Institute of Science Tokyo
Yushima Campus, M&D Tower
(formerly Tokyo Medical and Dental University)
Saturday, June 27, 2026
来る6月27日(土)にEMBO–MBSJ Laboratory Leadership Forum 2026 in Tokyoを東京科学大(旧東京医科歯科大)・湯島キャンパスにて開催します。本フォーラムは、日本分子生物学会(MBSJ)、EMBO、JST創発的研究支援事業のサポートのもと開催されます。
EMBO–MBSJ Laboratory Leadership Forum 2026 in Tokyo
日本で開催される4回目の 1-day EMBO Laboratory Leadership Forumです。本プログラムでは、リーダーシップ、研究指導、若手研究者の育成といった、質の高い研究チームを構築するために不可欠なテーマについて、講義と少人数でのディスカッションを行います。このようなイベントは日本ではまだ比較的馴染みが薄いものの、ヨーロッパや米国ではすでに一般的となりつつあります(https://lab-management.embo.org/dates#group-leaders)。本フォーラムでは、独立した研究室を運営するための考え方や実践について、体系的かつ包括的に学ぶ貴重な機会を提供します。経験豊富なファシリテーターの司会進行のもと、海外からの参加者も加わるなど国際色豊かな雰囲気の中で行われます。少人数グループディスカッションでは、中堅〜シニア研究者に議論の進行をサポートして頂く予定ですので、英語での議論に自信のない方でもご参加いただけます。本フォーラムは、PIをめざす若手、あるいはPIになって間もない方を主な対象とします。日本分子生物学会会員でない方の参加も歓迎いたします(限定40名)。なお、多様な視点からの議論を深めるため、女性研究者の皆様のご参加も是非お待ちしております。
これまでの開催実績
2019 (神戸): https://wisj2019.wixsite.com/website/isfrcb2019
2022 (東京): https://wisj2019.wixsite.com/wisj/isfrcb2022
2024 (福岡): https://sites.google.com/view/embo-lab-course-2024/jp
日時
2026年6月27日(土)9:30–17:00(受付開始9:00、懇親会17:30–19:30)
言語
英語(Round-table Discussionは臨機応変に日本語も交えて)
参加費
2,000円(昼食代込み&税込) (ただし、登録が必要)
懇親会費
5,000円(ただし、登録が必要)
登録締切
5月15日(金) 先着40名
過去の参加者の声
2024年、研究室の立ち上げから2年が経過し、独立後の壁にぶつかって心身ともに疲弊していた時期に本コースに参加しました。 精神的にも余裕のない状態でしたが、コースでの多様な参加者(学生、ポスドク、教員の方々)との交流を通じて、研究に対する初心を思い出すことができました。また、シニア研究者から研究の進め方についてのアドバイスをいただくなど、大変充実した時間を過ごすことができました。さらに懇親会では、留学生を含めた様々な方と議論を交わし、悩みを共有できたことも非常に有益でした。 全体を通して活気にあふれた時間を共有できる本コースは、より良い研究を行いたい方、異分野交流を求めている方、将来のキャリアに悩んでいる方にぜひおすすめしたいです。(京都大学 iPS細胞研究所 岩崎未央 講師)
私は、2024年に研究室を立ち上げた直後に本コースに参加させていただきました。まず、本コースのLectureだけでも、リーダーシップのあり方やジャーナル投稿に関する実践的な知見などを学ぶことができ、新任PIに限らず、様々なステージの研究者にとって非常に有益な内容でした。特に印象的であったのは、Round Table Discussionのセッションです。参加者が関心のあるラボ運営や研究活動に関するテーマについて、各テーブルを回りながら議論を深めていく形式で、想像以上に多くの学びが得られました。というのも、参加者には学生や若手研究者だけでなく、国内外で第一線にてご活躍されているメンターの先生方も含まれており、和やかな雰囲気の中で率直な意見交換の場が自然と生まれていたためです。その中で、自身が抱えている疑問や悩みについて助言をいただくとともに、日常のラボ生活では得難い貴重なノウハウを学ぶことができました。また、本プログラムを通じて同世代の研究者とのネットワークが広がったことに加え、学生からも多くの質問を受ける機会があり、自身の考えを整理し言語化する良い機会にもなりました。本コースは、全体を通して楽しい雰囲気の中で、研究者としての視野を広げるとともに、研究室運営やキャリア形成について深く考える機会を提供してくれるものでした。これから研究者として成長していく方々にとって、多くの学びと気づきを得られる場になると思いますので、ぜひ皆様にも参加をお勧めしたいプログラムです。(理化学研究所 バイオリソース研究センター 久保直樹 チームディレクター)
2024年11月に福岡で開催されたEMBO Laboratory Leadership Courseに参加しました。2023年4月に研究室を立ち上げて約1年半、ラボ運営がまだ軌道に乗り切らず、試行錯誤を重ねていた時期での参加でした。本コースには、PIを目指す方やPIになりたての方が多く、共通の課題意識を持つ参加者同士で率直に議論できる点が大きな魅力です。特にRound Table Discussionでは、テーブルごとに研究室運営に関するテーマが設定され、参加者同士の議論に加え、国内外のシニアPIの経験や視点に直接触れることができ、実践的な学びにつながりました。日々の業務に追われる中で立ち止まり、ラボ運営の戦略を見直す貴重な機会となりました。本コースは、これから独立を目指す研究者や、研究室を立ち上げたばかりの研究者にぜひ推薦したいプログラムです。(大阪大学大学院生命機能研究科 森田梨津子 准教授)
Tentative
9:00–9:30 Registration (@Active Learning (AL) Room, 4F, M&D Tower)
9:30–10:00 Opening Lecture on Leadership (Dr. Susan Gasser) 30 min
10:00–10:30 Lecture on Leadership & Experiences from EMBO Laboratory Leadership Courses in Japan (Dr. Iris Wieczorek) 30 min
10:30–11:15 Leadership Training Initiatives & Challenges:
10:30–10:45 Leadership Training Initiatives & Challenges at the Max Planck Institute (Dr. Asifa Akhtar) 15 min
10:45–11:00 Leadership Training Initiatives & Challenges at Academia Sinica (Dr. Li-Jung Juan) 15 min
11:00–11:15 Leadership Training Initiatives & Challenges at RIKEN: the ECL Program (Drs. Ichiro Hiratani and Reina Komiya) 15 min
11:15–11:30 Group Photo
11:30–11:40 Move to Building 3 for Lunch
11:40–12:40 JST FOREST Luncheon Forum (@Building 3):
11:40–11:55 Brief Presentation by JST FOREST Researchers
(by Drs. Reina Komiya, Sayaka Sekine, and Naomichi Takemata) 5 min x3
12:00–12:30 What was the biggest career challenge I faced and how did I deal with it? 5-10 min x3
(by Drs. Susan Gasser, Asifa Akhtar, and Li-Jung Juan)
12:40–12:50 Move Back to the AL Room, 4F, M&D Tower
12:50–13:05 Introduction to the Round-table Discussions (Dr. Iris Wieczorek) 15 min
13:10–13:40 Round-table Discussion, Round #1 Challenges & Questions 30 min
(Each participant goes to assigned Table #1; the table works to identify challenges in the chosen topic)
13:45–14:15 Round-table Discussion, Round #2 Challenges & Options 30 min
(Each participant goes to assigned Table #2; the table works to identify additional challenges and/or describe potential solutions to the challenges)
14:20–14:50 Round-table Discussion, Round #3 Options 30 min
(Each participant goes to assigned Table #3; the table works to identify and describe potential solutions to the challenges, or to enhance suggestions made in Round #2)
14:55–15:25 Round-table Discussion, Round #4 Harvest 30 min
(Each participant returns to their original Table #1; the table host reports back to them what has been discussed; the table works to identify which of the suggestions it wishes the table host to report on)
(15 min coffee break)
15:40–16:40 Presentation by Discussion Leaders (~8 min/table) 60 min
16:40–16:45 Closing Remarks (Dr. Ichiro Hiratani) 5 min
16:45–17:00 Cleaning / Closing the Room 15 min
17:10–17:20 Walk to Trattoria Lemon (Social Gathering Venue)
17:30–19:30 Social Gathering (Trattoria Lemon; https://trattorialemon.jp/access/) 120 min
企画・運営
日本分子生物学会 キャリアパス委員会 次世代リーダー育成WG
平谷 伊智朗(理研 BDR)
岡田 由紀 (東京大学)
小宮 怜奈 (理研 CSRS)
斉藤 典子 (九州大学)
関根 清薫 (東京科学大学)
竹俣 直道 (立命館大学)
寺川 剛 (京都大学)
服部 奈緒子(群馬大学)
講師・招待演者
Iris Wieczorek (EMBO Consultant in Japan, Tokyo, Japan)
Susan Gasser (ISREC Foundation, Switzerland)
Asifa Akhtar (Max Planck Institute of Immunobiology and Epigenetics, Germany)
Li-Jung Juan (Academia Sinica, Taiwan)
協賛
学術変革領域A「植物の挑戦的な繁殖適応戦略を駆動する両性花とその可塑性を支えるゲノム動態」(代表:井澤毅)
学術変革領域A「バイオロジカルクラスター:細胞内における超分子複合体の形成機構と機能特性」(代表:深川竜郎)
学術変革領域A「個体の細胞運命決定を担うクロマチンのエピコードの解読」(代表:立花誠)
学術変革領域A「動的な生殖ライフスパン:変動する生殖細胞の機能と次世代へのリスク」(代表:北島智也)
学術変革領域A「機動性DNAエレメントと宿主がおりなす生物多様性創出:宿主対応と継世代伝播」(代表:石黒啓一郎)
※次世代リーダー育成WGについて:
日本分子生物学会ではキャリアパス委員会内に新しいワーキンググループ(WG)、次世代リーダー育成WGを立ち上げ、2022年・2024年に年会サテライトイベントとして開催されていたWomen in Science Japan (WiSJ) とEMBOによる研究室運営講習会「EMBO Laboratory Leadership Course」の事業を承継することになりました。イベント名称も「EMBO–MBSJ Laboratory Leadership Forum」に変わります。ラボ運営について学ぶ機会を広く学会会員の皆さんに提供することで、国際的に自らの研究を表現できる女性PIの数を増やすという目標を掲げてきたWiSJの理念を尊重しつつ、独立を目指す全ての研究者が一歩前に踏み出せるよう背中を後押しするとともに、既にリーダーとして独自の工夫でラボを運営している方々にも有用な情報を提供したいと考えております。