＜略歴＞

NHKドラマディレクターを経て、ニューヨークでメディアや芸術を通して異文化交流を行うNPO（非営利目的組織）「TEMPO I CORPORATION」を主宰。映像や舞台芸術の制作と演出に従事。2014年4月より、近畿大学文芸学部芸術学科舞台芸術専攻教授として、舞踊、演劇の理論と実践、文化政策、等を教えている。

代表作に、バレエ作品『清水寺音舞台』『東寺音舞台』『醍醐寺音舞台』、毎日放送開局40周年記念ミュージカル『ハーレム・シンフォニー』、神戸アーバンリゾートフェア参加作品『ハーレムキッズ・シンフォニー』、演出家ピン・チョンと共同で演出し,ＮＹシアターワイアー批評家賞を受けた『SECRET HISTORY』、読売演劇賞優秀賞の『ガイジン』等。

他にＮＨＫ、民放各局のドキュメンタリー番組制作や文化庁日米舞台芸術交流事業、国際交流基金Performing Arts JAPANの企画・運営なども手がける。

2002-2005年には、京都造形芸術大学にて客員研究員を経て芸術学部助教授、兼、芸術教育研究センター副センター長として、親と子と学生が学ぶ芸術と自然の教育・研究機関『こども芸術大学』をプロデュース。

その後、米国シアトルでＮＨＫの番組制作に協力。2008年、ニュージーランドに移り、オークランド大学国立創造芸術産業研究所博士課程にて教鞭をとりながらニュージーランド先住民族マオリの舞台芸術「KAPA HAKA」の研究を始める。

2012年、オークランド大学教育学部博士課程に移籍、研究を継続しながら国内外の学会で発表。2011年には国立マオリ研究財団の支援を得た。アオテアロア・ニュージーランドでは、マオリの舞台芸術KAPA HAKAの第一人者、ガポ・ウエヒ博士に出会い、3年間師事。

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大阪桃山学院高校在学中に交換留学生として、ミシシッピー州にあるSt. Andrew’s Schoolに留学。筑波大学比較文化学類卒。またその間も、文部省留学生として渡米、ニューヨーク州立大学演劇学部及び音楽学部、ニューヨーク大学演劇教育学部、アメリカン・ダンス・マシーンにてダンスを学ぶ。

コロンビア大学教育大学院にて教育学の大家で、芸術教育と民主主義教育の重要性を説くマキシン･グリーン教授に師事。芸術学修士(芸術教育学専攻)。

2015年6月、オークランド大学よりPhD in Education （教育学博士号）を授与される。