ゼミについて・本研究室志望の方へ
研究室志望の方へ
本研究室に入るためには、兵庫県立大学大学院緑環境景観マネジメント研究科(専門職大学院)に入学する必要があります。淡路島のゆたかな自然の恵みを享受しながら、神戸への利便性を活かし、都市と農村両方を研究できるフィールドに恵まれた環境です。学生は全寮制のため、キャンパス内の寮に居住することになります。
研究室選択・配属は、修士1年時に保全管理領域・活用デザイン領域・施策マネジメント領域の知識・技術を学んだのち、修士2年進級時になります。「実践演習」という科目のもと研究またはプロジェクト、アート作品のいずれかを選び、取り組んでいくことになります。1研究室あたりの配属人数は3名程度までです。
興味のある方は下記入試情報をご覧ください。通常、7~10月と、12月に入試が実施されます。2月に3次試験が行われることもあります。
指導方針
自分で試行錯誤をし、課題を探し出す能力が修士課程に身に付けるべきものと考えていますので、文献の探し方や調査ペースなどの指導はしますが、自分でどんどん動ける学生に合っています。逆に、テーマを与えてもらいたい方、手取り足取り親身に教えてほしい方は向かないと思います。
教育はプライオリティを置くことのひとつではありますが、指導教員の研究者キャリアは比較的序盤です。よって、教員自身が多くの学務や学会仕事、自治体の審議会委員等をしつつ(おそらく学生の皆様が想像する以上の量です)、フィールドに出て研究をし続け、論文をたくさん書かなければいけない都合上、いつでも相談に応じ細かに面談して、ということも正直なところなかなかできません。一緒に走れるか、背中を見て学べる人向きかもしれません。
上記のような方針のため、少し他研究室の学生よりは進みが遅くなる可能性があります。それでも、指導を受けたいという熱意のある方にはきちんと成果を上げられるよう、向き合います。1年しかない短い期間ですが、学会発表もなるべくしていただく方針です。
テーマ優先で指導教員・研究室を選びたい声が多いですが、教員との相性もとても重要なので、よく事前相談をしてから指導を申し込んでいただけるようお願いします。
指導可能なテーマ例
基本的には自分自身が取り組みたいテーマを探し出してもらいますが、下記のようなテーマを指導可能です。
空き地を活用した緑地の意義(コミュニティ活性化、高齢者や移民・難民、障害者の居場所づくり、防災・減災など)
農地の新たな活用(新しい農業や市民による利用など)
公園緑地の再編、新たな活用
食料システムの見直しに向けた取り組み(子ども食堂、フードバンクの運営など)
グリーンインフラとしての緑地のデザイン・管理(気候変動を見据えた猛暑・雨水対策など)
アフターコロナの緑を活用したライフスタイル(貸農園、森林レンタルなど)
国内外の土地利用計画や緑地計画の動向
今後の予定
2024年度 施策マネジメント領域ゼミ(複数研究室合同)
4/18(木)
5/16(木)
6/20(木)
7/18(木)