・兵藤研究室では、予測困難な「次代」を担う子どもたちの学びを深め、未来を創り出す資質・能力(コンピテンシー)を育成するためのカリキュラム及び授業デザインについて、学習科学やインストラクショナルデザインの研究成果を基に、実践と理論の融合を目指す “教育実践学” の立場から研究を行っています。
・子どもの学び(アクティブ・ラーニング、主体的・対話的で深い学び、個別最適な学び、協働的な学び、拡張的な学び等)に着目した授業デザインに関する研究
・コンピテンシー(資質・能力)ベースのカリキュラムデザイン(授業デザイン)に関する研究
・学習の基盤となる情報活用能力育成のためのカリキュラムデザイン(授業デザイン)に関する研究
・社会科、総合的な学習の時間、生活科におけるカリキュラムデザイン(授業デザイン)に関する研究
兵藤研究室での主なゼミ活動について
・最新の教育動向に関する中央教育審議会答申等の読解
・学習科学(子どもの学び)に関する論文の読解
・学習の基盤となる情報活用能力の育成に関する論文の読解
・カリキュラム及び授業デザインに関する論文の読解
・学校現場でのメンター制度的活動を基にした授業研究
・教育実践学研究会(兵藤研究室主催)への参画
・教育実践学研究会(兵藤研究室主催)での研究及び実践発表
大学生活及び卒業研究において,最も大切なことは,「こだわりをもち,粘り強く,最後までやり抜くこと」だと思います。特に「こだわり」=教育に関する興味や関心,疑問,明らかにしたいこと,知りたいこと等をもつことが大切です。学生時代に「こだわり」をもって一つのことを最後までやり遂げた経験がある人は,学校現場で子どもたちの前に立った時,どんな状況においても自分の強みを発揮することができると思います。
卒業研究を通して,自ら学ぶ姿勢を大切にしながら,「教師とは何か?」「教育とは何か?」を考えるとともに,実践と理論を往還・融合しながら,未来を切り拓いていく子どもたちのためのカリキュラム及び授業をデザイン(開発・実践・省察・改善)していく力,すなわち「学校現場で活用できる(使える)力=実践的指導力」を身に付けていきましょう。