互心縄講習では、
受講者(縛り手)・講習モデル(受け手)のどちらにとっても、
落ち着いて参加できる進行を大切にしています。
ここでは、当日の基本的な流れを紹介します。
※講習内容や人数によって、多少前後することがあります。
開始時刻の少し前を目安にお越しください。
到着後、簡単な挨拶と全体の流れを共有します。
初参加の方には、簡単な説明を行います
分からないことがあれば、この時点で質問できます
講習に入る前に、
体調や身体の状態について確認を行います。
主に以下のような点を共有します。
今日の体調
避けたい姿勢や動き
痺れやすい部位
不安な点や気になること
このヒアリングは、
受講者・講習モデルのどちらにとっても大切な時間です。
いきなり縛り始めることはせず、
姿勢や可動域を軽く確認しながら、身体を慣らしていきます。
立ち姿勢・座り姿勢の確認
肩や腕の動きの確認
呼吸の様子
無理がありそうな場合は、
ここで内容を調整します。
講習は、
床での練習を中心に行います。
一本縄でのやりとり
姿勢の変化
縄が触れるときの感覚
縛り方の違いによる身体反応
進行中も、
痛み
痺れ
違和感
不安
があれば、その都度、縛り手と共有してください。
止める・ほどく・やり直すことは、講習の一部です。
※吊りプレイ(全吊り・半吊り)は行いません。
練習の最後には、
解く時間を含めてひとつの流れとして扱います。
縄を解きながらの確認
腕や身体の状態チェック
圧迫跡や疲労感の確認
解いたあとも、すぐに立ち上がらず、
身体の様子を見ながら進めます。
講習の最後に、
簡単なふりかえりの時間を設けます。
気づいたこと
良かった点
違和感があった点
受講者・講習モデルのどちらの声も、
次の学びにつながる大切な情報です。
互心縄講習では、
次のことを大切にしています。
我慢しない
無理をしない
違和感はすぐに伝える
「止めていい」「伝えていい」
そう思える空気づくりを、講習全体で心がけています。
講習は、
うまくいかせる場ではなく、
気づきを持ち帰る場です。
分からないことや戸惑いも、
そのまま持ち込んでください。