国際 Delphi コンセンサス(2022)は、繊維筋痛症:FM患者に対して「痛みを我慢して活動を続けることは悪化要因」と明記しています。
階段昇降は、痛みが強い日は避けるか回数を減らす
散歩は距離・速度を短くし、途中で休憩を入れる
家事は 10〜15 分単位に分割し、連続で行わない
HAS(フランス保健庁 2025)は、FMが「日常生活動作の遂行能力を低下させる」とし、痛みを誘発する動作は分割・代替・補助具の使用を推奨しています。
肩の激痛が出る着替え → 前開きの衣服、腕を上げない着替え方法
重い鍋・掃除機 → 軽量化、動作の分割
非薬物療法レビュー(Oxford Academic 2026)は、FMの痛みは「中枢感作による過敏性」であり、強い圧刺激は痛み増悪の典型的トリガーと述べています。
痛い部位を強く押す
強圧のマッサージ
フォームローラーの強圧
これらは悪化要因として避けるべきとされています。
同レビューでは、睡眠分断・ストレス過負荷が FM の痛みを増悪させるため、
睡眠衛生の改善
休息の優先
スケジュールの詰め込みを避ける
が推奨されています。
◇他の慢性痛でもこのような負担を減らす生活の改善は有効です。