実技・理論講座は1日目の①16:00から17:30、②17:45~19:15の二部制で行われます。実技・理論講座から2講座を選択し、ご参加ください。定員がある場合は申し込み先着順になります。下記の定員は各回ごとの定員です。
なお、理論講座のみオンライン配信します。
(1) エネルギー・熱・教材用スターリングエンジン
~ものづくりへの挑戦~
稲森龍一(元鹿児島県立高校教員)
工業高校・機械科で流体・原動機の授業用教材として作ったものです。熱と運動エネルギーの互換性を可視できる例になる教材としても多くの方に使って頂きたいと思います。資源・環境問題・エネルギーや研究課題などのテーマとしても、危険性もなく教室や実験室でも使える教材として利用頂きたいと思います。
(2) 火花通信でLEDを遠隔コントロールしよう
荻野和俊(元大阪工業大学)
『実験で学ぶ通信の歴史』で紹介した火花送信と簡易コヒーラ(検波器)を使って、無線でLEDの点灯を行う実験器具を製作し、実際に体験します。19世紀の末に発見され、実用化された無線通信の最初は火花による通信でした。実験を体験する中で,通信法の発展について考えます。
(3) 「木工チャレンジコンテスト」における
寸法精度にこだわった工具の使用方法
鷲見壮一, 堀之内 将司(鹿児島県公立中学校教員)
「木工チャレンジコンテスト」は中学生が木材加工の技術・技能を競う大会です。さしがねによるけがき,のこぎりによる切断,平かんなによる部品加工,くぎ打ちによる組み立て,定規等による検査,紙やすりによる仕上げ作業が主になります。その中での工具の使用方法や寸法精度にこだわった加工法の紹介や意見交換を行います。