#1 キックオフイベント

#1 GEG Okayama キックオフイベント

文科省によって『GIGAスクール構想』が打ち出され、「1人1台端末」の活用によって「調べ学習」「表現・制作」「遠隔教育」「情報モラル教育」を充実させるとされています。

特に、この度の新型コロナウィルスの感染拡大が懸念される中、「遠隔教育」の実施は児童・生徒の安全を守るためにも絶対的に必要な項目です。「1人1台端末」やGoogle Classroomのようなプラットフォームがあれば、災害や伝染病の拡大などの非常時にすぐに「遠隔教育」に移行することができます。

また、「表現・制作」の具体例として「写真・音声・動画等を用いた多様な資料・作品の制作」が挙げられています。決してYouTuberを養成するわけではありません。海外では「ドラマ」という授業が非常に重要視され、言語能力や表現力が養われるとされています。特に動画の制作は、ドラマの授業に匹敵する学習効果があります。

さらに、テストの採点時間の短縮、情報共有による働き方改革、MAP等Googleアプリの利用によるアクティブラーニングなど、今の教員に必要なスキルを一気に学べる滅多にない機会です。もう「待った」はかけられません。このイベントへの参加をきっかけに、世界やアジア諸国からも大きく出遅れているこの国のICT教育をなんとかしましょう。「ちょっとのステップ」でいいのです!

日時:延期となったため未定です

場所:就実中学校・高等学校

対象:教育関係者

参加費:無料

後援:Google for Education Japan、㈱ラインズオカヤマ、ESN英語教育研究会


※ ハングアウトでの参加も可能です。※ 軽装でお越しください※ 貸出し用のChromebookを合計80台まで準備します※ 持ち込み端末は校内Wi-Fiに接続できません※ 個人のGmailアカウントをあらかじめご用意ください※ 申込みフォームでご希望のワークショップを選択していただきますが、機材や人数の都合上ご希望に添えない場合もあります

★ 第1部

13:00 受付開始

13:30 開会の挨拶

13:40-14:20 ICT放談会 ― 野中先生を囲んで2019年度のICT教育を振り返り、2020年を占う


<特別ゲスト 野中 潤 先生プロフィール>都留文科大学文学部国文学科教授。情報センター長・附属図書館長。著書に『学びの質を高める! ICTで変える国語授業―基礎スキル&活用ガイドブック』(明治図書)、『横光利一と敗戦後文学』(笠間書院)など。GEG Fujiリーダー(Google Certified Innovator)。Edcamp オーガナイザー。

14:20-15:40 各地GEGリーダーからの応援メッセージ


「GEGってこんな集団」 ― GEGを一言で表現すると?「最近見つけた生徒のたから」― 最近の中で特に面白かった実践を紹介

内容

★ 第2部 ワークショップ 15:50-16:50 

Chromebook初級者から上級者まで、どんな方にも対応できるよう準備を進めています。GEG Hiroshimaから、リーダーの今田先生も応援に駆けつけてくださいます。どのワークショップでも、最初の15分間で日頃の授業での実践内容をお見せします。⑦に入られた方は、すべてのワークショップのツアーができます。滅多にないこのチャンス、しっかりChromebookに慣れて新年度を迎えましょう!

①共同作業で仕事効率アップ!G Suiteの基礎

G suiteやChroomebookについての話を職員室で聞いていると「授業や部活動でどのように利用していいか分からない」「ファイルの共有って何?」「ごちゃごちゃしていてなんか分かりにくい」、そんな声をよく聞きます。まず初めの一歩として、「この」ワークショップで「同時に」「一緒に」ワークシートを作ってみませんか?先生方の疑問の一端が解けること間違いなしです!

(担当: 岡山高校 鳴川 啓輔・理科)

②Classroomで資料、課題を楽々配信!

クラウド上に仮想教室を作成するClassroomなら、教室に集わなくても授業ができます。そうした形態はもう少し先の話かもしれません(新型コロナウイルス問題などもあり、喫緊の課題になってきました)が、今までの教室の「当たり前」(=プリント配付、指名による発言、板書による発表、ワークシート回収など)は劇的に変わります。まずは「印刷・配付・回収」や「プリント管理」から教師も生徒も自由になるところから始めましょう。

(担当:岡山操山高等学校 平野 優・国語科)

③フォームでCBT、採点時間ゼロ!

アンケートを取るだけがGoogleフォームではありません。授業中にフォームで質問を投げると、今まで見えなかった生徒の頭の中が見えてきます。そして、極めつけは「テスト機能」を「ロックモード」にすること。ロック中のChromebookでは、フォームの画面しか表示されず通信もできません。CBTで採点時間ゼロ、いやテスト中に点数が出るのでマイナス10分です!!(写真は1月の課題考査の風景)

(担当:就実高校 海野 誠二・理科)

④動画で育むSTEAM教育!

STEM教育にアートのAを加えたSTEAM教育は、これからのグローバルな時代に必要とされる創造性・判断力・問題解決能力を養う教育です。動画作成という活動は、創造力をフル回転させるのでまさにSTEAM教育にピッタリです。生徒が作った百人一首の解説動画に負けないような動画を作ってみましょう! ご自分のiPhoneまたはiPadがあればご持参ください。Andoroidスマホの動画アプリでもご参加いただけます。

(担当:就実高校 光嶋 美香・国語科)

⑤アテレコ・アフレコでみんなイキイキ!

映画、スピーチ、説明動画などにアテレコをすると、自分が俳優や有名人になったような気分になれます。英語はもちろん、日本語の表現力も身に付きます。自分の作った動画やスライドにアフレコをすると、「他人に上手に説明する」という活動によって知識の定着も図れます。先生自身の説明動画も作って配信おくと、生徒の理解がより深まるかもしれません。何度も同じ説明をしなきゃ、ってこともなくなるかも??

(担当: 就実高校 姜 英徹・英語科)

⑥Google MapでアウトドアICTだ!

Googleマップって飲み会の場所を調べるものと思っていませんか?それじゃあもったいないです。Googleマップに少しの創造性を加えれば、無限に広がる世界につながります。簡単に行けない場所に行く。偉人たちが辿った道を辿る。世界の広さを感じる。なんだってできます。どんな世界につながるか一緒に考えましょう。

(担当:GEG Hiroshimaより応援団長 今田 英樹 先生・保健体育科)

⑦ICTなんでも相談コーナー 

最初の15分間で、他のワークショップのツアーを行います。それぞれの実践内容を見ていろんなヒントをつかみましょう!残りの時間は、GEG Fujiのリーダーで都留文科大学の野中先生、県立高校でICTを牽引されてきた岡山操山高校のベテラン小池先生を囲んで、ICTのことで日頃もやもやしていることを何でもぶつけてみましょう。きっと「よし、やってみよう!」と思いながら帰っていただけると思います。

(担当:GEG Fuji・都留文科大学 野中 潤 先生、岡山操山高校 小池 毅 先生)

★ 懇親会 18:00~