2025年の日本は戦後80年という節目の年を迎えました。戦争を直接知らない私たち若い世代にとって、「平和」は生まれたときから当たり前のように存在してきた価値です。しかし、戦争体験者が急速に少なくなりつつある今、私たち高校生が次の時代の担い手として、平和の意義を自分自身の言葉で考え、社会に発信することの重要性を強く感じています。
第14回全国高校生未来会議では、「戦後80年」をテーマに掲げ、高校生自身が平和や民主主義の歴史的背景を学び、現代社会におけるその意義や課題について議論を重ねました。その成果として「高校生平和宣言」を作成し、林官房長官へ直接お渡しすることができました。この取り組みは多くの新聞やニュースでも取り上げられ、私たちの声を社会へ届ける大きな一歩となりました。
 高校生平和宣言sinnbann.pdf
高校生平和宣言sinnbann.pdfDATE(本会議):
8/13
場所: 衆議院議員第一会館(予定)
参加費: 無料
参加資格: 中学3年生~高校3年生、またはそれに準ずる年齢
人数: 100~150名
たくさんのご来場ありがとうございました!
GUEST(敬称略、役職は当時)
政党代表者演説会(役職などは当時、敬称略)
玉木雄一郎(国民)
伊勢崎賢治(れ新)
河西宏一(公明)
梅村みずほ(参政)
泉健太(立憲)
大空幸星(自民)
ラサール石井(社民)
本村伸子(共産)
政党代表者演説結果
午前中には、各政党の代表者による演説が行われました。今回のテーマは「平和」であり、それぞれの登壇者が自らの視点から、平和を守るためにどのような取り組みが必要か、また若い世代にどのような期待を寄せているかについて熱く語ってくださいました。高校生たちは真剣に耳を傾け、演説の内容や話し方に触れる中で、多様な考え方や価値観に触れる貴重な機会となりました。
演説の終了後には、高校生一人ひとりによる投票が行われ、その結果をもとに順位を決定しました。結果は閉会式にて発表され、会場全体が盛り上がる瞬間となりました。単なる聴講にとどまらず、実際に自らの判断で投票するという過程を経験したことで、政治や社会に主体的に関わる意識を高めることができたのではないかと感じています。
なお、今回は日本維新の会と日本保守党、チームみらいにも登壇をお願いしておりましたが、調整の都合によりご参加いただけませんでした。それでも、多様な政党の代表者から直接お話を伺うことができ、高校生にとって非常に学びの多い時間となりました。
高校生×議員交流会(敬称略)
初鹿野裕樹
(参政党)
波多野翼
(立憲民主党)
大空幸星
(自民党)
森洋介
(国民民主党)
北村晴男
(日本保守党)
西岡義高
(国民民主党)
佐々木ナオミ
(立憲民主党)
梅村みずほ
(参政党)
松尾あきひろ
(立憲民主党)
馬場雄基
(立憲民主党)
かさい宏一
(公明党)
福島みずほ
(社会民主党)
本村伸子
(日本共産党)
吉川里奈
(参政党)
TIME SCHEDULE
ー タイムスケジュール ー
-9:00 | 受付・開会式
9:10-11:50 | 政党代表者演説
12:00-13:00 | 高校生×議員 交流会
13:00-17:39 | 高校生平和宣言作成
17:30-18:00 | 高校生平和宣言提出
18:00-19:00 | 閉会・参加者交流会
戦後80年企画では、本会議の開催に先立ち事前研修を実施しました。
 各方面から有識者をお招きし、戦争と平和についての理解を深める講義やディスカッションを行い、参加した高校生がより深い知識と多角的な視点を得る機会となりました。
本会議には事前研修の参加を必須とせず、事前研修のみの参加も可能としていましたが、実際には事前研修を経た高校生が中心となって議論に臨み、その学びを活かした活発な意見交換が行われました。