❯ 5.1 NumPy 配列
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☷ コード資料 5m
NumPy(Numerical Python)は、配列や数学演算を扱うためのライブラリです。通常、npという略称でインポートされます。
NumPyの配列オブジェクトはndarrayと呼ばれ、リストに比べて最大50倍高速で、多くのサポート関数を提供しています。
np.array():
リストやタプルをndarrayに変換。
次元とは、入れ子になった配列のレベルのことです。
array.ndim
arrayの次元を返す。
0次元配列:数字やスカラー
1次元配列:数字を含むリスト
2次元配列:リストを含むリスト、行列
array.shape
(2, 6) のようなタプルとしてarrayの形状を返します。
array.size
arrayの要素数を返します。
rangeと同様に、NumPyにも簡単に数字の羅列を生成できる関数があります。
np.arange(num):
0からnum-1までの整数を返します 。
np.arange(minnum, maxnum):
minnumからmaxnum-1までの整数を返します。
np.full(shape, fill_value):
与えられたshape(例えば(2,3)や2)にfill_valueを詰めた新しい配列を返します。
np.empty(shape):
与えられたshapeに新しい・値が入っていない状態の配列を返します。
round(num)を使用すると、数値を小数第num位まで丸めることができます。
NumPyには、乱数を扱うためのrandomモジュールが用意されています。
np.random.rand():
0から1までのランダムな浮動小数点数を返します。
np.random.randint(num):
0からnum-1までのランダムな整数を返します。
np.random.randint(minnum, maxnum):
minnumからmaxnum-1までのランダムな整数を返します。
追加の引数size=shapeを加えると、与えられた形状のランダムな配列を返します。