それぞれのエッセー[04]
過去にこだわって前に進めないことはありませんか?
それぞれのエッセー[04]
過去にこだわって前に進めないことはありませんか?
ある日、飛行機でハワイに向かっていました。もうすぐハワイ上空というところで機長アナウンスが入ります。
「実は、着陸訓練のとき風邪をひいて授業を休んだので着陸方法がわかりません。」
それを聞いた乗客は、驚き、慌てふためくでしょう。
しかしその時に、なぜ機長が授業を休んだか?誰に風邪をうつされたからか?その理由を探って意味があるでしょうか。
原因がわかれば、今、目の前にある問題は解決するでしょうか。
それよりも、乗客の中で着陸方法を知っている人を探す、管制塔に指示を仰ぐ、など、これから着陸するためにできることを始めるほうが、よほど有益です。
私たちは、もうすでに困っているときに、過去のことを人に説明してわかってもらおうとしたり、どうしてこうなったかを一生懸命考えたりします。
「親のせいで私はこうなった…」「あの時成功していればこんなことにはならないのに…」
今現在うまくいっていないことの理由を、過去にさかのぼって探します。
しかし、過去をどんなに分析しても、過去に戻ってやり直すことはできません。
問題なのは「過去に起こった出来事」よりもむしろ「過去の出来事のせいで今の自分はダメなのだ」という考え方のほうではないでしょうか。
もし仮に、現在が充実して輝いている毎日になればなるほど、過去に起こったことが気になる度合いは減っていきます。過去の事実そのものは変わりませんが、過去の見方は変えられるのです。
あのことがあったせいで、今の自分はダメ。
あのことがあったおかげで、今の自分は輝いている。
これから先、どちらの人生を生きるかは自分で選べます。
過去と他人は変えられませんが、自分と現在はいくらでも自分の選択で変えられます。
今まで過去に向けていたエネルギーを、これから先の人生のために使ってみませんか。
●profil●201207
マイナスだと思っていたことが、ある日プラスに転じるという体験は、ほんの少しの勇気と努力で誰でも手に入れられます。興味のある方、一緒に学びましょう^^