トノサマガエル (Pelophylax nigromaculatus), Shizuoka City, Shizuoka.
トノサマガエル (Pelophylax nigromaculatus), Shizuoka City, Shizuoka.
Hisanori Okamiya (Ph. D)
岡宮 久規
ふじのくに地球環境史ミュージアム
主任研究員
Chief Researcher,
Museum of Natural and Environmental History, Shizuoka
両生類(サンショウウオ、カエル)を対象に、その多様な暮らしぶりやほかの生物との関係について研究しています。
※協力お願い※ 両生類の集団産卵が、周囲の生物群集に与える影響を調べています。大学研究林など調査研究が可能な土地で、モリアオガエルかクロサンショウウオが数多く産卵する場所をご存じの方がいましたらお知らせください。
Contacts
h.okamiya (a) gmail.com
〒422-8017
静岡県静岡市駿河区大谷5762
5762 Oya, Suruga-ku, Shizuoka City, Shizuoka Prefecture, 422-8017, Japan.
News
2025.10.22 NTS発行の科学雑誌「生物の科学 遺伝」11月号のリレー連載「日本列島の多様な淡水生物 その進化と保全」に、エゾサンショウウオの幼形成熟現象について寄稿しました。
2025.10.18 ミュージアム秋のイベント「ナイトミュージアム」で夜のバックヤードツアーを担当しました。
2025.10.12 ふじミューフレンズ限定イベント「バックヤードツアー」を担当しました。
2025.10.11 ミュージアムサポーター研修の講師を担当しました。
2025.09.21 台北で開催された日本・台湾爬虫両棲類学合同大会&日本爬虫両棲類学会第64回大会で、シカ道で繁殖するキタサンショウウオについての共同研究の口頭発表(A2-06)がありました。
2025.09.04 名古屋で開催された日本動物学会第96回名古屋大会で、ヒダサンショウウオ類の系統地理に関する共同研究のポスター発表(P463B)がありました。
2025.08.20 NHK Eテレ「ザ・バックヤード 知の迷宮の裏側探訪」で、共同研究でお世話になっている世界淡水魚園水族館アクア・トトぎふが特集され、幼形成熟エゾサンショウウオの飼育の様子が放送されました。
2025.08.02 ミュージアム夏のイベント「ナイトミュージアム」で限定公開標本の展示を行いました。
2025.07.22 論文がElytra, New Series に受理されました。
2025.07.20 制作協力をした番組が放送されました。NHK総合「ダーウィンが来た! 千差万別!生きものたちの子育てスペシャル」。 無尾目両生類の繁殖様式に関する情報提供をしました。
2025.04.25 K-MIX(静岡エフエム)「モーニング ラジラ」のSUZUKI マスタートークに出演しました。
2025.03.30 下記のOecologiaの論文が朝日新聞、読売新聞、北海道新聞、静岡新聞、釧路新聞、日刊工業新聞、文教速報、サカナト等で紹介されました。
2025.03.16 第72回日本生態学会大会に参加しました。モリアオガエルの卵塊を利用する生物群集に関するポスター(P1-111)と有毒な国内外来種の影響に関する共著ポスター(P2-148)の発表がありました。
2025.02.04 下記の論文に関連したミドルヤード展「本州から来たヒキガエルが北海道のサンショウウオを脅かす!?-国内外来種の知られざる脅威-」がはじまりました。ふじのくに地球環境史ミュージアム2Fの講座室Cにて3月30日までの開催です。5月11日まで延長になりました(3月7日追記)。
2025.02.03 下記の論文のプレスリリースを行いました。
2025.02.01 NHK Eテレ「ヴィランの言い分対決スペシャル カエルvs.ナメクジ」に出演しました。
2025.01.30 下記のOecologiaの論文が出版されました。有毒な外来種の脅威として、本州から北海道に導入された有毒のアズマヒキガエル幼生を捕食したエゾサンショウウオ幼生の成長や形態変化が抑制されることを明らかにしました。鎌倉女学院高校の井上嘉大さん(研究当時:北大岸田研)らとの共著です。
2025.01.25 札幌市円山動物園で開催された北海道爬虫両棲類研究会第12回大会で基調講演を行いました。
2025.01.24 下記のラジオ番組の第4回が放送されました(全4回)。
2025.01.17 下記のラジオ番組の第3回が放送されました(全4回)。
2025.01.10 下記のラジオ番組の第2回が放送されました(全4回)。
2025.01.04 展示を担当したミドルヤード展「干支展 巳-へび-」が新年1月4日からはじまります。ふじのくに地球環境史ミュージアム2Fの講座室Dにて1月26日までの開催です。3月30日まで延長になりました(1月15日追記)。
2025.01.03 K-MIX(静岡エフエム)「静岡ふしぎ探検隊」に出演しました。干支にちなんだヘビの話や最近の研究について紹介しました(全4回)。
2024.12.24 共著論文がOecologiaに受理されました。
2024.12.21 ミュージアム冬のイベント「バックヤードツアー(両生類編)」を担当しました。
2024.12.10 下記番組の放送に関連したエゾサンショウウオ幼形成熟個体の特別展示が世界淡水魚園水族館 アクア・トト ぎふではじまりました。
2024.12.08 NHK総合「ダーウィンが来た!」に出演しました。取材班とともに北海道の奥地でエゾサンショウウオの幼形成熟集団を探索しました。
2024.11.07 ミュージアムサポーター研修の講師を務めました。
2024.10.12 ミュージアム秋のイベント「ナイトミュージアム」で限定公開標本の展示と夜のバックヤードツアーを行いました。
2024.10.12 NHK Eテレ「ヴィランの言い分」に出演しました。カエルの秘められた能力について紹介しました。
2024.09.29 ミュージアム企画展「山とともに生きる」に関連したサイエンスカフェで話題提供しました。
2024.09.25 静岡県立大学で全学教職員向けのFD講演会を行いました。
2024.09.01 個体群生態学会会報のNo. 81 に研究室紹介を寄稿しました。
2024.08.18 ミュージアム夏のイベント「バックヤードツアー(両生類編)」を担当しました。
2024.08.05-09 マレーシアのサラワク州クチンで開催された10th World Congress of Herpetologyで、エゾサンショウウオ幼形成熟個体の再発見についての口頭発表と両生類の繁殖地としてのエゾシカのヌタ場の機能についてのポスター発表を行いました。
2024.07.20 一部展示を担当した企画展「山とともに生きる-南アルプスの麓、井川地区の今-」が開催されています。ふじのくに地球環境史ミュージアム2Fの企画展示室1にて11月10日までの開催です。
2024.07.13 国立科学博物館で10月14日まで開催される特別展「昆虫MANIAC」でサカグチオオヒラタコメツキの生態に関する研究成果が紹介されています。
2024.07.02 展示を担当したトピックス展「知られざる森の命のつながり」がはじまりました。ふじのくに地球環境史ミュージアム2Fのホットトピックギャラリーにて9月29日までの開催です。
2024.04.27 展示協力をした企画展「オオきいサンショウウオと小さい山椒魚」」がはじまりました。岡山県生涯学習センター人と科学の未来館サイピアで6月16日まで開催されています。アカイシサンショウウオの紹介パネルを担当しました。
2024.04.20 下記の東海自然誌の論文が静岡新聞で紹介されました。
2024.04.10 はごろも教育研究奨励会の広報誌「はごろもの風」2024年春号のリレーエッセイに「静岡の消えゆくカエル、増えるカエル」の題で寄稿しました。
2024.04.10 下記の東海自然誌の論文が川根本町ホームページで紹介されました。
2024.04.01 科研費(若手研究)に採択されました。
過去のNews
2024.03.29 下記の論文が出版されました。静岡県川根本町の資料館でヒダサンショウウオとして30年以上展示されていた標本が、実際はアカイシサンショウウオ(展示開始当時は未記載)だったことを報告しました。標本写真が掲載号の表紙イメージにも採用されています。
2024.03.25 論文が東海自然誌に受理されました。
2024.03.19 第71回日本生態学会大会でエゾサンショウウオの卵数・卵サイズ変異に関するポスター発表(P2-083)を行いました。 「モアイ」2024年メンターとしても参加しました。
2024.03.16 下記の論文がギズモード・ジャパンで紹介されました。
2024.03.01 下記の論文の画像がEcology105巻3号の表紙イメージに採用されました。
2024.03.01 下記のラジオ番組の後編が放送されました。
2024.02.23 K-MIX(静岡エフエム)「静岡ふしぎ探検隊」に出演しました。静岡県周辺にのみ分布するアカイシサンショウウオの不思議を紹介しました。
2024.02.15 下記の論文が Scienceの Newsで紹介されました。
2024.02.06 下記の論文とミドルヤード展が読売新聞で紹介されました。
2024.01.30 下記の論文に関連したミドルヤード展「カタツムリを襲う待ち伏せハンター -謎めいた大型甲虫サカグチオオヒラタコメツキ-」がはじまりました。ふじのくに地球環境史ミュージアム2Fの講座室Dにて3月31日までの開催です。
2024.01.29 下記のEcologyの論文が出版され、プレスリリースを行いました。カタツムリを捕食する特異なコメツキムシ科幼虫を琉球列島で発見し、長らく生態が不明であったサカグチオオヒラタコメツキであることを突き止めたという内容です。東京都立大学の佐藤臨さん、山田藍生さんとの共著です。
2024.01.08 ミュージアム冬のイベント「バックヤードツアー(両生類編)」を担当しました。
2023.12.17 ミュージアム企画展「イネ・米・田んぼ」に関連したサイエンスカフェで話題提供しました。
2023.12.15 下記のラジオ番組の後編が放送されました。
2023.12.08 K-MIX(静岡エフエム)「静岡ふしぎ探検隊」に出演しました。ふじのくに地球環境史ミュージアム収蔵のトキ剥製について紹介しました。
2023.11.29 ミュージアムサポーター研修の講師を務めました。
2023.11.11 共著論文がEcologyに受理されました。
2023.11.11 一部展示を担当した有料企画展「イネ・米・田んぼ -人がつくる米_米がつくる世界-」がはじまりました。ふじのくに地球環境史ミュージアム2Fの企画展示室1, 2にて来年3月24日までの開催です。
2023.11.03 第26回自然系調査研究機関連絡会議(NORNAC26)で共著のポスター発表がありました。静岡県内の学校標本に関する報告です。
2023.10.28 第39回個体群生態学会大会でポスター発表(P-49)を行いました。 被食者の誘導防御に対する捕食者の接触の効果を検証した研究です。
2023.10.21 下記の公開講座(後編)を行いました。
2023.10.17 下記の企画展「知られざる富士山」について取材を受けた内容が読売新聞に掲載されました。
2023.10.14 静岡市東部生涯学習センターで静岡県の両生類についての公開講座(前編)を行いました。
2023.09.09 展示を担当した企画展「第6回ふじミュー写真展」がはじまりました。ふじのくに地球環境史ミュージアム1Fの講座室Aにて10月22日までの開催です。
2023.07.15 一部展示を担当した企画展「知られざる富士山」がはじまりました。ふじのくに地球環境史ミュージアム2Fの企画展示室1にて10月22日までの開催です。
2023.07.01 第24回両生類自然史フォーラムでポスター発表を行いました。ミュージアムの収蔵標本について紹介しました。
2023.06.13 静岡新聞コラム「大自在」にてカエルの生態について取材を受けた内容が掲載されました。
2023.06.01 下記企画展について取材を受けた内容が読売新聞、静岡新聞、中日新聞に掲載されました。
2023.05.27 「収蔵品展 2023」関連イベントでトキに関する講演を行いました。
2023.05.23 一部展示を担当した企画展「ミュージアムキャラバン展」とコレクション展「収蔵品展 2023~トキと希少野生動植物~」がはじまりました。ふじのくに地球環境史ミュージアム2Fの企画展示室1, 2にて6月25日までの開催です。
2023.04.22 下記のEcology and Evolutionの論文が北海道新聞で紹介されました。
2023.04.04 展示を担当したトピックス展「知られざる日本のサンショウウオ」がはじまりました。ふじのくに地球環境史ミュージアム2Fのホットトピックギャラリーにて6月4日までの開催です。
2023.03.18 日本生態学会第70回全国大会で共同研究のポスター発表(P1-005)がありました。両生類の繁殖地としてのエゾシカのヌタ場の機能を調べた研究です。荒木研究室の松浦なるさんが発表を行い、ポスター賞最優秀賞を受賞しました。
2023.03.17 理科教室の巻頭口絵に寄稿しました。南アルプスのサンショウウオについて紹介しました。参考文献リストはここから入手できます。
2023.02.25 第23回トウキョウサンショウウオ・シンポで講演を行いました。
2023.02.11 ミュージアム企画展「角の魅惑」に関連したサイエンスカフェで話題提供しました。
2023.01.12 北海道大学の第59回EZOゼミ(オンライン)で講演を行いました。
2022.12.21 下記の論文が苫小牧民報で紹介されました。
2022.12.14 静岡県自然史博物館ネットワークが発行する自然史しずおか第79号に研究員紹介が掲載されました。
2022.12.08 下記のEcology and Evolutionの論文が出版されました。陸域からの系外資源が乏しいと考えられている冬期にミミズが小河川に大量流入し、多くの水生生物に餌資源として利用されていることを報告しました。北海道大学の二村凌さん、古澤千春さんとの共著です。
2022.12.06 ミュージアムサポーター研修の講師を務めました。
2022.12.03 横須賀市自然・人文博物館で講演を行いました。
2022.12.03 第43回魚類系統研究会で共同研究の口頭発表がありました。
2022.11.27 NHK総合「ダーウィンが来た!」に出演しました。取材班とともに大宰府宝満山の登山ヒキガエルを2年にわたって追跡しました。
2022.11.22 共著論文がEcology and Evolutionに受理されました。
2022.11.11 ふじのくに地球環境史ミュージアムのニュースレター23号に研究員リレーインタビューが掲載されました。
2022.10.01 ふじのくに地球環境史ミュージアムに主任研究員として着任しました。
2022.08.14 下記のEcosphereの論文が北海道新聞で紹介されました。
2022.08.10 制作協力をした書籍、カラー版へんてこな生き物(川端裕人著 中公新書ラクレ)が発売されました。第3章でエゾサンショウウオが取り上げられており、幼形成熟現象のほか苫小牧研究林で飼育されているエゾサンショウウオ幼生も写真付きで紹介されています。
2022.06.22 明治大学応用植物生態学研究室でセミナーを行いました。
2022.05.28 制作協力をした書籍、増補新版 北海道爬虫類・両生類ハンディ図鑑(徳田龍弘著 北海道新聞社)が発売されました。エゾサンショウウオの幼形成熟現象についての解説文の校閲と写真提供を行いました。
2022.05.27 下記の論文が苫小牧民報で紹介されました。
2022.05.16 下記の論文について苫小牧研究林のTwitterで簡単な解説を行いました。
2022.05.13 下記のEcosphereの論文が出版されました。冬期に放棄されたスズメバチの巣がクモ類などの越冬場所として機能していることを報告しました。小泉研究室の古澤千春さんとの共著です。
2022.05.03 幼形成熟エゾサンショウウオ再発見の論文がAmphibiaWebの Newsで紹介されました。
2022.04.22 下記パネル展の開催期間が5月8日まで延長になりました。
2022.04.03 展示協力をした北海道サンショウウオ保全プロジェクトのパネル展がウイングベイ小樽で4月17日まで開催されています。
2022.03.26 北海道サンショウウオ保全プロジェクトのシンポジウムで講演を行いました。
2022.02.18 論文がEcosphereに受理されました。
2022.02.08 下記の論文が出版されました。捕食—被食関係における「接触」の役割について議論しました。PE誌の新設コーナー「Perspective」の第一号として掲載されています。
2022.01.19 論文がPopulation Ecologyに受理されました。
2022.01.10 下記の論文に関連した展示が朝日新聞で紹介されました。
2022.01.08 私の来歴について北海道新聞の「ひと2022」で紹介されました。
2022.01.06 下記の論文とそれに関連した展示が中日新聞で紹介されました。
2021.12.24 下記の論文についてのインタビュー記事がHUFFPOSTに掲載されました。
2021.12.22 下記の論文に関連した展示が読売新聞で紹介されました。
2021.12.20 下記の論文に関連した展示がチャンネルCCNと毎日新聞で紹介されました。
2021.12.17 下記の論文に関連した展示がCBCニュースで紹介されました。
2021.12.15 下記の論文に関連した展示がNHK東海で紹介されました。
2021.12.14 下記の論文に関連した展示が世界淡水魚園水族館 アクア・トト ぎふではじまりました。
2021.12.12 下記の論文が苫小牧民報で紹介されました。
2021.12.11 下記の論文が産経新聞で紹介されました。
2021.12.09 下記の論文が北海道新聞とNHK北海道で紹介されました。
2021.12.08 下記のZoological Lettersの論文が出版され、プレスリリースを行いました。エゾサンショウウオの幼形成熟を89年ぶりに報告した内容です。
2021.11.06 第37回個体群生態学会で共同研究のポスター発表(PP09)がありました。野外操作実験で外来ヒキガエルの影響を調査した研究です。
2021.10.25 論文がZoological Lettersに受理されました。
2021.08.30 下記の論文が出版されました。国内外来種アズマヒキガエルの侵入年代が異なる集団間で在来種エゾアカガエルの毒耐性を比較しました。
2021.08.05 論文がEcological Researchに受理されました。
2021.07.15 下記の論文が出版されました。飼育下繁殖させたアズマヒキガエルを用いて餌アイテムが毒合成能力に与える影響を評価しました。
2021.06.25 論文がHydrobiologiaに受理されました。
2021.05.18 Academist Journalに寄稿した研究コラムが公開されました。気候変動がトウキョウサンショウウオ個体群に与える影響について紹介しました。
2021.04.27 Biological Journal of the Linnean Societyに掲載された論文が科学技術振興機構(JST)の Science Japanで紹介されました。
2021.04.01 所属が北海道大学北方生物圏フィールド科学センターに移りました。