マシュー・スチュワート著、稲岡大志訳『マネジメント神話――現代ビジネス哲学の真実に迫る』(明石書店、2024年)について、いろいろな情報を掲載していきます。
著者:マシュー・スチュワートさんのウェブサイト。
本書の紹介記事:「思想でビジネスはできるだろうか?」(じんぶん堂、2024年2月7日)
本書に関連する書店イベント:経営学の見方を変えるパンクな2冊の邂逅! 『アナーキー経営学』(NHK出版)『マネジメント神話』(明石書店)W刊行記念 高橋勅徳×稲岡大志×朱喜哲トークイベント(2024年3月28日)
⇒イベントの様子がウェブ記事になりました。
「経営学の見方を変えるパンクな2冊の邂逅――高橋勅徳×稲岡大志×朱喜哲 イベントレポート①」
「誰もが無自覚に「経営」をやっている――高橋勅徳×稲岡大志×朱喜哲 イベントレポート②」
「経営学が「生きづらさ」を生んでいる?――高橋勅徳×稲岡大志×朱喜哲 イベントレポート③」
書評:
中谷常二「経営学に対するコペルニクス的転回――舌鋒鋭いものの、ユーモラスな書きぶりも伴って、悪辣なコンサルティング企業の実態を垣間見ることができる」、図書新聞、3643号、2024年6月8日.
大澤聡「文芸時評 手段と目的 合理性の半歩外にある日常」、毎日新聞、2024年6月26日夕刊.(本書に言及してくださっています)
大澤絢子、「書評 M・スチュワート『マネジメント神話ーー現代ビジネスの真実に迫る』(明石書店、2024年)」、『フィルカル』、Vol.9, no.2, 2024, pp.272-7.
合評会:
『マネジメント神話』の合評会が2024年9月21日に武蔵大学にて行われます。
正誤表(誤りに気付いた方はお知らせくださるとありがたいです)
※以下は二刷で修正しています。
本文
全体について 「コンサルティング会社」 ⇒ 「コンサルティング企業」
p.8 コンサルタント会社 ⇒ コンサルティング企業
p.39
1904-2008 ⇒ 一九〇四-二〇〇八
p.109
小口のクライアントが、コンサルティング会社がクライアントを得るために発生したかなりの額のマーケティング費用を返済してくれることはほとんどない。
⇓
クライアントを得るためにかかった多額のマーケティング費用を小口のクライアントから回収できることはほとんどない。
p.145
ieで終わるニックネームを ⇒ ieを縦に修正。
p.243
戦略コンサルティングファーム ⇒ 戦略コンサルティング・ファーム
p.338
買い手は、ウェブコンサルティング業に「戦略」に関する専門知識を補うため
⇓
買い手は、ウェブコンサルティング業を「戦略」に関する専門知識で補うため
p.361
『エクセレント・カンパニー』を一種の研究であると考えることは公正ではないように思われる。しかし、それは避けられないことだ。なぜなら、ピーターズとウォーターマンが自分たちの本がそうだと主張しているからである。
⇓
『エクセレント・カンパニー』を一種の研究であると考えることはスポーツマンシップに反するように思われる。しかし、ピーターズとウォーターマンが自分たちの本が研究だと主張している以上、やむを得ないことだ。
索引
p.ix ヒル、ナポレオン 45, 60, 66, 67, 158, 362 ⇒ 362