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聖書は旧約聖書と新約聖書の二つの部分から成る書物です。旧約には39巻、新約には27巻含まれ計66巻から成ります。
旧約聖書はBC : 1500年頃からBC : 400年頃までに書かれ、新約聖書はAD : 50年頃から、1世紀の終わり頃までに書かれました。したがって、書き始め、旧約聖書の( 創世記 ) から書き終わり新約聖書の(ヨハネの黙示録) まで,おおよそ1600年要しました。
当然一人の著者で書くことはできません。40人ほどの人たちによって書き記されました。彼らは羊飼い、王、大臣、学者、官吏、農夫、医者、漁師、税務官、等々の人たちで身分も職業も様々でした。また、住む場所も、生きた時代も異なりました。
そのように著者たち自身お互を知らない中で記した聖書ですが、初めからおしまいまで一貫した主題があり、それぞれの書簡の内容に矛盾がありません。そして、史実的にも、地政学的にも正確でありすべてが整然としています。
一体どのようにしてそのようなことが可能だったのでしょうか。答えは真の著者である神が彼らに書くべきことを教え導かれたからです。聖書自体「聖書はすべて、神の霊感によるもので、・・・」と書き記しています。( テモテへの手紙 第二 4章16節 )
神はご自分を、またご自身の意思を聖書を通して示しました。聖書は、神から私たちへの手紙のようです。そこには「神の子、イエス・キリスト」による「罪の赦し」と「永遠のいのち」に関する恵に満ちた救いの福音が生き生きと記されています。
「 神は、実に、そのひとり子(イエス・キリスト)をお与えになったほどに、世(世界の人々)を愛された。それは御子(イエス・キリスト)を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。」
( ヨハネの福音書3章16節 )