8/13(土)
福井県医師会館で医療者向けの研修会を開催し、70名以上の参加がありました。安川病院理事長安川医師より、「高齢者施設等感染対策向上加算」について、地域連携を含めたお話がありました。次いで宮田感染管理認定看護師より「感染対策の基本」についてお話があり、復習がてら個人防護具の着脱を行いました。着脱の際は、8名の感染管理認定看護でフォローし、N95マスクの着脱方法やシールチェックなど確認を行いました。最後に、参加者の施設の図面を用いて、ゾーニングについて話し合いました。各施設の利用者さんや患者さんの特徴に応じてゾーニングが考えられていました。また、ほかの施設からも「自分のところではこうしているよ」といった意見交換が活発にされ、情報共有・情報交換の場になり、話し合う時間が足りなかったくらい白熱していました。
12/14(土)
福井市のショッピングシティ・ベルで地域住民向けにイベントを開催しました。テーマは昨年同様「カゼからカラダを守るには」とし、カゼと抗菌薬、薬剤耐性菌に関するポスターを掲示し、実際の細菌を見てもらう顕微鏡コーナーや、医師への相談コーナーを設けました。
掲示したポスターを見ながら、抗菌薬(抗生剤)がカゼに効かない理由、薬剤耐性菌の怖さを説明すると、「知ってるよ、ちゃんと(処方された薬は)飲まないとダメなんだよね」などと子どもたちから反応がありました。
顕微鏡コーナーでは、子どもから大人まで顕微鏡をのぞき、「見えた!」「こんな形なんだね」など楽しそうな声を上げ、「本物を見ることはないから良い機会になった」と体内にいる細菌等を身近なものとして感じたのではないかと思います。
相談コーナーでは、2歳の子どもから「カゼをひかないためにはどうしたらよいの」と聞かれ、「外出後の手洗いと、よく食べてよく遊びましょう」と答えている小児科医師の姿も見られました。そのほか、様々な年齢の方から健康相談やお薬のことなど相談に答えていました。
参加者からは「子供も体験してバイ菌を学べたのでよかった」「普段お医者様にかかっているけど、あまり薬情シートを見たことがないので、これから見ておこうと思います」といった感想をいただきました。
8/19(土)
市立敦賀病院で医療・介護施設等の従事者を対象に研修会を行いました。最初に、敦賀医療センターの隨原感染管理認定看護師から、「感染症が発生した際の影響を最小限に留めるために~普段からできること~」と題して、新型コロナウイルス感染症以外の感染症や、感染症発生時にどのようなことを必要とされるのかなど、経験を交えた講演がありました。講演の中で、個人防護具の着脱訓練や、自施設でのゾーニングを話し合うグループワークもあり、より実践的な内容の研修会となりました。
参加者の中には、今まで実際に行ったゾーニングを紹介し、どのように考えてゾーニングしたのか、苦労した点などを交えて話される方もいました。また、今までゾーニングを行ったことがない方は、他施設の考え方や工夫した点や感染管理認定看護師の発言内容をメモを取っていました。
2023/12/17(日)
福井市のショッピングシティ・ベルで地域住民向けにイベントを開催しました。テーマは「カゼからカラダを守るには」とし、ポスター展示コーナーでは、カゼと抗菌薬を中心に、感染対策の方法を含めたクイズを、顕微鏡コーナーでは実際の細菌を見て、細菌名を当ててもらうクイズを行いました。また、医師への相談コーナーも設け、10代から70代以上と幅広い年齢の方の相談を受け付けました。
参加者にカゼに抗菌薬は聞かないことや、抗菌薬は最後まで飲み切るようお伝えすると、「よくなったら薬をやめて、とっておいたわ。次からしないようにするね」と驚き、正しい抗菌薬の使い方を学んでいました。また、顕微鏡コーナーでは、子どもたちが熱心に細菌を見つけようと覗き込んでいました。また親御さんも「今まで実物を見たことなかったから、見れてよかった」との感想が聞かれました。
10/29(土)
福井県立病院で医療従事者を対象に行いました。最初に、福井大学医学部附属病院感染症学講座の酒巻教授にて「COVID-19から学んだこと」と題して新興感染症への学びと備えについて講演があり、次いで個人防護具の着脱訓練を行いました。
70名を超える参加がありました。講演では、実際の患者対応や訓練の映像や、現場の声からの学びが多く、参加者はメモを取って聴講していました。また、全身を覆う高レベル防護具の着脱では、きたる新興感染症に向けて真剣に着脱方法や注意点を聞き、訓練していました。
12/3(金)
医療施設(福井市内)で、新型コロナウイルス感染症に関する基本的知識や、最新情報(オミクロン株など)の講義、シミュレーションでの感染対策の検討実施。
12/5(日)
エルパで感染症対策の普及啓発活動(手洗い体験やマスクのフィットテスト、HIV予防啓発)の実施。
12/18(土)
福井新聞社 風の森ホールで、県民のための感染症セミナーを共催し、感染症対策の普及啓発活動(参加者にマスクと感染症に関するパンフレット配布)の実施。