ご挨拶 「ふろ~む・ながはし」とは
2020年12月1日に小樽市長橋2丁目に児童発達支援・放課後等デイサービス事業所「ふろ~む・ながはし」がオープンしました。
社会福祉法人恵盛会希望の家にとっては、「小樽市内に児童を対象にした福祉施設を建てたい!」という夢が叶った日でもあります。
発達に特性のある3歳から18歳までの子どもたちを対象に、発達支援事業10名、放課後等デイサービス事業10名、併せて20名の定員です。
施設の建設に当たっては、子どもたちが、ほっとして居心地の良い環境をコンセプトに、外観はベージュ色をベースに3色のコントラストとし、赤い屋根をアクセントにしました。
塩谷街道沿いの南向きに指導・訓練室(緑色の壁)、遊戯室Ⅰ(ピンク色の壁)、給食室(白色の壁)、西向きに遊戯室Ⅱ(黄色の壁)を配置し、明るく落ち着いた雰囲気を漂わせています。
「ふろ~む・ながはし」は、子どもたちが持っている多様な能力を引き出し、伸ばして行くことが大切だと考えており、指導・訓練室には、ピアノ2台、プロジェクターと大型のスクリーン、高性能なスピーカーと実物投影機を設置し、映像や音を通じた感性へ働きかけを行います。
遊戯室では、絵本や紙芝居、ブロック、オセロなど遊びを通しての創造性やコミュニケーション能力の育成、更には宿題等の支援を通して学習能力の向上にも努めます。
また、「ふろ~む・ながはし」は、約2,000坪の敷地を有しており、駐車場の一部を近隣町内会に開放し、夏はイベント、冬は雪置場等に活用いただくことにしています。
「ふろ~む・ながはし」の子どもたちが、私たち職員と町内の方々がともに見守り、立派に巣立って行くことを願って施設の名称に「ながはし」を入れさせてもらいました。
この施設が、長橋地域の発展に少しでもお役にたてれば幸いです。