❯ 3.2 集合型
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推定完了時間
❲▹❳ 動画 7m53s
☷ コード資料 5m
リストやタプルと同様に、集合は複数の項目を1つの変数に格納するために使用されます。集合は中括弧{ }で記述します。
数学の集合と同じように、集合には順序やインデックスはありません。また、集合には同じ値を持つ項目は1つしかありません。
集合にアイテムを追加するには、以下のメソッドを使用します。
add(item):
itemを集合に追加。
update(iterable):
iterable(集合、リスト、タプルなど)の複数のアイテムを集合に追加。
集合の要素を削除する方法は、リストの場合とよく似ています。
remove(item):
集合からitemを削除。
pop():
最後の項目を削除。集合は順序付けされていないので、どのアイテムが削除されたのかに注意しましょう。
集合にのみ適用できるメソッドがいくつかあります(タプルやリストには使用できません)。
difference(set):
2つ以上の集合の差集合。
symmetric_difference(set):
2つの集合の排他的論理和集合。
intersection(set):
2つの他の集合の積集合。
union(set):
2つ以上の集合の和集合。
集合は同じ要素を複数持つことができないので、リストやタプルから重複する値を削除したり、和集合や積集合などの操作を行うのに便利です。
set()を使えばリストやタプルを簡単に集合に変換することができ、リストやタプルのようにlen()を使って集合の長さを調べることもできます。
集合内のアイテムは、インデックスやキーを参照してアクセスすることはできません。
in演算子を使い、指定した値が集合内に存在するかどうかを尋ねるforループを適用できます。エラーを解決するには、3 行目を削除しましょう。