村上匠先生(東京科学大学・生命理工学院)に「メタゲノム解析を活用した氷河微生物生態系研究」というタイトルで講演いただきました。氷河に生息するシアノバクテリアの生き様について、メタゲノム解析を活用した研究から明らかにする研究を、とてもわかりやすくご紹介いただけました。講演後には、豊橋の美味しい店を満喫いただきました。
瀬川高弘先生(山梨大学・総合分析実験センター)に「氷河や積雪に生息する雪氷微生物の生態と進化の謎に迫る!」というタイトルで講演いただきました。地球上の様々な環境にどのように雪氷微生物が進出してきたのかを、DNAの配列情報の解析により明らかにしてきた研究を、とてもわかりやすくご紹介いただけました。
三輪久美子先生(名古屋大学・理学部)に「緑の海の仮説:大酸化イベントを引き起こしたシアノバクテリアのフィコビリン色素による集光戦略」というタイトルで講演いただきました。シアノバクテリアのフィコビリソームがどのように生まれ、進化してきたのか、その起源について、とても良いディスカッションができました。
研究室の立ち上げに伴い、5階の実験室へと引っ越しました。物品を1つ1つ台車に載せて、重量物はリフトを使って、運びました。引っ越しに約一ヶ月かかりましたが、ようやく実験が始められそうです。スペースが広くなったおかげで、実験室ベンチも一人一席割り当てることができました。大人数の学生実習の受け入れも可能になりました。