例-指標M

P指標D

　分析用のピボットテーブルで最も基本的なデータ抽出と表示を行います。eMAXIS SLIM S&P500の2024年12月の毎日の指標一覧を表示したい時は下部のスライサーでES-S&P500を選択し、タイムラインで2022年～2024年の3年を選ぶと次の表が出力されます。一覧が表示されたら⊞12月をクリックし⊞2024年を選ぶと毎日の情報が表示されます

20250107-実例-P指標D

P指標M ※20250601版で廃止、P指標Dで同様の操作が行えます

　月単位、週単位、四半期単位、年単位に集約されっるので期間毎の推移をみる際に使用するピボットテーブルです。この例はES-S&P500の年単位の推移を起算日から全てを抽出し一覧表示したものです。スライサーやタイムラインで見たい期間やファンドや締単位の内容を指示できます

20250107-実例-P指標M

P指標D2(各フィールドのTOP10や範囲調査)

　指標Dにある任意の列を指定し、そこにある数値の範囲やトップ10などを抽出し表示します。下の例はES-S&P500のP騰落率で下落率が最も高い順に10位まで表示しました。どの列を対象にするか、上位・下位の指定、表示件数などは値フィルターで指定できます・値フィルターをP騰落日数で選択→　連続した騰貴・下落の日数が長い順に・値フィルターをP騰落額Kで選択→　騰貴・下落が継続した際にその間の騰落額の合計額の大きい順に表示します

20250107-実例-P指標D2

P指標D2(基準価額下落後の回復状況の調査)

　指標Dの列・P高値日は、当日の基準価額を超えた日の有無を調査・記録されています。基準価額を超える日がまだない場合、P高値日は空白のままとなります。従ってP高値日が空白だけを抽出すれば、下落開始からの回復状況を一覧表示する事ができます・値フィルター→ 指定の値より小さいを選択・値フィルター内で列の指定→ P高値日を、条件→ 数値1を指定しOKを・P高値日が空白のものだけが表示されます・行ラベル下の日付を選択しデータ→並べ替え→昇順→日付けを指定しOKをこれで下落開始日からの一覧が表示されます
※下記表はES-S&P500の実例で、2025/01/24 米国トランプ大統領がカナダ・メキシコに25%の関税を発表して下落がはじまってからの一覧です。下落開始から2ヶ月経過しましたが今だに基準価額は回復していません

20250107-実例-P指標D2(下落回復状況)

P指標M2 ※20250601版で廃止、P指標D2で同じ操作が行えます

　指標Mを対象に、指標Mにある列を指定して、その数値の範囲やトップ10など抽出し表示します。下記例はES-S&P500の月ベースのP騰落額Kが最も多きい順に10位まで表示しています。どの列を対象にするか、上位・下位の指定、表示件数などは値フィルターで指定できます。下記の先頭行の例では下落が2ヶ月連続し、その期間の下落額の合計は-2,591円となり連続下落額では最大となります

20250107-実例-P指標M2

管理情報

　このシートは指標D/指標Mのデータベースにどのような指標やファンドを記録するか登録・制御するためのシートです。ご利用者が直接手を加える必要はありません。ソフト稼働中に指示された内容を元に自動で記録し管理されます。またこの表の後半行にはES-S&P500等のデータの記録開始日～最終更新日、レコード件数、月週四半期年単位のデータ行数が何件あるか等の解析情報も記録しています。さらに、指標D/指標Mの列幅やフォント、表示形式を細かに指定できるためご利用者専用のシートに仕上げる事ができます。機能詳細は取扱説明書・PDFをご参照ください

20250107-実例-管理情報

NISA

　このシートは証券会社が提供する各種指標や株式・債券・不動産・金など情報を記録し管理するためのものです。会社名・指標名(ファンド名)、掲載ファンドホームページ、CSVやEXCELファイルのダウンロード・リンク先など基本情報が整備されています。ファンドを追加する際のCSVが指標Dや指標Mのどの列に対応するかなど対応情報もあります。「登録はY」の欄に　Y　を記載すると、この指標が管理情報に複写され対象データベースとして登録され管理が行えるようになります。NISAシートはNISA案件を主体にまとめています。ご利用者が運用したい投資案件は行300～600に追加の記載登録が行えます。どんな情報を設定すればよいか等詳細については取扱説明書・PDFをご一読ください

20250107-実例-NISA

はじめに

　このシートは操作ガイドが記述されたシートです。また、投資分析ソフトを稼働するには投資分析ボタンをクリックするとソフトが起動します

20250107-実例-はじめに

M020A

　このシートはソフトが利用するファイルやメッセージなどを記録・管理するためのシートとなります。一般のご利用者が直接このシートを設定したり変更する必要はありません
a)このソフトは3本のプログラムで構成され、各プログラムで情報を共有し流れを制御するために用いられますb)M030シリーズのメニュやメッセージ　100行以降にソフトが表示するメニューやメッセージを記述しています。ソフトはM020Aのこの部分を参照し実行画面にメニューやメッセージを表示します
※行100以降のメニューやメッセージを各国の言語で記載すると、それが表示されます。世界各国でご利用いただけるようになります

20250107-実例-M020A

調査　騰落率・期間

　このシートは指標Dと指標Mの両データの騰落率や回数の頻度を見るためのものです。例えばES-S&P500の列で
a)騰落率の行が30%未満～20%以上の行と交差するセルに1とありますが、起算日から通算で1回発生した事を表します。同様に０％以下～-1.0%未満は449回発生しています。この449回は営業日の日数であり通算で449営業日発生した事を表しています
b)の表で、30%未満～20%以上に19/100と記載されています。この意味は100年に19回発生する頻度、つまり約5年に一度発生している事になります。同様に０％以下～-1.0%未満は69 17/100とあります。69は1年間に69.回発生、17/100は年に0.58回なので年に合計 69.58回発生する確率である事を表しています。5年に一度の頻度であれば売買するかなどの判断に利用します
※ご自分のファンドをこの表に反映するには行2のサンプルの部分に指標名を記入、行4にDMQWY(期間)のいづれかを指定すると該当する指標の全データを瞬時に分析してくれます

20250107-実例-調査騰落率・期間