概 要

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◆秩序だった災害ボランティア活動をすると、かえって被災者の求める支援ができなくなる・・・

◆現状の改善に向けた復興支援をすると、かえって被災者の復興感が高まらない・・・

◆防災意識の向上にむけて頑張ると、かえって防災行動が広がらない・・・

本研究会では、こうした「救援、復興、防災など災害対応のシステムが整えば整うほど、かえって被災者が苦境に陥るという逆説」を「援原病」(支援が原因となって発症する病)と名付けて、現場で様々な症状に出会い、その病因を突き止め、治療法や”病“とともに暮らす方法を開発し、そして、援原病に罹らないように予防する方法を編み出す研究を展開しています。

2023年度の主なスケジュールは以下を予定しています。

本研究は、科学研究費補助金基盤研究(A)「災害対応システムと『援原病』に関する共創的研究」(2021年―2025年 課題番号21H04405代表 渥美公秀)の交付を受けて実施しているものです。