認知心理学研究室

Cognitive Psychology lab, Hiroshima University

認知心理学とは 

認知心理学とは,主に実験を通して,科学的,客観的に,ヒトの心の動き方・性質を明らかにしていこうとする学問です。 心は主観的なものですが,ヒトは自分で思っているほど自分の心をよく理解できてはいません。 そこで認知心理学では,提示する刺激や課題を操作し(ときには刺激を提示せずに),それに伴う反応(行動,神経活動など)を測定・解析することで, 心の動き方や性質を調べます。 そのような手続きを繰り返すことにより, 主観的にはわからない心の側面を明らかにすることができます。


研究テーマ

認知心理学研究室のメンバーは,自分の興味に基づき研究テーマを選んでいます。 また研究室で進めているプロジェクトに取り組んでいるメンバーもいます。そのため認知心理学研究室の研究テーマは多岐にわたります。毎週のゼミにおいて,多様な研究テーマについて議論するため,幅広い専門知識を得ることができます。

認知心理学研究室の専門性を活かして、企業等のニーズに応じた研究活動も行っています(→産学官連携の制度)。


測定・介入

認知心理学研究室では主に、 行動指標 (反応時間、誤答率、計算論モデルのパラメータなど) や生理指標(脳波、皮膚電気活動、心電図、脈波、視線、皮膚温、呼吸など)、主観指標(心理測定尺度など)を用いた実験を行っています。生理的介入手法として経皮的耳介迷走神経刺激装置(taVNS)も利用できます。脳・こころ・感性科学研究センタ (BMKセンター)のプロジェクトの一貫としてfMRIなどを用いた研究に取り組むこともあります。


科学的手法で心の謎にアプローチしたい方!是非,認知心理学研究室へ! 


学部生・研究生・大学院生・ポスドク募集中です!

入試についての詳細は教育学部大学院人間社会科学研究科広島大学心理学教室のウェブサイトをご参照ください。

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