❒ 2025 10/18,19 【第77回 全日本大学バスケットボール選手権大会 中国地区予選会 第3週】
・大会内容
10月18・19日に中山公園体育館にて行われた「第77回 全日本大学バスケットボール選手権大会中国地区予選会」に参加し、広島修道大学・岡山商科大学と対戦しました。
・試合結果
広島大学 42-45 広島修道大学
広島大学 72-61 岡山商科大学
・試合内容
広島大学 42-45 広島修道大学
1Q 18-12 2Q 4-15 3Q 12-12 4Q 8-6
スターティング5は#11 小杉哲、#16 辻角陸希、#19 高山涼介、#28 土肥映斗、#34 岩田希巳です。
1Q、苦手としている相手に対して広島大学は最高の入りをします。#28 土肥、#34 岩田の連続得点で流れに乗ります。#28 土肥はこのピリオドだけ3本の3Pシュートを含む11得点を挙げて、チームを引っ張ります。ピリオド中盤には#25 柳生がリバウンドからそのままねじ込みました。終了間際には#6 小川がしっかりと3Pシュートを決め切り、6点のリードをもって1ピリを終えました。
2Qは1Qと異なってシュート確率が低下し、苦しい展開が続きます。#34 岩田が何とか得点しますが相手のリズムに狂わされ、得点が伸び悩みました。結果、このピリオドで広島大学は4得点しか挙げることができませんでした。ディフェンスでは何とか相手の得点を抑えますが逆転を許し、5点のビハインドで後半を迎えました。
3Qも同様に苦しい展開は続きます。そんな中で沈んでいたチームを#25 柳生が救います。このピリオドだけで8本ものリバウンドをとり、ゴール下で相手を圧倒します。この活躍もあって、一時期10点近くまで開いた点差も縮まり始めます。3Pシュートがなかなか入らない中でも自分たちのバスケを続け、着実に得点を重ねていきました。ピリオド終わりには#5 近藤が3Pシュートを決め、5点差で最終ピリオドを迎えました。
4Qは広島大学のディフェンスが光ります。このピリオド残り2分までの失点をわずか1点に抑え、相手のオフェンスを完璧に止めます。チームも地道に得点を重ね、試合時間残り3分に#28 土肥の速攻でついに逆転に成功します。しかし、試合残り1分で広島修道大学#14に逆転の3Pシュートを決められ、悔しい負けを喫しました。
スコア上位
#28 土肥映斗 16得点
#34 岩田希巳 8得点
#25 柳生大翔 8得点
リバウンド上位
#25 柳生大翔 16本
#34 岩田希巳 16本
広島大学 72-61 岡山商科大学
1Q 10-20 2Q 26-13 3Q 13-16 4Q 23-12
スターティング5は#5 近藤卓真、#11 小杉哲、#16 辻角陸希、#28 土肥映斗、#34 岩田希巳です。
1Q、前日の敗戦から気持ちを切り替え、自分たちのバスケを信じてこの試合に挑みました。序盤は#5 近藤の速攻でのレイアップや、#34 岩田の3Pシュートなどでリードします。しかし相手の高確率の3Pシュートや激しいディフェンスに苦しみ、0-18のランをつくられてしまいます。嫌な雰囲気が漂いそうにもなりましたが、ベンチの声や#34 岩田がタフなシュートを決め切ったこともあって、最大14点差あったビハインドを10点に縮めてこのピリオドを終えました。
2Qはそんな長く苦しんだ広島大学のオフェンスがついに爆発します。開始から#28 土肥、#11 小杉の連続得点で流れを掴むと、ディフェンスではゾーンを用いて相手のオフェンスを抑えます。ゴール下でも#10 田井や#25 柳生といった選手たちが懸命に体を張ってリバウンドを譲りません。この献身的なリバウンドが攻撃のリズムを生み、相手のミスにもつけ込んだ広島大学が15-2のランに成功します。そこからも#16 辻角のアンドワンなどもあって、勢いは止まりませんでした。ディフェンスとオフェンスがかみ合った広島大学がこのピリオドを26-13で圧倒し、3点のリードをもってハーフタイムへと入りました。
3Q、#34 岩田の得点で始まります。#28 土肥のレイアップなどもあって、リードを広げます。岡山商科大学#15の連続得点にも苦しめられましたが、粘り強く戦いました。オフェンスでは#16 辻角がチームを牽引します。自陣のゴール下から一人で運び、この日2本目のアンドワンをもぎ取ります。これにはベンチも盛り上がります。また、ピリオド終わりには#34 岩田が冷静にミドルシュートを決め切り、49-49の同点で最終ピリオドを迎えることになりました。
4Qは再び広島大学に流れが傾きます。入りから#10 田井、#16 辻角の3Pシュートや、#11 小杉のタッチダウンパスからの#28 土肥の速攻もあって、広島大学が9-0のランをつくります。そこからは点の取り合いになりますが、#11 小杉もタフなシュートを決めきって流れを渡しませんでした。終盤はファールゲームとなりましたが、獲得したフリースローをしっかりと決め切りました。結果、最後は逃げ切った広島大学が72-61で勝利しました。よって本日の試合結果から、4勝1敗の成績でインカレ予選最終週を迎えることになりました。
スコア上位
#34 岩田希巳 24得点
#16 辻角陸希 18得点
リバウンド上位
#34 岩田希巳 14本
#10 田井大翔 7本
#11 小杉哲 7本
#25 柳生大翔 7本