2025年1月24日web開設
2026年1月11日最終更新
1月18日(日)
・日本地理学会百周年記念原稿読み合わせ
ほか
関西会場:富田林
関東会場:新宿
※2月か3月には,名古屋で開催予定
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2026年1月(71巻1号):地理学×アニメ制作 大西健太(東京大学)
地理学×私のテーマ―大学院生はなぜ進学し、何を研究しているのか?
「大学院で地理の研究をしています」と人に伝えると,「地理って,あの社会科で習った地理?」「地理って何するの? なんだか難しそう」といった反応が返ってくることが多い.たしかに,「地理を研究している」とだけ言われても,すぐにピンと来る人はあまりいないだろう.
では,地理を研究していることを,どう伝えたらいいのだろうか.もしも「地理学とは,場所や空間の諸現象を・・・」などと専門的な定義から語り始めてしまったら,それはちょっとズレている.なぜなら,目の前の相手が知りたいのは「地理学とは何か」ではなく,「あなたが地理で何をしているのか」だからだ.
地理に限らず,研究テーマは人の数だけあるし,その背景やきっかけも様々だ.それをすべて一度に説明するのは難しい.けれど,進路を考える立場からすると,それでは困ってしまう.どの学部で何が学べるのか,自分の「好き」はどこで見つかるのか,もっと言えば,何を深められるのか.そうした情報は,なかなか表に見えてこないのが現実だ.
特に地理学は,「高校で習う教科」という印象が強く残っている.だからこそ,地理を研究している人たちは,みんな地理が大好きだった人なのか? と思われがちだが,実際はそうではない.みんな,それぞれの場面で地理と出会い,惹かれ,自分のテーマへとたどり着いている.
本企画では,そんな若手研究者たちの「地理との出会い方」や「テーマの選び方」に注目する.それぞれの物語を,「地理学×〇〇=私のテーマ」というかたちで紹介していきたい.そして、これを読んだ学生たちが,自分の進路について考えるときのヒントになればと思っている.
若手人文地理学研究会
代表 大西健太
月刊「地理」(古今書院)2026年1月号(71巻1号),p.105より引用
2025年8月に開催した日本地理学会百周年記念企画のシンポジウムをもとに,様々な大学の大学院生が集まって連載記事を執筆しています。地理学を専攻したい多くの学部生や高校生が,進路や研究テーマを決める際の参考になれば,研究会一同嬉しく思います。
本文中に掲載の論文や書籍等については,本HPの「研究会とメンバーの成果」の欄をご覧ください。J-STAGEや出版社の書籍欄へアクセスできるリンクもあわせて掲載しています。
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