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「要地方言活用体系記述」に掲載した都道府県別方言区画図を総合し、「日本列島方言区画図」を作成しました1)。活用体系記述を行っていない県（※を付したもの）については、参考文献に挙げた方言概説類に掲載されている方言区画図を参考にして作図しました2)。
1） 2020年3月に第1版を公開した。今回、誤字の修正のほか、愛媛県の方言区画図を本書に掲載した大洲方言のものに変更し、徳島県の方言区画図を上野(編)(1997)にもとづき変更した。
2）埼玉県については、平山ほか(編)(1992)の「東関東方言」「西関東方言」の名称を「東部方言」「西部方言」とした。
参考文献
上野和昭(編)（1997）『日本のことばシリーズ36 徳島県のことば』明治書院
平山輝男ほか(編)（1992）『現代日本語方言大辞典1』明治書院（川本栄一郎「青森県方言」／大橋勝男「栃木県方言」／大野眞男「埼玉県方言」／日野資純「神奈川県方言」／中條修「三重県方言」／久野マリ子「奈良県方言」／糸井寛一「熊本県方言」／日高貢一郎「宮崎県方言」）
01北海道：北見市常呂町岐阜方言（朝日祥之）
02青森県：※（平山輝男ほか(編)1992）
03岩手県：盛岡市方言（竹田晃子）
04宮城県：仙台市方言（武田拓）
05秋田県：由利本荘市本荘方言（日高水穂）
06山形県：山形市方言（竹田晃子・澤村美幸）
07福島県：福島市方言（半沢康）
08茨城県：水海道方言（佐々木冠）
09栃木県：※（平山輝男ほか(編)1992）
10群馬県：藤岡市方言（新井小枝子）
11埼玉県：※（平山輝男ほか(編)1992）
12千葉県：南房総市三芳方言（佐々木冠）
13東京都：東京都方言（三井はるみ）
八丈島三根方言（三樹陽介）
14神奈川県：※（平山輝男ほか(編)1992）
15新潟県：魚沼市方言（吉田雅子）
16富山県：富山市方言（小西いずみ）
17石川県：能登島方言（野間純平）
18福井県：大野市方言（松倉昂平）
19山梨県：甲府市方言（吉田雅子）
20長野県：茅野市方言（大西拓一郎）
21岐阜県：岐阜市方言（山田敏弘）
22静岡県：湖西市方言（森勇太）
23愛知県：新城市作手方言（山田敏弘）
24三重県：※（平山輝男ほか(編)1992）
25滋賀県：長浜市方言（酒井雅史）
湖東方言（逸民誠）
26京都府：京都市方言（松丸真大）
27大阪府：大阪府方言（野間純平）
28兵庫県：神戸市方言（酒井雅史）
29奈良県：※（平山輝男ほか(編)1992）
30和歌山県：田辺市龍神方言（西尾純二・澤村美幸）
31鳥取県：倉吉市方言（野間純平）
32島根県：出雲市平田方言（平子達也・友定賢治）
33岡山県：岡山市方言（小畠裕将）
34広島県：三次市方言（小西いずみ）
35山口県：東周防方言（舩木礼子）
36徳島県：※（上野和昭(編)1997）
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・コンテンツ名：日本列島方言区画図
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個別の要地方言の報告に掲載された都道府県別の方言区画図を利用する場合は、全国方言文法辞典資料集のページをご確認いただき、執筆者名・方言名および各原稿が掲載された報告書名・発行年を明記してください。
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