様々な学校行事やPTA行事、諸々のボランティアに関わるようになり、PTAの役員をやると表面的ではない予算のことも見えてくるようになります。
これは個人的な勘ですが、もしかしたら先生方は教材や授業にかかる経費を一部自己負担しているんじゃないかと考えています。
教育への強い責任感や使命感、予算の不足、制度的な問題、文化や慣習、そして見えないプレッシャーなど、要因は様々だと思います。
特に、新潟市から与えられる学校の予算を使うには様々な制限があり使いにくいものだという噂です。
きっと先生が自腹を切ってしまう要因は、ここが大きな問題なんだと考えています。
教育現場も消耗品なんかの取り扱いはするわけで、「あ、明日のセロハンテープがない」とうっかりしてしまった時、もし学校に在庫がなければ、きっとダイソーにダッシュすると思うんです。
でも、それは市からの予算では決済することができない。(使いにくくて)
急ぎの対応が必要な時、迅速に決済できなければ予算の意味がありません。
しかし、教育委員会も悪いわけではありません。教育委員会には予算の適正な使用と管理が求められており、そのために必要な手続きを設けています。
ただ現場ではスピードが求められるため、こうした制約が先生方にとって負担になってしまう。。。
この問題を少しでも解決するために、日和山小PTAでは教育活動助成費を設けています。
これは先生方が必要な物品を迅速に購入できるようにするための予算です。レシートを提出するだけで決済が可能となり、煩雑な手続きを省くことができます。
この取り組みは、教育委員会が解決できない現場の問題をPTAが支援できる良い例だと思っています。
今後も先生方が安心して教育に専念できるように取り組んでいこうと思います。皆さんも何かアイデアや意見があれば、ぜひ教えてください。
喋り言葉が多くて恐縮ですがご勘弁ください。