すべてのキー、値、またはすべての項目を取得するには、以下のメソッドを使用します。
keys():
辞書内のすべてのキーのリスト。
values():
辞書内のすべての値のリスト。
items():
辞書内の各項目をリスト内のタプルとして返します。
辞書をforループ内で直接使用することはできませんが、keys()やvalues()を使用して、辞書のキーや値をループ処理することは可能です。
キーと値の両方を同時に取得するには、items()を使ってループ処理を行います。
2つのタプルやリストから辞書を構成するには、まず空の辞書を作って、インデックスの割り当てやupdate()を使ったforループで項目を追加していきます。
リスト内包と同じように、辞書の内包もできます。大括弧[]の代わりに中括弧{}を使って表現をグループ化します。
プログラミング言語Pythonには4つのコレクションデータタイプがあります。
リスト:順序あり、変更可能、要素の重複は可能。
タプル:順序あり、変更不可、要素の重複は可能。
集合:順序なし、変更可能、要素の重複は不可。
辞書:順序あり、変更可能、要素の重複は不可。
コレクションタイプを選択する際には、そのタイプの特徴を理解しておくと便利です。特定のデータセットに適切なタイプを選択することは、効率やセキュリティの向上にも役に立ちます。