小林ゼミのページです(現在準備中)。
教員は、東京農業大学 生物産業学部 自然資源経営学科 地域観光研究室に所属しています。
入学を希望する高校生は、東京農業大学生物産業学部(北海道オホーツクキャンパス)自然資源経営学科の受験をご検討ください。
★当学科1年生で次年度からの配属を希望される方は事前に必ず研究室(5号館3階)をお尋ねください。
具体的な研究テーマについて相談したいと思います。
【研究室プロジェクト】
北海道オホーツク海沿岸や根室海峡では、メンメ(標準和名:キチジ)という高級魚を底延縄や底刺網という漁法で漁獲しています。しかし、刺網には対象種以外にも様々な深海魚や頭足類(イカやタコの仲間)などもかかってしまいます。これを混獲といい、混獲された魚類や頭足類は網から外れたり、投棄されたりしています。私たちは底刺網漁によりどのような種がどれくらい混獲されているのかを調査しています。
知床羅臼沖では 10年ほど前から数頭のマッコウクジラが底刺網漁船に付き纏うようになりました。どうやら網から外れたり投棄されたりした深海魚やイカなどを食べているようです。私たちは、船上からの観察の他にドローンや水中マイクを使って、この付きまとい行動について調査を進めています。
漁船に付き纏う行動は一部の個体の間で徐々に広まっています。このように社会的学習によって獲得される行動を文化的行動と呼びます。私たちは漁船への付きまとい行動がマッコウクジラの個体間でどのような経路で広まっているのかを調べています。
【調査員募集】一緒に研究をする仲間を募集しています!
マッコウクジラの個体識別調査、鳴音調査、ツチクジラ類の分布・生息地利用パターンの調査
ホエールウォッチング船利用客へのアンケート調査(顧客属性、満足度、経済効果)
時期:4月中旬〜10月下旬(不定期で実施)
場所:知床半島沖の根室海峡(羅臼町)
ナガスクジラなどの鯨類の分布・生息地利用パターンの把握のための目視調査
時期:4月中旬〜10月下旬 時間:6:00~8:00(荒天時は中止、土日祝は不定期で実施)
場所:美岬牧場(網走市字美岬)
興味がある学生はメール(hk207824(at)nodai.ac.jp)で連絡、もしくは5号館3階の小林研究室まで直接お越しください。
※既に他の研究室・ゼミに配属されている学生、他学科の学生は必ず事前に指導教員の先生に許可を得てからお越しください。
<教員>
小林 駿 -Hayao Kobayashi
研究テーマ:大型ハクジラ類(特にマッコウクジラ)の生態と行動、社会構造、ホエールウォッチングが鯨類に及ぼす影響に関する研究
<2025年度>
学部3年生(B3) 4名
<研究テーマ>
・日本国内のホエールウォッチング業のSNSマーケティングに関する研究
・羅臼町の底刺網で混獲される中深層性魚類とその有効利用に関する研究
・北海道道東地域のキャンプ場の顧客分析と経済効果に関する研究
・羅臼町の冬季(流氷・バードウォッチング)クルーズの持続可能な経営に関する研究
学部2年生(B2) 8名
<2024年度>
B4
藤原 杏芳 -Kyoka Fujiwara
研究テーマ:持続可能なホエールウォッチングに向けた研究 〜羅臼町の観光船を例に〜 卒業論文優秀賞, 卒業生総代
インタビュー記事(一般社団法人キャリアビジョン協会のHP)
※生物産業ビジネス研究室 菅原ゼミ所属