本書はヒューマニスティック英語教育研究会が会員の研究成果を集め、毎年一回出版する英語教育論文集です。
5巻目にあたる今号では、
①教職科目としての第二言語ライティング指導法の展望、
②人間性に触れる授業実践との接触が教師の成長に与える寄与、
③医療系大学の新入生に見られる英語学習上の困難点と、その解決を目指す大学英語授業、
④「自己」・「他者」・「社会や世界」とのつながりを育成する中学校授業、
⑤"A Mother's Lullaby"と"A World without Nuclear Weapons"を通して豊かな表現力を養う指導、
の研究を掲載しています。
また、教師と学生、教師と教師の間のSNSコミュニケーション・マナーについての提言も掲載しています。
執筆者と論文テーマは下記のとおりです。
①<論文>「生成AIが発達する社会での『第二言語ライティング指導法(Second Language Writing Pedagogy)』に特化した教職科目の必要性」(柴田直哉)
②<論文>「人間主義的実践との接触は英語教師の成長にいかなる意味を持ち得るか」(井出博幸)
③<研究ノート>「ヒューマニスティックな文法教育の構築へ -学習指導要領が助長した中等英語教育の混乱-」(中村義実)
④<実践報告>「人間形成をめざした授業指導例と生徒が自己表現した内容:文法や本文内容を活かした指導の流れに焦点を当てた実践例」(大脇裕也)
⑤<実践報告>「「社会的な話題」を通して豊かな表現力を養う指導に関する一考察:戦争教材“A Mother’s Lullaby”を用いて」(曽我 治寿)
⑥<投稿>「教師-学生-教師間の気持ちよいSNSコミュニケーション・マナーの考察」(三浦 孝)
¥1,925 税込
本書はヒューマニスティック英語教育研究会会員の研究成果を集めて、毎年一回出版する英語教育論文集です。
4巻目にあたる今号では、
授業methodとして高校国際科でのエッセイライティングとスピーキング連携の授業、
定時制高校での英語学習 perseverance (粘り強い学習態度)重視の授業、
大学での「出会い」と「対話」のあるライティング授業を取り上げています。
また研究発表としては、英語学習における学習者の意欲の高低を測定する質的リサーチ方法、
実際に販売されている高校用「論理・表現Ⅰ」教科書の性能比較方法、
学習者が自分の学びをみずからコントロールする力の育成方法を取り上げています。執筆者と論文テーマは下記のとおりです。
1.鈴木章能(長崎大学教授)「ヒューマニスティック英語教育の統計的効果測定の方法案-和田改良版MOLTの応用-」(pp.8-23)
2.柴田 直哉(名古屋外国語大学)「High School Students' Essay Writing
Abilities Development Through Content-Based Instruction and Rubrics」(pp.24-34)
3.井出 博幸(兵庫県立高校)「 困難を抱えた生徒の困難要因とProject Persistence:定時制高校生は英語暗唱テストという「壁」から粘り強さの何を語るか」(pp.35-48)
4.ヒューマニスティック英語教育研究会高校研究チーム(三浦孝、藤田賢、今井理恵、伊佐地恒久、石井博之、峯島道夫、森田拓也、海野茜、柳田綾)
「中間報告:論理・表現Ⅰ教科書は、どれだけ論理・表現力を高め、人間形成的であるか」(pp.49-63)
5.水野邦太郎 (神戸女子大学)「Interactive Writing Community Project:「出会い」と「対話」のあるライティングの授業 」(pp.64-66)
6.溝口 夏歩(名古屋外国語大学)「 自己調整学習を通して考える個別最適な学び」(pp.67-73)
また、ヒューマニスティック英語教育研究会の会則、紀要原稿募集要項、同会の過去1年の活動報告も記載されています
¥1,760 税込
「英語を効果的に学びつつ、心が豊かになる英語授業を開発しよう」のテーマで結集した英語教師たち20人が協力して書き上げた論文集の第3号。
本号の特徴は、より実際の授業運営に踏み込んで教材や授業展開を工夫し検討していること。英語授業における人間性涵養を論じた共同研究としては最先端をゆく内容。また巻頭にはHumanistic Language Teaching(人間性中心言語教育)の発達史が抄録されている。
掲載論文テーマと著者の一覧
<中学校研究チーム>
・「目的や場面,状況等を明確にした言語活動における学びの可能性:人間形成に寄与する言語活動のあり方」(稲葉英彦, 鈴木章能, 亀山弘二郎, 鈴木成美, 加賀田哲也)
・「SDGsを意識した中学校英語授業の実践」(北野梓, 中田未来, 香月容子, 加賀田哲也)
<高校研究チーム>
・「英語コミュニケーションⅠ」の教科書分析―持続可能な社会の創り手育成における有用性―」(山本 孝次, 竹内 愛子, 柴田 直哉, 溝口 夏歩)
<個人研究論文・実践報告>
・「ヒューマニスティック英語教育におけるThe Text-Driven Approachの有用性について」(柴田 直哉)
・「オーセンティックな教材がもたらす教育的効果の考察Ⅱ-複数教材の相互補完性が生み出す効果-」(中村 義実)
・ヒューマニスティック英語教育の研究分野を俯瞰する: 将来の教師・研究者のために」(三浦 孝)
・ジャンル準拠リーディング指導で学習者の読みを助ける:メンターテクストの規範性による教科書テクストの分析」(今井 理恵, 峯島道夫)
・「多様性と人権への意識を高める英語学習:文学の「共感」と「想像の共同体」形成の力を用いて」(鈴木 章能)
・「小学校外国語において「学びに向かう力・人間性等」を涵養するには:―逆向き設計と振り返りの質を高める働きかけ―」(永倉 由里)
・「生徒の英語学習動機と自己調整学習能力を高める授業の開発」(牧野 尚史)
2,750 税込
「どのようにしたら,生徒の英語力を高めつつ,生徒のトータルな人間性を高めることができるか」,のテーマを追求する論文集の第2弾。2018年に設立した「ヒューマニスティック英語教育研究会」のこれまでの研究成果をまとめた紀要の第2号。
英語授業を通して生徒の自尊心・共感性・自己実現意欲・対人交渉力・協働学習力・社会参加意欲等の人間形成をはかる理念と具体的指導法を紹介。22名の小学校・中学・高校・大学教員による,9本の研究論文を掲載。巻頭と巻末には発行者の「ヒューマニスティック英語教育研究会」の簡潔な紹介もある。
掲載論文テーマと著者の一覧:
<小学校研究チーム>
・「人間性を涵養し英語コミュニケーション能力を高める小学校英語授業実践のためのチェックリスト」(永倉由里 ,伊佐地恒久,加藤和美,三浦孝,柳田綾)
<中学校研究チーム>
・「中学校における人間理解,人間形成を促す文法指導」(加賀田哲也 , 稲葉英彦 ,北野梓 , 桑村テレサ, 鈴木章能 ,鈴木成美, 牧野尚史, 峯島道夫)
・ヒューマニスティックな観点から見た中学校英語教科書の分析―ONE WORLD English Course―」 (鈴木章能, 桑村テレサ)
<高校研究チーム>
・「教科書を使った,ヒューマニスティックな英語授業の作り方」 (三浦孝 , 藤田賢, 森田琢也, 山本孝次)
・「人間形成的な英語授業を作るための活動アイデア集」(石井博之, 中山真璃, 三浦孝, 柴田直哉)
<会員個人研究論文>
・「他人事(ひとごと)に終わらせない英語リーディング教材の用い方―エレガント・バリエーションを用いて他者理解の心と実践を自然で豊かな英語表現力と共に促進する―」(鈴木章能)
・「中学校英語教科書におけるテナーの扱いについての一考察:学習者と著者との関係性をいかに強められるか」(峯島道夫, 今井理恵)
・「人間的成長を意図した学習活動についての教師のリフレクション −活動音声の書き起こしから−」(五十嵐光緒)
「オーセンティックな教材がもたらす教育的効果の考察 -Dennis the Menace作品が育む自己肯定感-」(中村義実)
¥2,145 税込
「どのようにしたら,生徒の英語力を高めつつ,生徒のトータルな人間性を高めることができるか」,のテーマを追求する論文集。2018年に設立した「ヒューマニスティック英語教育研究会」のこれまでの研究成果をまとめた紀要第1号。
英語授業を通して生徒の自尊心・共感性・自己実現意欲・対人交渉力・協働学習力・社会参加意欲等の人間形成をはかる理念と具体的指導法を紹介。19名の中学・高校・大学教員による,11本の研究論文や実践報告を掲載。
(1)「HLT (Humanistic Language Teaching)授業の現代的定義試案: これからのヒューマニスティック英語教育づくりガイド」 (著者:三浦 孝・石井博之・加賀田哲也・鈴木章能・TALANDIS Jr., Jerry・種村綾子)
(2)「Humanistic Language Teachingの視点からの小学校外国語教科書分析」 (著者:永倉由里・三浦孝・柳田綾・種村綾子・伊佐地恒久・関静乃)
(3)「ヒューマニスティックな観点から見た高校Communication英語Ⅰの教科書分析」 (著者:峯島道夫・藤田 賢・五十嵐光緒・今井理恵・石井博之・清水真弓・三浦 孝・中村義実・山本孝次)
(4)「教科書を使ったCLILによる自信と協働を育てる英語の授業づくり」 (著者:藤田 賢)
(5)「First-Year High School Students’ Global Awareness Development
Through Theme-Based Instruction」 (著者:柴田直哉a)
(6)「読みにおける発問の役割についての一考察:人間性の伸長に資する評価発問をめざして」 (著者:峯島道夫・今井理恵)
(7)「Recipe for a Communicative Grammar」 (著者:柳田 綾)
(8)「持続可能な社会の創り手を育てる高校英語授業を目指して:SDGsをテーマにしたSoft CLIL授業の勧め」 (著者:山本孝次)
(9)「Humanistic Language Teachingに基づく小学校外国語教科書調査とヒューマニスティックな授業への教科書活用」 (著者:永倉由里)
(10)「日々の授業で生徒の人間形成を促す英語活動の試み」 (著者:石井博之)
(11)「他者や世界とつながり,気持ちや考えを伝え合う生徒の育成」 (著者:亀山弘二郎)
その他,ヒューマニスティック英語教育研究会の会則や研究内容を紹介。
¥2,200 税込