問題が読み切られてからの待ち時間は3カウント。
待ち時間一杯の直前でボタンが押されても、ブザーのボタンでキャンセルされた場合、スルー扱いとする。
ボタンが押されてからのシンキングタイムは5カウント。
解答がタイムアップのブザーと重なった場合、不正解とする。
解答が聞こえなかった場合、正誤判定者は「よく聞こえなかったので、同じことをもう一度言ってください」と解答者の再解答を求める。この場合、解答者は最初に発した解答と全く同じものを答える必要がある。
解答が「正解に非常に近いが、そのままでは正解にならない」場合、正誤判定者は「もう1度」(もしくは「もう1回」)と言って、再解答を求める。この場合、解答者は最初に発した解答とは別の解答をする。再解答が用意している正解と異なる場合で、正誤判定者がさらに再解答を求めなかった場合は不正解になる。
「もう1度」(もしくは「もう1回」)と言って再解答を求めるとき、正誤判定者は解答の修正の方向性についてのヒントを言う場合がある。
問題文の前に、問読みから解答者に「大意が合っていれば正解」「名字のみで正解」などの指定が明示されることがある。このとき、正誤判定者もその基準に従って判定を行う。
人名に関しての敬称・肩書の有無は、原則正誤判定には影響しない。しかし、明らかに間違った敬称・肩書をつけた場合は誤答扱いとすることがある。
人名は原則として、芸名・ペンネーム・登録名など最も一般的に知られている名前、及びそれに準ずる知名度のもののみを正解とし、通称や二つ名など「知名度が低い」と判断された解答は「もう1度」の対象とする。
芸名で活動する人物を答える問題では、本名や別名義・旧名義を答えた場合は原則「もう1度」扱いとする。ただし、明らかに別名義や旧名義での解答を求めている場合はこの限りでない。
東洋人名(日本・韓国・中国・台湾など、主に氏名表記に漢字が用いられる国)は、フルネームでの解答に限り正解とする。
西洋人名は、原則ファミリーネームのみで正解とする。ただしフルネームを要求する問題の場合は例外とする。また、同カテゴリに同名の別の人物がいる問題の場合、ファーストネーム等で区別を求める。
複合姓は、ファミリーネーム同様に区別の必要性がある場合のみ求め、原則一般的な呼称のみで正解とする。
例外として、一般的に「お笑いコンビ/ユニットのメンバー」として知られている人物については、「コンビ/ユニット名+名字」のみで正解とする。ただし、フルネームを解答してそのフルネームが間違っていた場合は誤答とする。
以上の人名に関するルールは実在しないキャラクター等にも原則適用される。ただし、キャラクター等の名前については該当する作品内で判明する範囲で正解とする。
作品名を答えるときは、副題や副題に相当する部分を答える必要はない。
海外作品については、原則として邦題・原題どちらも正解とする。ただし、解答について指定がある場合はこの限りでない。
複数のものから一つだけを答える問題の場合、問題文のままの順序で全てを答えた場合は正解とするが、それ以外の場合、全てを解答するのは原則不正解とする。
都道府県名と都市名の両方を答えた場合、原則都市名の方を答えたものとみなす。
クイズ中に正誤判定者がミスをした場合や、問読みが明らかに解答をミスリードさせるような読み方を行った場合、大会長および司会者の判断により判定の無効化あるいは訂正を行う可能性がある。
問題に異議が生じた場合、途中でクイズの進行を中断し、判定の審議を行うことがある。