2024年6月15日(土)に、10名の会員の参加のもと、大学渉外企画課のスタッフの方々にご案内いただき、「杉本キャンパス見学会」を実施しました。
参加者の中には、約40年ぶりの「杉本キャンパス」という方もおられ、和気あいあいと昔話に花を咲かせ、初夏の一日を楽しみました。
最近何かと話題になることの多い五代友厚ですが、杉本キャンパスでは、商学部棟をバックにして、東向きに立っています。
2016年3月に、全額卒業生の寄付で建立されたものですが、市大・公大での学びを基礎に、世界に向かって飛躍する学生を導いておられるように見えました。
今の市大・公大のシンボルになる建物です。もちろん私たちの学生時代には影も形もありませんでした。
それもそのはず、1996年10月に、大学の情報か拠点施設として、付属図書館、情報処理・ネットワークおよび情報処理教育の3機能を一体的に統合して開設されたものです。
私たちは、屋上庭園から見える景観を楽しむと共に、図書館所蔵の戦前の川崎造船所(現川崎重工業)が先駆的に導入した8時間労働制にまつわる労使交渉記録を、森田定和氏(昭和47年商学部卒)の解説で閲覧しました。