2024.10.14 コンサート☆彡
アンサンブル朋
メンバーは、共に桐朋女子高等学校から桐朋学園大学音楽学部に学んだ後、それぞれソロやアンサンブル他、異なる活動を行ってきましたが、2009年に再会、準備期間を経て2012年結成。2012年~2016年まで、フランス・バロック音楽を中心としたプログラムで、東京オペラシティ近江楽堂、カフェコンサートなど定期的なコンサートを行うほか、近江楽堂ランチタイムコンサートに出演するなど、意欲的な活動を続けてきました。
志を同じくするもの、寄り添うものといった意味を持つ「朋」をアンサンブル名として、心を寄せ合う温かみや、和み、音楽への愛情を感じていただけるコンサートを、これからも重ねていきたいと思っています。
2017年~2021年まで活動を休止していましたが、2022年より活動を再開いたします。
2012~2016年までの活動は、旧アンサンブル朋 HPにございます。
© C.Browne
森川 麻子 (もりかわ あさこ)/ ヴィオラ・ダ・ガンバ
幼少期よりピアノ、ヴァイオリンを学ぶ。中学時代に大橋敏成氏にヴィオラ・ダ・ガンバの手ほどきを受ける。桐朋女子高等学校音楽科にてヴァイオリンを徳永二男氏に師事、副科としてヴァイオラ・ダ・ガンバを履修。桐朋学園大学音楽学部古楽器科に進み、ヴィオラ・ダ・ガンバ専攻第一期生として、中野哲也氏に師事。
同大学卒業後、オランダのデン・ハーグ王立音楽大学にてヴィーラント・クイケン氏に師事し、ソリスト・ディプロマを得て修了。その後、ドイツのブレーメン国立音楽大学では、バロック・ヴァイオリンをトーマス・アルバート氏に師事。室内楽、オーケストラにて活動。
1996年イギリスへ移住。1986年の結成以来、常に精力的に活動を続けるヴィオラ・ダ・ガンバコンソートグループ「FRETWORK」のメンバーとして17年間、古楽及び現代音楽の演奏、録音を世界各地で行う。CD 「Purcell Fantazias」は、 2009年にグラモフォン賞受賞。「The Linarol Consort」では、15-16世紀の音楽を中心に、ルネサンス様式のヴィオラ・ダ・ガンバを用いた演奏、録音を行う。 2011年より「Dartington International Summer School」、2014年より「The Easter Early Music Course」、その他オーストリア、アメリカ、オーストラリア、 日本など各国の講習会で指導。
2019年、英ケント州にて「Folkestone Early Music」を設立し、地方に古楽を拡める活動を行う。
2022年春に帰国。東京芸術大学非常勤講師。「アンサンブル朋」メンバー。
今後は日本においても、ヴィオラ・ダ・ガンバの魅力と愉しみを、一層拡け゛ていきた いと熱望し動き始めている。
© K.Uemura
外川陽子(とがわ ようこ)/ チェンバロ
9歳よりピアノを新井精氏に師事。桐朋学園女子高等学校音楽科、桐朋学園大学音楽学部ピアノ科では、大島正泰氏に師事。同大学進学後、二台ピアノを末吉保雄氏、井上直幸氏に師事。同時に高校2,3年時の担任で音楽史家の大崎滋生氏の影響により、副科でチェンバロを履修。次第にチェンバロへの気持ちが募り、同大学古楽器科チェンバロ専攻へ入試を受け転科。副科時代と同様、有田千代子氏に師事。
チェンバロ愛好家たちと共にチェンバロの会Veilchen(ファイルヒェン)を設立し、1995年より毎年発表会を開催。チェンバロ・ソロや連弾、他の楽器とのアンサンブルによる発表会(近年は「リコーダーとチェンバロの織りなす様々な響き」「アンサンブルって愉しい!!」等)を継続している。
2008年より、ソロ、通奏低音奏者として演奏活動を開始し、2015年、2021年にはソロリサイタルを開催。
また、2008年~2019年まで15回に渡り、「身近で気楽に聞けるバロック音楽のひととき」として、ゲストを招いた様々なアンサンブルによるカフェ・コンサートを企画、開催。2021年からは趣旨を引継ぎ、新たな会場でコンサートを企画、再開している。
「アンサンブル朋」「デュルファール」メンバー。
楽譜から実際の音に立ち上げていく時の感動、楽しさを生徒さんたちに伝えさせていただきながら、誠実に演奏や指導を続けていきたいと思っている。
竹嶋祐子(たけしまゆうこ)/ バロック・ヴァイオリン
桐朋学園女子高等学校音楽科を経て、桐朋学園大学音楽学部弦楽器科ヴァイオリン専攻を卒業。ヴァイオリン、室内楽を久保田良作、天野清司、山根美代子、数住岸子の各氏に師事。レンク国際にてシャンドール・ヴェーグ氏に師事。
同大学卒業後、ピリオド楽器(当時は古楽器と呼ばれていた)での演奏に魅力を感じ、日本で初めての古楽オーケストラ「東京バッハ・モーツァルトオーケストラ」や「バッハ・コレギウムジャパン」のメンバーとしてピリオド楽器の世界にのめり込み、国内のピリオド楽器オーケストラや室内楽で活躍。
「アンサンブル朋」メンバー。