所内管理業務

作業環境測定

半年に一度、有害な化学物質が実験室の気中にどの程度存在しているか測定します。 作業環境測定士の資格を持つメンバーを中心に、特定化学物質(ホルムアルデヒド、クロロホルム)の測定や、外部委託の取りまとめを行っています。

労働安全衛生

衛生管理者の資格を持つ技術職員が、1週間に一度、すべての研究室の労働安全衛生を点検しています。重大な災害や事故には至らなかったものの直結してもおかしくないような事例を発見するために、ヒヤリ・ハット報告も行っています。現在、多くの技術職員が衛生管理者の資格を取得し、資格を持たない技術職員は衛生管理補助者として業務を行っています。

薬品管理システム

遺伝研では薬品管理システム(CRIS)によって、研究に用いる毒劇物の使用量、残量を管理しています。技術課は旧システムの運用及び現システムの導入に貢献し、現在はシステムと在庫の実査報告対応も行っています。

適用除外申請

特化則、有機則の一部適用除外認定申請について、新規立ち上げ研究室への説明、申請書類作成、労基署への提出などの申請手続き、および研究室廃止の際の認定取消手続きを行っています。

化学物質リスクアセスメント

薬品管理システム(CRIS)により算出された使用量に基づき、化学物質リスクアセスメントを実施しています。アセスメントの計画、実行、まとめ、委員会への報告を行い、化学物質による健康被害等のリスク低減へとつなげていきます。

動物実験委員会

本研究所における動物実験や動物の飼養保管を適正に実施するために報告や助言を行う組織であり、必要不可欠です。

動物実験委員会の運営に技術課は以下のように関わっています。

・委員会開催に関する資料・議事録等の作成

・動物実験等の手続き書類 対応窓口

遺伝子組換え実験安全委員会

3名の担当者で、管理部の研究推進チームと共同で業務を行なっています。主な業務は、遺伝子組換え実験計画書や遺伝子組換え実験室申請書の委員会審議における事務手続きであり、遺伝研で遺伝子組換え実験が適切に行われ、研究が進展していくことを支えています。

研究用微生物管理

年一回、文科省の依頼により、所内の病原性微生物等の保管・管理の徹底の確認、及び保有状況の調査をし、機構本部に報告します。