デッドラインヒーローズ・キャンペーン

ミラーリング・ワールド

【全体事前情報】

■全四話

■主な登場組織：鏡面迷宮、フォーセイクン・ファクトリー
G6、ブラックジャケット

■オリジナルヴィラン要素：弱

■世界観の独自解釈要素：弱

■傾向：シリアス、ヒロイック、マルチバース

■GMに要するルールブック

・基本ルールブック（以下R1)・学園マッドネス（以下R2)・ファインド・ウィークネス（以下D2）・ノー・モア・ワールズ（以下D5）・ブラックジャケットRPG（以下BJR）

■PLのストーリー理解にあると便利なサプリメント等

・ファインド・ウィークネス（以下D2）・ブラックジャケットRPG（以下BJR）

■キャンペーン概要

　異世界から来たハービンジャー、足を洗いたい闇医者。　そして、記憶喪失のエンハンスド。　交わるはずのなかった三人の運命は交差し、二つの世界を股にかける戦いへと巻き込まれていく。　ありえた『もしも』の可能性。それは呪いか祝福か。　鏡合わせの世界の中で、君は英雄となるか、それとも──…。

　D5掲載シナリオ「ミラーリング・ワールド」を第一話とした、デッドラインヒーローズRPGとブラックジャケットRPGを併用するマルチバースものDLHキャンペーンです。　ベースとなるシステム・世界観はDLHですが、BJRの世界観やデータ処理（追加BSやエネミーデータなど）を使用します。少なくともＧＭは双方の世界観やデータを理解している必要があります。　また、第三話以降は道中戦も多く、歯応えのある戦闘を楽しむことを目的とした難易度となっています。

第一話「ミラーリング・ワールド」

【事前情報】

　D5掲載シナリオ「ミラーリング・ワールド」参照

【主な登場ヴィラン組織】

　D5掲載シナリオ「ミラーリング・ワールド」参照

【あらすじ】

　異世界から現れたニューヒーロー、クエスチョン・エクスクラメーション。
　異世界からの脅威がプライムバースへと迫っていることを告げた彼は、プライムバースのヒーローたちへと協力を呼びかける。　同時刻、一人のヴィランのもとに、フォーセイクン・ファクトリーからQE暗殺指令が下された。
　その日、交わるはずのなかった三人の運命は、交差し輝きを放ち始める。　ヒーローよ、君は世界を救えるか。

▼シナリオ購入

第二話「レディ・イフ」

【事前情報】

　チャレンジ：２　クエリー：４　初期グリッド：３　リトライ：３

【主な登場ヴィラン組織】

・ガーディアン・シックス・ブラックジャケット

【あらすじ】

　鏡合わせのまま、二つの世界は停止し安定状態へと入った。　いつまた再接近が起きるのか、それともこのまま事態は自然消滅していくのか。　そんな折、G6に入電が。相手は自らをもう一つのG6であると告げる。　同時刻、PC2の元に現れた黒衣の追手。　PC3の前で微笑む、金の瞳を持った美しい女。　二つの世界に奇妙な干渉を続ける、牛骨の男の噂──…。　鏡合わせの世界の中で、いま、君たちは試されている。

▼シナリオ本文

第三話「オーバーヘヴン」

【事前情報】

　チャレンジ：３（内１回は道中戦）　クエリー：４　初期グリッド：３　リトライ：３　バトル：２（決戦＋道中戦１回）

【主な登場ヴィラン組織】

・鏡面迷宮・ウォッチメイカー・他多数

【あらすじ】

　コル・タウリが動き始める。
　世界線渡航者（テセウス）たちの本格的な侵攻が始まる。　二つの世界を繋ぎ止める巨大な赤い柱。　それを前に、ヒーローは問われる。何を切り捨て、何を望むべきなのかを。　そうした中で、姿を現すもう一人のPC2。その望みは果たして……。　鏡合わせの世界の中で、いま君たちは選択を成す。

▼シナリオ本文

最終話「ラスト・ラビリンス」

【事前情報】

　チャレンジ：２　クエリー：４　初期グリット：３　リトライ：４　バトル：３（決戦＋道中戦２回）

【主な登場ヴィラン組織】

・フォーセイクン・ファクトリー・鏡面迷宮

【あらすじ】

　鏡合わせの世界を巡る騒動は、ついに地球外へと波及する。　刻々と迫る均衡のタイムリミット。　深まり続ける二つの世界の溝。　動き出すフォーセイクン・ファクトリー。　アリアドネの糸は、迷宮の先へ君たちを導く。　鏡合わせの世界の先で、君たちは英雄となるか、それとも──…。

▼シナリオ本文

■キャンペーン途中でのロスト発生時のおすすめ処理（GM情報）

　このキャンペーンは全話を通して同一のPCを継続することを想定しており、また物語としてもそれを前提としたストーリー構成となっている。しかしTRPGである以上、キャンペーン半ばでのロストは必ず発生し得る。　このキャンペーンにおいては、エントリーによっても新しいキャラクターシートの作りやすさが変わるはずだ（特にPC3に関してはかなり代わりが利きにくい）　よって、最終的には各卓のGMとPLにゆだねることを前提として、シナリオ側からは以下の3パターンを推奨例として提示する。
①PC1・2の場合：ロストPCの友人・血縁関係といった親しいPCを作成する②別世界線からやってきた同一PCとして、一部データを変更したPCを作成する③PC3の場合：何らかの組織（第三話に登場する組織や、フォーセイクン・ファクトリーなど）によって再現された、同一の能力を持った別個体としてPCを作成する
　どのパターンでも、経験点は二枚目のキャラクターシートに引き継いで構わないだろう（他のPCとの差を作りすぎないためにもだ）　②③の場合、まるっきり同じデータのキャラクターを使用することはゲームとしては非推奨だ。あくまで新しくキャラクターシートを作り、経験点を引き継いだうえで、設定として取り込んでいくことをおすすめする。
　①の場合、そのPCの行動方針は、シナリオ上で発生している事件を解決することのみならず、ロストしたPCの足跡や残した想いを辿る事も含まれてくるだろう。　②の場合、そのPCはコル・タウリの干渉により別世界線からやってきたマルチバースのPCとするのが都合が良いだろう。　③の場合、シナリオ内に登場する組織や人物によって再現された、エントリー3のPCと同様の特殊能力を持ったPCとすると良い。エントリーをエンハンスドに固定するか否かはGMの采配に委ねる。

Page updated

Google Sites

Report abuse