2026. 1. 31 (土) 第10回演奏会開催!予約・詳細は「演奏会」から
●2016. 09 Trio graceとして関(主宰)、白井(指揮)、岡本により大分県で発足。コントラバス、ファゴット、クラリネットのトリオ編成で始動。
●2016. 11 第1回演奏会を日本福音ルーテル大分教会にて開催。演奏会テーマは「grace」。モーツァルトやベートーヴェン、ヒンデミット他の曲を取り上げる。
●2018. 06 大分県の音楽仲間を募りensemble graceを発足。弦楽五部+管楽器の編成に拡張し演奏する音楽の幅を広げる。
●2018. 09 第2回演奏会を大分福音キリスト教会グレイス・チャペルにて開催。演奏会テーマは「古典への憧れ」。フランセの八重奏曲をメイン曲に取り上げる。
●2019. 09 第3回演奏会を大分県長勝寺にて開催。演奏会テーマは「Music in the air」。ミニマル音楽である「In C」をメイン曲に取り上げる。
●2022.02 第4回演奏会を名古屋市電気文化会館ザ・コンサートホールにて開催。演奏会テーマは「LIVE!」。団員である茜部氏によるモーツァルト作曲ホルン協奏曲ニ長調(レヴィン版)を演奏した他、ミニマル音楽である「InC」や「Workers Union」を取り上げる。
●2022.09 第5回演奏会を名古屋市南文化小劇場にて開催。演奏会テーマは「静かな贈り物」。オネゲルの夏の牧歌やワーグナーのジークフリート牧歌 といった牧歌を題に持つ曲目を演奏した他、原曲はチェンバロで演奏されるバッハのゴールドベルク変奏曲を弦楽合奏版に編曲し演奏。穏やかで静かな音楽をお届けした。
●2023.02 第6回演奏会を名古屋市千種文化小劇場にて開催。客席に囲まれた円形の舞台やお客様との距離の近さを活かし、お客様参加型の臨場感溢れる音楽を演出。演奏会テーマは「動物たちの謝肉祭」、動物たちを題にもつ曲目でプログラムを構成。即興音楽であるジョン・ゾーンの「コブラ」やミニマルミュージックでフレデリック・ジェフスキの「パニュルジュの羊」などの現代音楽をはじめ、ハイドンの「めんどり」、サン=サーンスの「動物の謝肉祭」などを演奏。また、本回は未就学児のお客様も招き入れ、お子様たちの生の反応も音楽の一部かのごとく取り入れた。
●2023.07 テリー・ライリー作曲の「InC」を演奏するワンデイワークショップを開催(愛知県名古屋市)。団内外から参加者を募り、初めて出会う様々なバックグラウンドを持つメンバーを交えて、様々な楽器(オーケストラで用いられる楽器はもちろん、民族打楽器やカリンバ、リコーダー、トイピアノなどでも参加)で演奏。
●2024.02 第7回演奏会を電気文化会館ザ・コンサートホールにて開催。演奏会テーマは「The New Classical Music」。作曲家シェーンベルクの生誕150周年を記念して彼の生誕から150年が経った現在、彼の音楽をクラシカル=古典的・模範的なレパートリーとして扱ってもよいのではないかという考えの提示を行った。若き日のシェーンベルクに大きな影響を与えたリヒャルト・シュトラウス作曲のセレナードに始まりシェーンベルク作曲の浄められた夜、室内交響曲第1番、ピアノのための6つの小品(白井薫による室内合奏編曲版)を演奏し、機能和声の解体と新たな表現へと進む彼の音楽の歩みを辿った。
●2024.10 第8回演奏会を瑞穂文化小劇場ホールにて開催。演奏会テーマは「小さな交響曲たち」。西洋音楽史の大動脈である交響曲は、古典派の時代にその様式を確立させ、ロマン派の時代にはその編成や規模は拡大の一途を辿った。ensemble graceは、ロマン派音楽の黎明期から第2次世界大戦の間、フランスを拠点に活動する作曲家たちによって書かれた、肥大する交響曲様式に対するカウンターカルチャーとも言える「小さな交響曲たち」をテーマとして、フランス6人組の作曲家ダリウス・ミヨーの室内交響曲全6曲他を演奏。ensemble graceのフットワークの軽さによって、様々な編成、かつ多くの種類の楽器、さらには合唱も必要とするこの6つの室内交響曲を一挙に上演した。
●2024.11 テリー・ライリー作曲の「InC」を広島県の正善寺にて演奏。お寺近隣の住民の皆様をご招待し、ensemble graceの有志メンバーにて開催。編成楽器は、シンセサイザー、ファゴット、ハープ、クラリネット、バイオリン、フルート、トイピアノ、カリンバ、カホン、ヴォーカル。
●2025.6 第9回演奏会を昭和文化小劇場ホールにて開催。演奏テーマは「古典」。第10回の記念すべき演奏会を控えるタイミングで、クラシック音楽を演奏する集団として、室内オーケストラとして、最も格式高く最も大事なレパートリーであるべき古典の音楽に取り組んだ。団員である宮本氏によるモーツァルト作曲フルート協奏曲第2番を演奏した他、モーツァルトの短い人生における円熟の極地とも言える作品、交響曲第40番を演奏した。