❒ 2025 5/5.5/6 第51回中国大学バスケットボール選手権春季優勝大会準決勝・3位決定戦(岡山)
・大会内容
5月3日~6日に倉敷市水島緑地福田公園体育館で開催されている「第54回中国大学バスケットボール選手権大会」に参加し、川崎医療福祉大学・山口大学・ IPU ・広島文化学園大学と対戦しました。
・試合結果 3位
一回戦 広島大学 111-37 川崎医療福祉大学
二回戦 広島大学 100-78 山口大学
準決勝 広島大学 69-82 IPU
3位決定戦 広島大学 75-54 広島文化学園大学
・試合内容
一回戦 広島大学 111-37 川崎医療福祉大学
1Q 27-8 2Q 34-14 3Q 31-7 4Q 19-8
スターティング5は#11 小杉哲、#16 辻角陸希、#19 高山涼介、#28 土肥映斗、#34 岩田希巳です。
1Q、新体制初の公式戦で緊張感がある中、試合開始直後に#34 岩田が初得点をあげます。これで緊張がほぐれたのか、ここから勢いづいた広島大学は#16 辻角、#19 高山、#18 桐野などの連続得点で19-0のランを作ります。また#60 廿日岩の3Pシュートなどもあり、得点を重ねていきます。オフェンスで圧倒した広島大学がこのピリオドを27-8で終えます。
2Qも開始から広島大学の勢いが止まりません。#11 小杉の2本の3Pシュートや、#28 土肥の得点などもあって広島大学が11-0のランを成功させます。その後は点を奪い合う展開になりますが、広島大学の堅守からのテンポの速いオフェンスが続き、着実にリードを広げていきました。最後は#13 井上が速攻を決め切って、最高の雰囲気でハーフタイムへと入りました。
3Q、#28 土肥の得点から始まります。その後、#10 田井の3Pシュートと気迫の籠ったリバウンドで川崎医療福祉大学相手にゴール下で強みを存分に発揮します。そこからの#25 柳生の速攻や、ピリオド終わりには#16 辻角が鋭いドライブからタフショットを決め切ってアンドワンを勝ち取りとります。結果的には多くの選手が得点を挙げる活躍を見せ、2Qに続いてタイムシェアの強みが存分に発揮されたピリオドとなりました。
4Qは1・2年生が中心となって戦いました。初公式戦の選手も多くて上手くいかないことも多い中、#11 小杉、#5 近藤がチームを引っ張り、下級生らしくフレッシュなプレーでチームに勢いをもたらしてくれました。また#14 眞鍋がハードなディフェンスから相手のターンオーバーを誘います。これにはベンチも大盛り上がりです。最後は#6 小川が3Pシュートを決め切り、攻撃の手を緩めなかった広島大学が111-37の74点差で勝利しました。
スコア上位
#16 辻角陸希 15点
#28 土肥映斗 15点
リバウンド上位
#10 田井大翔 10本
#25 柳生大翔 7本
二回戦 広島大学 100-78 山口大学
1Q 36-19 2Q 19-21 3Q 18-18 4Q 27-20
スターティング5は#11 小杉哲、#16 辻角陸希、#19 高山涼介、#28 土肥映斗、#34 岩田希巳です。
1Q開始から相手の激しいディフェンスに苦しみますが、#28 土肥の3Pシュートとミドルシュートでの得点から少しずつ流れ掴みます。#34 岩田もタフなシュートを決め切り、このピリオドだけで13得点をあげます。また#5 近藤の鋭いパスから#16 辻角のレイアップで得点し、ベンチも盛り上がります。ピリオド終盤には#25 柳生、#60 廿日岩の連続3Pシュートが炸裂し、最高の雰囲気で広島大学が1Qを17点のリードで終えます。
2Qは1Qと異なって苦しい展開が続きます。なかなか点数が取れない中、#10 田井がリバウンドで山口大学を圧倒し、何度もチームを救います。また#34 岩田が苦しい中でも得点を重ね、エースとしての本領を発揮します。一時期は10点差まで縮められますが、タイムシェアで出場した全員がハードなディフェンスで粘り強く戦い、前半を55-40の15点リードで終えます。
3Q序盤、#16 辻角の鋭いドライブから#25 柳生が合わせ、広島大学が得点します。そこからは拮抗した試合展開が続きます。ここでも#34 岩田がチームを救います。2本の3Pシュートなどで得点を重ね、このピリオドで10得点をあげます。また、#60 廿日岩も華麗なダブルクラッチで得点をあげます。結果、このピリオドを18-18の同点で終えて最終ピリオドに入りました。
4Q、広島大学の粘り強いディフェンスが試合の流れを引き寄せ始めます。そんな中、#11 小杉の超絶タッチダウンパスで#16 辻角が得点をあげます。このプレーがチームに完全に流れを引き寄せました。途中から入った#77 波照間のハードなディフェンスも光り、流れを渡しません。最後は#18 桐野が3Pシュートを沈めて得点を100点の大台に乗せ、試合を決めました。結果的には#34 岩田の37得点15リバウンドの大活躍もあり、広島大学が100-78で勝利しました。
スコア上位
#34 岩田希巳 37点
#11 小杉哲 15点
リバウンド上位
#34 岩田希巳 15本
#10 田井大翔 7本
準決勝 広島大学 69-82 IPU
1Q 12-22 2Q 18-17 3Q 16-25 4Q 23-18
スターティング5は#11 小杉哲、#16 辻角陸希、#19 高山涼介、#28 土肥映斗、#34 岩田希巳です。
1Qは先制点こそ許したものの、すぐさま#11 小杉が3Pシュートを入れ返します。そこからは全国レベルの相手に苦しい時間が続きましたが、徐々に自分たちのバスケを取り戻していきます。#28 土肥のミドルシュートや、#5 近藤のアシストからの#18 桐野の得点などで流れを完全に渡しません。しかし、IPUの#24にこのピリオドだけで8得点を許し、結果的に広島大学が12-22で10点のビハインドで終えました。
2Q、最初のプレーで#28 土肥の激しいディフェンスがIPUのオフェンスファールを誘発します。また、#34 岩田がディフェンダー2人をフェイクで飛ばしてからの3Pシュートを決め、一時期6点差まで追い上げます。そこからは拮抗した展開が続きました。広島大学は#28 土肥のスティールからの#25 柳生のアシストで#18 桐野が得点したり、#10 田井が3Pシュートを沈めるなどして食らいつきました。よってこのピリオドでビハインドを9点に縮め、30-39でハーフタイムに入りました。
3Qは#28 土肥の得点で始まります。そこから一進一退の攻防の中、#25 柳生の気迫のリバウンドからのアンドワンに本人もベンチも吠えます。また#18 桐野の体を張るプレーでファールを獲得し、フリースローで得点を重ねていきました。しかし残り3分ほどからミスからの失点が続き、苦しい時間が続きました。#11 小杉の得点で対抗しましたが点差はじりじりと広がり、18点のビハインドを背負って最終ピリオドを迎えることとなりました。
4Q、#13 井上の3Pシュートなどで得点しますが、入りから苦しい時間が続きます。徹底的なマークでエース#34 岩田が苦しむ中、チームを救ったのは#28 土肥でした。高確率のミドルシュートと3Pシュートで5分間近く、チームの全得点である13得点を1人であげる活躍をみせました。この活躍から#34 岩田も調子を取り戻してアンドワンを獲得したり、チームも激しいオールコートプレスからIPUのターンオーバーを連続で誘発させるなどして得点差を縮めていきました。しかし最後はIPUに逃げ切られ、広島大学は13点差で敗戦しました。
スコア上位
#28 土肥映斗 22点
#11 小杉哲 12点
リバウンド上位
#34 岩田希巳 8本
#25 柳生大翔 7本
#28 土肥映斗 7本
3位決定戦 広島大学 75-54 広島文化学園大学
1Q 26-10 2Q 17-19 3Q 15-15 4Q 17-10
スターティング5は#5 近藤卓真、#11 小杉哲、#16 辻角陸希、#28 土肥映斗、#34 岩田希巳です。
1Q、前日の敗戦から選手たちは気持ちを切り替えて試合に臨むことができていました。試合開始から#11 小杉が2本の3Pシュートを含む8得点をあげます。また、#28 土肥も負けじとアンドワンなどで連続得点をあげ、広島大学が試合の序盤から広島文化学園大学を圧倒します。ここからも#28 柳生がリバウンドをとって自ら3Pシュートを決め切るなどして、開始6分で15点のリードを作ることに成功しました。ピリオド終盤には#60 廿日岩の3Pシュートが決まり、このピリオドを16点のリードをもって終えました。
2Qは1Qと異なって、なかなかシュートが決まらずに我慢の時間が続きました。しかし、そんな時間でも#34 岩田のスティールから#16 辻角が得点したり、#6 小川が3Pシュートを決め切ったりして得点を重ねていきました。またこのピリオドではベンチメンバーのほとんどが出場して、タイムシェアをしながら戦いました。苦しい時間でも試合に出る全員がハードにディフェンスを頑張ってチームルールを遂行することによって流れを渡さず、結果的に広島大学が43-29で14点のリードで前半を終えました。
3Qも2Q同様拮抗した時間が続きました。両チームなかなか得点が取れない時間もありましたが、広島文化学園大学は#24を中心にじりじりと得点差を縮めてきました。一時期は10点差まで迫られて重たい展開でしたが、ここで#13 井上と#28 土肥の連続3Pシュートが決まり、流れを断ち切ることに成功します。ピリオド終盤には#6 小川が2本目の3Pシュートを決め切り、結果このピリオドでの得点を同点で終えました。
4Qは広島大学が再び試合の流れをつかみ始めます。入りから#22 知念のハードなディフェンスが相手のミスを誘い、そのまま#18 桐野が得点をあげます。ここから#18 桐野、#34 岩田が連続得点をあげて完全に流れを引き寄せました。これで8-0のランを作った広島大学が広島文化学園大学を突き放して約20点のリードを得ました。試合終わりには#7 堤がきっちりと3Pシュートを決め切り、広島大学が75-54で広島文化学園大学に勝利しました。
これによって広島大学は「第54回中国大学バスケットボール選手権大会」を3位で終えることになりました。
スコア上位
#34 岩田希巳 14点
#28 土肥映斗 12点
リバウンド上位
#34 岩田希巳 8本
#25 柳生大翔 6本