国有林KML
ウィンドウズアプリ
スマホ版グーグルアースで国有林の位置確認
1.主な作業の流れ(都道府県単位)
国土交通省のホームページからシェープファイルをダウンロードする
QGISで中間ファイルを生成する(NF_KMLフォルダ)
ウインドウズアプリでスマホ用KMLを生成する(小班データ、林班データ)
スマホにコピーしてグーグルアースで表示する
2.事前準備
QGISをPCにインストールする
プラグインのZipファイルをダウンロードする(上記リンクを利用)
プラグインをインストールする(Zipからインストール)
ウィンドウズアプリをダウロードする(上記リンクを利用)
スマホにグーグルアースをインストールする
3.国土交通省のホームページからシェープファイルをダウンロードする
ココからダウンロードする
ZipファイルのままQGISにドラッグする。
シェープファイルだけを読み込む
A45-19_##.shp のファイルのみ読み込む
4.プラグインで中間ファイルを作成する
プラグインを立ち上げる
処理対象のレイヤを選択する
出力先のフォルダを選択する
KML出力のボタンをクリックする
終了のサインが出るまで待つ(10~20分かかるケースもある)
KML出力ボタンを複数回クリックしない
ジオパッケージ5つ、KML5つ、計10個のファイルが出力されていることを確認する
National Forest KMLプラグインを立ち上げ、レイヤと保存先を指定し、KML出力を行う
右のような表示がでるまで待つ。KML出力を2回以上押さない。
NF_KMLに10個のファイルが出力されていることを確認する(これらのファイルは次の作業で自動的に削除される)
5.ウィンドウズアプリでスマホ用KMLを生成する。
rinpan_kml.exeを起動する
データフォルダを選択する(必ずNF_KMLを選択する)
KMLファイルエクスポートを実行する
「作業完了」の表示が出るまで待つ(10分以上かかるケースがある)
実行ボタンを複数回押さない(KMLファイルが壊れます)
小班データと林班データのフォルダが作成されていることを確認する(都道府県ごとに作成される)
東京・神奈川、京都・大阪では林班データが同名となり重ね書きされ壊れるため、作成した林班データはファイル名を変更してから次の作業を行う
6.スマホ版Google Earthで閲覧する。
KMLファイルをスマホにコピーする
Androidではフォルダごと本体もしくはSDにコピーする。
iPhoneでは、USBアプリのフォルダ(FilesやiUSBなど)にKMLファイルをコピーする。
KMLファイルの読み込み
スライドバー(左上の3本線アイコン)から「プロジェクト」を選択
「開く」(右上のボタン)を選択
「KMLファイルをインポート」を選択
KMLファイルの保存場所を探す(左上のアイコンで本体かSDカードを選択し、その後保存先のフォルダを選択する)
「戻る」(左上の矢印)を2回選択し、Google Earthで表示されていることを確認する。
継続的な表示の設定
KMLファイルはGoogle Earthを再起動した場合、非表示となるため、毎回、表示したいKMLを選択する必要がある。
継続して表示したい場合には、表示設定において「Earthの固定表示」を選択する。
固定表示から外す場合には「Earthから固定表示を解除」を選択する。
小班データの表示
小班データは林班ごとのKMLファイルに保存されている。
小班の詳細なデータ(面積、材積、樹種、法令制限等)は小班をタップすることで表示される。
境界点の精度
林班位置データ(署ごと)は、データ量圧縮のため、0.00001度精度で括約処理している。
小班位置データは、内部交差などの修復を行っているため、境界点が省略されている可能性がある。
東日本大震災等の影響で位置ずれの発生している場所がある。