運転解説

※BVEで運転する場合にのみ、参考にしてください。

始発駅では

運転台位置切換スイッチが折返し時では「後」になっているので、それを「前」に切換えます。切換るとATSの電源が入ります。プーとブザーが鳴るので、ATSリセットボタンを押してブザー鳴動を止めます(ここは再現なし)

ブレーキテスト

マスコンキーを投入し、逆転ハンドルを前にします。一度ブレーキを全部緩めます(Nの位置に持っていく)

ワンハンドル車の場合は全部緩めた後にブレーキ6ステップに動かします。その後はステップを一段ずつ下げていき、圧力計が動きブレーキ圧が下がるか確認します。

Nの位置まで到達したらブレーキ3ステップまで動かし、補償ブレーキ表示灯が点灯するかを確認します。

確認を終えたら非常位置に動かしてチェック完了です。

発車~加速

駅を発車する時は、衝動緩和のため力行1ステップに投入します(一気に5ステップにしない)1秒程度1ステップを保って、所定のステップまで動かします。

各ステップの説明

起動時、小移動時に使用。

側線からの出発時に主に使用します。

雨天の空転防止、抵抗制御による衝動を緩和したい場合にも使用。

抵抗制御車では直列最終段まで進段します。

雨天の空転防止、抵抗制御による衝動を緩和したい場合にも使用。

フルステップでは加速するとオーバーな場合(朝ラッシュで前が詰まる)時に使用します。抵抗制御車では並列最終段まで進段します。

通常加速に使用します。高速域まで加速します。


8000系以降のVVVF車においては、約50キロ以上時に力行1ステップまたは2ステップに投入すると定速制御が動作します。

勾配に関係なく速度を一定に保ちます。

惰行

加速をすると当然惰行をしないといけません。分岐器速度制限などが無い場合は赤丸で囲った時刻表にかかれている速度以下で運転をしてください。

加速オフ時は力行ステップをゆっくりとNステップまで移動させます。


信号の速度制限

進行現示以外表示器の速度より5キロ以下の速度で運転してください。

※阪急ATS表示器については、阪急路線データの中に同梱されているテキストをお読みください。

減速

ブレーキは停車している状態から動き出すのとは違い、乗ってる側としては揺れに対する備えがしにくいため、慎重に操作しましょう。

ブレーキを動かす時はコンマ5秒刻みで動かすなどを研究してみましょう。

阪急では見たところ一段制動階段緩めをしているようです。

ワンハンドル車ではブレーキ4ステップまで上げてから下げていきます。車両が停止する寸前にはマスコンをNステップにし、残圧停車を行います。

ブレーキをかける位置

阪急では停車駅手前にある○Pの標識を通過すると、高速パターンが動作します。高速パターンとは列車がオーバーランしないように停止させる距離に対してオーバースピードの時に、自動的に非常ブレーキを動作させる機構です。

○P標識手前には数字の上下に赤い線が入った標識が立っているので、そこを通過する時にブレーキ4ステップに投入されているようにブレーキをかけると上手に停車できます(場合による)

停止

駅に停止したらワンハンドル車では非常位置までマスコンハンドルを動かします。

ツーハンドル車ではブレーキを動かし弁圧力300kpa程度まで掛かるようにします。マスコンのレバーサを切にします。

ATS機能の説明

ATS入換

ATS入換は電車を車庫から出すとき、つまり入換表示灯がオレンジ色に点灯したときにバネ復帰型のNFBを操作することによって入換がONになります。

BVEデータではPageUpキーを押すことで作動します。阪急線のデーターでは高槻市引き上げ線と神戸線K704列車で新開地引き上げ線から電車を動かす時に使います。

ATS確認

ATS確認は停止信号を超えて列車を進行させる際や、保安装置に異常が発生した際に使います。

BVEデーターではHomeキーを押すことで作動します。阪急線のデーターでは今の所使う部分はありませんが、オーバーランして停止信号を超えた時に使うといよいのかもしれません。


喚呼

喚呼について


発車するとき

戸閉灯点灯確認し合図確認後、「合図良し、出発進行」

側線出発時は「合図良し、第○出発進行」

(○は閉塞番号)

または「出発進行」のみ。

閉塞信号確認

普通の閉塞は「進行」のみ歓呼。

確認歓呼する位置は次閉塞信号機を確認する前に確認した信号を大体すれ違ったところ。


通過駅

「○○ 通過」駅に差し掛かった時にもう一度確認する(2回確認)

○○=種別


停車

停車場手前の場内信号機に番号が振り分けられている場合は

「第一場内進行、注意、警戒etc...」

場内信号機を確認した後、編成両数を確認。


「○連、確認」

↑両数 ↑確認したら喚呼する