陣キャラ紹介

白亜 芽雨(はくあ がうら)

▼HO1〜変化への悲観者

土場 豊(つちば ゆたか)

▼HO2〜正義の遂行者 

凡内 (おおち みさお)

▼HO3〜真実の探求者 

白亜 芽雨

「僕かい?僕はコマンドプロンプト環境がなければなんの役にも立たんぞ。だが...できる限り迷惑にはならないよう善処しよう。
しかし、まぁ10分に1回は休憩を取ることを推奨しとこうか」

「まぁまぁ待ちたまえ。落ち着いていこうじゃあないか。話し合えばきっとわかるはずだぁ。
......うん。そうだな。それじゃあ、僕はここらへんで退散させてもらうとしよう。あとは任せたぞ諸君」

「僕は...あま..り...体力がある方ではないのだよ.... 少し歩調を合わせることはできないのかね..」


■基本情報

フリーランスのホワイトハッカーとして働く女性。名義はGaw。
人前で仕事は一切せずオンラインでのやり取りがほとんどなため、実際のGawを見た人はほとんどいない。
その文面から依頼主のほとんどからは男だと思われている。

どんなに対処が難しいサイバー攻撃にも対応できる天才ハッカーとして界隈だとかなりの有名人。

食に興味がなくあまり食べないため、かなり小柄。そのため子供によく間違われる。
間違われること自体は美味しいと思ってるので、交渉として使えそうだったらそのまま訂正せずにバブみを求めて子供として振る舞う。
割と楽しんでいる。人と会話すること自体は楽しいので好き。

食べ物は必要最低限の栄養を摂取するものといった認識。料理がド下手で細かな作業は苦手。
また、部屋に引きこもっていることがほとんどなため、とにかく体力がない。

運動をしたらすぐに筋肉痛になる。


●友人情報

8年前からインターネット上で陽晴(ひなり)という女性と出会う。
陽晴とは基本通話で会話を行っているため、実際の彼女と会ったことは一度もない。
しかし、同じ趣味を持つ芽雨にとっての唯一の友達だった。

部屋での作業も多く引きこもりがちの芽雨だったが、アグレッシブな陽晴の影響から外に出るようにもなり、人と会話することも楽しくなるようにもなった。

そんなある日、陽晴から「リアルで会わないか?」と相談を受けた。
芽雨としても、一度陽晴とは会ってみたい気持ちがあったが、8年間顔も知らずに話していた彼女と実際に会うのが、急にこわくなった。
嫌われたらどうしよう、こんな自分を見て幻滅するのではないかという大きな不安があった。

待ち合わせの時間に芽雨は行かず、それ以来ぎこちない関係が続いている。

嘆願書はこちら

■シナリオ後の顛末

覚醒世界の親友の陽晴の自宅に会いに行った。
同時に陽晴からも、ひとりで抱え込んでしまったこと、嘆願書を出して心中を図るような真似をしたことを謝られた。
それを聞き、芽雨自身も陽晴に対して会いに行けなかったこと、悩みを抱え込ませてしまったことを謝った。

そして今後も一緒にゲームを作っていくことを約束し、改めて友情を深めた。

土場 豊

「私はこの仕事に誇りを持っています。この仕事で皆様の生活が豊かになって笑顔が増えることがとても嬉しいんです。」

「小学生の時にエスケルに職場見学に来た際は感動しました。大人になって採用していただけてエスケルで働けてよかったと思っております。」


■基本情報

農林業を営む家系で育つ。
気候変化によって食糧不足になった際の話は祖父母からよく聞かされていた。
どうにかできないかと色々試行錯誤したらしいが気候変動の中で農業を続けて行くことが中々難しかった。
林業の方も次第に衰えを見せていく。

子供の頃、育てた野菜や肉が生命を失っていくのを見た時や秘密基地としてよく行っていた裏山が朽ちていく姿に
何もできない自分の力の無さにとても悲しい気持ちになったことを今でも鮮明に覚えている。

何か力になれることはないかと両親や祖父母に農業のノウハウを教えてもらったりしていた。
そんな努力も空しく家も段々と蓄えていた食糧が減り、いよいよ生活が困難になりかけた時、エスケルが現れた。

豊が12歳の時だった。エスケルの奇跡の技術が豊には魔法のように映った。
大人になったら絶対エスケルで働くのだと、これからの勉強や経験を生かして皆の助けになるんだと心に決めた。
祖父母は今でもエスケルのことを神様だと言っている。

後に農業科がある学校に進学し、必要な技術と知識を学ぶこととなる。
知識としてはあるが手先の器用さは並みのため実技の成績はあまりよくない。

土地が豊かになったことにより、両親は酪農を始め牛のお世話をするようになったが、
搾乳中に蹴られそうになったりすることも多いためいつでも対応できるようにと体術も習うようにしている。

動物も好きなので最近はエスケルのアニマルセラピーも任せてもらえるように日々仕事をしながら勉強中。


■シナリオ後の顛末

覚醒世界に戻った後、社長(セージ)が悪い印象に残らないように、怪しい宗教団体には気を付けるようにと社内メールを残しつつ、
司令塔を失ったエスケルの仕事に奔走していった。

社訓は「自分の大事な奴は自分で守ること」。

凡内の元に、調べたエスケルに関する内容などを渡した。
その際、凡内の家に住むハルに算数を教えたりしつつ、
日常を過ごしていくこととなった。

凡内 操

「好きなものは会話ができるマスメディアと金になるネタだ」

「行方不明事件についてなにか知ってるか?…あっそ、知らないならお前に興味はねえな」


■基本情報

「目的のためなら手段を選ばない」とその界隈では有名な胡散臭いジャーナリスト。
長く伸びきった髪をひとつに結っており前髪で目も隠れている。

ピースを好んで喫煙しているヘビースモーカー。
集中していると銜え煙草をしながらノートパソコンに向かい一日で1~2箱は空ける。
煙草の銘柄はキャメル。

金になるのであれば多少の汚い仕事や危険なところにも赴くような性格で、
口が悪いため人に好かれるタイプではないが、仕事は出来て口もうまいので対人能力は割と高め。
自身の知りたい情報を知っていたり、金になりそうな面白いことがあれば、首を突っ込み協力的になる傾向がある。


●婚約者について

3年ほど付き合っていた恋人の「長谷野響子(はせの きょうこ)」(30歳)が半年前に行方不明になった。
その日は付き合った記念日でディナーをとったあとプロポーズをした。
彼女に「婚約指輪」を贈り、彼女は涙ぐみながら頷いた。だが、その後彼女と顔を合わせることはなかった。

それまでは真っ当なジャーナリストでまだそこまで名も売れていなかったが、
仕事の建前で彼女を探し、そのためにありとあらゆる手を尽くしていた結果有名になってしまった。

彼女との間には「危険なことはしない」や「他人を不幸にしない」などいくつかの約束があったが、
彼女を探し出すためにほとんどを破ってしまっており、破る際には「ごめん」と口に出している。


彼女との約束で唯一「人殺し」だけはしていない。


■シナリオ後の顛末

覚醒世界に戻った後、ハルと生活を共にすることとなる。
初めはハルに対してどのような感情を向けるべきか、どのように対応すべきか悩んでいた。

けれど響子の面影を残しつつも、懸命に生活になじもうとする姿に、彼自身も少しずつ生活に慣れていった。
そんな彼の家には、婚約者である響子と自身のツーショット写真の他に、新たにハルとのツーショット写真が
加えられ、寄り添うように並べて飾られていた。