❒ 2025 10/25,26 【第77回 全日本大学バスケットボール選手権大会 中国地区予選会 最終週】
・大会内容
10月25・26日に岡山理科大学加計記念体育館にて行われた「第77回 全日本大学バスケットボール選手権大会中国地区予選会」に参加し、環太平洋大学・島根大学と対戦しました。
・試合結果
広島大学 50-74 環太平洋大学
広島大学 62–78 島根大学
・試合内容
広島大学 50-74 環太平洋大学
1Q 12-26 2Q 11-21 3Q 7-17 4Q 20-10
スターティング5は#11 小杉哲、#16 辻角陸希、#25 柳生大翔、#28 土肥映斗、#34 岩田希巳です。
1Q、入りから2-12のランをつくられ、環太平洋大学の高さのあるオフェンスとゾーンディフェンスに苦しみます。しかし#16 辻角がアンドワンをもぎ取って、この流れを断ち切ります。そこからは一進一退の攻防が続き、広島大学は#18 桐野の3Pシュートや#34 岩田のミドルシュートなどで得点を重ねます。しかし環太平洋大学#8に高確率で3Pシュートを決められ、最終的には12-26で14点のビハインドでこのピリオドを終えました。
2Q、開始から#16 辻角のアシストで#25 柳生が得点します。#16 辻角も鋭いドライブで相手のファールを誘発します。しかし高さのある相手に対してリバウンドで劣勢となり、徐々に点差が開き始めます。そんな苦しい展開が続きましたが、#11 小杉が連続得点でチームを鼓舞します。ピリオド終了間際には#34 岩田がタフなシュートを決め切り、23-47というスコアでハーフタイムへと入りました。
3Q、流れを断ち切りたい広島大学は、後半開始から#28 土肥が冷静にミドルシュートを決め切ります。また#11 小杉のパスに#34 岩田が合わせて得点し、相手のゾーンディフェンスの攻略を図ります。#18 桐野も相手のファールで得たフリースローをしっかりと決めて得点します。流れに乗りたい広島大学でしたが、相手の留学生の高さに苦しみ、このピリオドでも8得点を許します。結果、相手のオフェンスを止めることができずに30-64で最終ピリオドを迎えました。
4Q、途中から試合に出た選手たちが躍動します。ピリオド中盤には#5 近藤がタフなショットを決めてベンチも盛り上がります。また激しいディフェンスから相手のターンオーバーを誘い、#10 田井がシュートを決め切って一気に流れを引き寄せました。#19 高山、#60 廿日岩といった最上級生もハードなディフェンスで相手のミスを誘い、チームを引っ張りました。最大35点近くまで開いた点差が徐々に縮まり、最後は50-74で試合を終えました。試合には敗れはしましたが、翌日の試合に繋がるようなピリオドとなりました。
スコア上位
#34 岩田希巳 10得点
#11 小杉哲 7得点
リバウンド上位
#16 辻角陸希 8本
#10 田井大翔 5本
#11 小杉哲 5本
#25 柳生大翔 5本
広島大学 62–78 島根大学
1Q 14-21 2Q 15-13 3Q 12-20 4Q 21-24
スターティング5は#10 田井大翔、#11 小杉哲、#16 辻角陸希、#28 土肥映斗、#34 岩田希巳です。
1Q、初得点を先に奪われますが、すぐさま#34 岩田がシュートを決めて取り返します。相手の#3、#8の高さに苦戦しながらも、#11 小杉の連続得点で食らいつきます。#28 土肥も華麗なミドルシュートを決めてチームを盛り上げます。一時期は10点近くのリードを奪われますが、終盤に#5 近藤が3本のフリースローをしっかりと決め切って、7点のビハインドで2Qを迎えました。
2Qは序盤に広島大学が流れを掴みます。#11 小杉、#10 田井の連続得点で一気に点差を縮めます。そこからは相手の連続3Pシュートなどもありましたが、粘り強く戦います。#18 桐野や#10 田井の得点などで流れを渡しません。ピリオド終盤には#28 土肥が連続でバンクシュートを決めて一気に3点差まで詰め寄ります。結果的には29-34の5点のビハインドでハーフタイムへと入りました。
3Q、入りで相手に流れを奪われます。一挙に0-8のランをつくられます。広島大学は#16 辻角のドライブで得点しますが、なかなか相手の攻撃を止めることができません。それでも#28 土肥が速攻からアンドワンを勝ち取ったり、#11 小杉が3Pシュートを決めるなどして対抗します。#25 柳生もオフェンスリバウンドからそのままねじ込むなどして、ゴール下で存在感を放ちます。そこからは2分ほど膠着した展開が続きました。流れを掴みたい広島大学でしたがファールが重なり、なかなか良いリズムをつくれませんでした。結果フリースローでの失点もあって41-54で最終ピリオドを迎えました。
4Q、#28 土肥のレイアップでの得点で始まります。点差を縮めていきたい広島大学でしたが、思いのほかシュートが決まらずに焦りが表れます。そんな中でも#16 辻角の連続得点などで得点を重ねていきます。終盤には#11 小杉、#28 土肥、#34 岩田、#14 真鍋などの3Pシュートなどで島根大学を猛追しましたが及ばず、最終的には62-78で惜敗しました。この試合で今年のインカレ予選の全日程が終了し、広島大学は中国地方第3位でインカレ出場を決めました。
スコア上位
#28 土肥映斗 17得点
#11 小杉哲 16得点
リバウンド上位
#10 田井大翔 9本
#34 岩田希巳 9本