GSAS (Gambling Symptom Assessment Scale)

Gambling Symptom Assessment Scale (GSAS)は、Suck Won Kim博士、Jon E Grant博士、Marc N Potenza博士、Carlos Blanco博士、Eric Hollandar博士によって開発されたギャンブル問題の症状や重症度を多角的に測定する自記式尺度です。衝動の強さ、実際のギャンブル行動、ギャンブルを原因としたトラブルや精神的問題などからギャンブル問題の重症度を測定することができます。世界各国でギャンブル障害者の重症度を測定するために用いられている他、ギャンブル問題、ギャンブル障害の支援、治療の現場でも短時間で回答できる尺度として利用されています。

​各項目0~4点、12項目合計で0~48点の範囲をとり、合計点によって以下のように分類されます。

GSAS日本語版は、原版版権者のSuck Won Kim博士から承認を受けて翻訳され、日本の一般人口を対象にした研究で妥当性、内的整合性が確かめられています。


用途

ギャンブル問題の重症度のアセスメント

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開発論文 

日本語版版権者

Kengo Yokomitsu

尺度の利用

非営利目的の場合、GSAS日本語版は開発論文の引用を条件に、日本語版版権者への許諾依頼なしに無償でご利用いただけます。臨床での利用についても、日本語版版権者への許諾依頼は不要です。Webサイトやスマートフォンアプリへの組込みなども非営利目的であれば無償です。営利目的の利用をお考えの場合はお問い合わせください。

文責:横光健吾

最終更新:2024-07-30