エラスムス像(模刻)
西暦1598年にアジアを目指してオランダを出航した5隻の船団のうちの1隻リーフデ号(慈愛)が、1年10か月の苦難の航海のすえ豊後国(現在の大分県)に着きました。そのリーフデ号の船尾に艤装されていたのがオランダの誇る社会主義者デシデリウス・エラスムスの立像でした。
このエラスムス像が下野国(現在の栃木県)の龍江院に、江戸時代の初めからカテキ様と呼ばれて祀られていました。