❒ 2025 10/11,12 【第77回 全日本大学バスケットボール選手権大会 中国地区予選会 第2週】
・大会内容
10月11・12日にIHIアリーナ呉にて行われた「第77回 全日本大学バスケットボール選手権大会中国地区予選会」に参加し、倉敷芸術科学大学・山口大学と対戦しました。
・試合結果
広島大学 63-49 倉敷芸術科学大学
広島大学 81-66 山口大学
・試合内容
広島大学 63-49 倉敷芸術科学大学
1Q 15-12 2Q 15-12 3Q 16-13 4Q 17-12
スターティング5は#11 小杉哲、#16 辻角陸希、#19 高山涼介、#28 土肥映斗、#34 岩田希巳です。
1Q、最初の得点は#34 岩田でした。また、#19 高山が果敢にゴールを狙い、フリースローを獲得します。しかしそこからはロースコアの拮抗した展開が続きます。それでも#16 辻角が鋭いドライブから得点したり、#18 桐野がタフなシュートをねじ込むことで流れを渡しません。得点できない時間もありましたが、激しいディフェンスで相手の得点を抑えました。ピリオド終盤には#5 近藤が落ち着いてシュートを決め切り、広島大学が15-12で3点のリードの持ってこのピリオドを終えました。
2Q、開始から広島大学はゾーンやオールコートプレスなど多様なディフェンスで相手のターンオーバーを誘発し、流れを掴みます。ここから#34 岩田の得点や#11 小杉のアシストで#28 土肥が得点するなどして、開始約5分で11-2のランをつくることに成功します。その後は倉敷芸術科学大学の3Pシュートにも苦しめられます。しかし#16 辻角が気迫のプレーで相手のファールをもぎ取ります。フリースローを決めることで流れを渡さず、後半に繋げました。結果30-24で広島大学が6点のリードでハーフタイムへと入りました。
3Qは入りから#11 小杉が落ち着いて得点をあげます。ピリオド中盤には相手の連続3Pシュートもありましたが、#34 岩田がアンドワンを勝ち取ったり、#18 桐野が3Pシュートを決め切ることでオフェンスの流れを切らせませんでした。ピリオド終盤には#16 辻角が一人でゴール下まで持っていき、アンドワンを勝ち取ります。これにはベンチも盛り上がります。このプレーもあっていい雰囲気で最終ピリオドを迎えました。
4Q、倉敷芸術科学大学はゾーンディフェンスで対抗します。しかしここで#34 岩田がエースとして躍動し、相手の思い通りにさせません。#34 岩田はこのピリオドだけで11得点を奪う活躍を見せます。また、#18 桐野が気迫の籠ったプレーで相手のファールを誘発させてチームを鼓舞します。ピリオド終盤には相手のファールで得たフリースローを#28 土肥や#19 高山が落ち着いて決めて相手の追撃を許しませんでした。結果的には#34 岩田のチーム得点の半分以上となる32得点の活躍もあって、広島大学が63-49でインカレ予選2戦目を勝利で飾りました。
スコア上位
#34 岩田希巳 32得点
#16 辻角陸希 10得点
リバウンド上位
#34 岩田希巳 11本
#16 辻角陸希 6本
#25 柳生大翔 6本
#28 土肥映斗 6本
広島大学 81-66 山口大学
1Q 23-17 2Q 13-16 3Q 16-14 4Q 29-19
スターティング5は#11 小杉哲、#16 辻角陸希、#25 柳生大翔、#28 土肥映斗、#34 岩田希巳です。
1Q、前日同様#34 岩田の得点で始まります。前回の対戦でも相性の良かった相手に対して、エースが序盤から躍動します。そこから4連続得点で9得点を挙げ、このピリオドだけで13得点の大活躍を見せます。相手の激しいディフェンスに苦しむこともありましたが、#28 土肥の3Pシュートや#5 近藤の連続得点などでリードを保ちます。ディフェンスでは#18 桐野が相手にアンスポを誘発させてチームを盛り上げます。序盤から攻撃と守備のリズムがかみ合った広島大学が23-17の6点のリードでこのピリオドを終えました。
2Qは1Qとは異なり、ピリオド開始から膠着した展開が続きました。開始約3分両チームに得点がありませんでした。なかなかシュートが入らない中でも#16 辻角、#18 桐野が果敢にアタックしてフリースローを獲得します。しかし相手の勢いを止めることができずに一時期同点にまで迫られます。 苦しい時間帯でも最後は#28 土肥が3本のフリースローをしっかりと決め切りました。粘り強く戦い、このピリオドだけで10本近くのフリースローを得た広島大学が36-33の3点のリードを持ってハーフタイムへと入りました。
3Q、#18 桐野の3Pシュートで始まりました。しかしここから山口大学に2-11のランをつくられて、最大3点のビハインドを背負うことになります。逆転された広島大学でしたが、タイムアウト明けから冷静さを取り戻します。#28 土肥の得点や#16 辻角のアンドワンですぐさま逆転します。ゴール下での#25 柳生のリバウンドも光り、山口大学に気持ちよくバスケをさせません。ピリオド終わりには交代で入った#6 小川が3Pシュートを決め切り、ベンチも最高の盛り上がりで最終ピリオドを迎えました。
4Q、苦しい3Qを乗り越えた広島大学のシュートが入りだします。開始早々に#18 桐野がタフなシュートをねじ込みます。ここから#11 小杉の3Pシュートが爆発します。このピリオドだけで4本もの3Pシュートを含む14得点を挙げる活躍で、山口大学を突き放します。また、#16 辻角のアンドワンを含む連続得点などもあり、流れを完全につかみます。試合終盤には#34 岩田が着実に得点を重ね、山口大学の猛追をかわしました。苦しい時間帯も一人一人が自分の役割を徹底し、チーム全体で乗り越えた広島大学が81-66でインカレ予選3戦目を勝利しました。
スコア上位
#34 岩田希巳 27得点
#28 土肥映斗 16得点
リバウンド上位
#34 岩田希巳 15本
#25 柳生大翔 9本