執筆要項・投稿規定
日本エドワード・サピア協会執筆要項
1 投稿原稿は所定のテンプレートを用いてWordで作成し、原稿のファイルを提出する。ファイルは電子メールに添付して協会の編集委員会専用アドレスに送信する。なお、ファイルが特殊フォントや複雑な図表などを含み、文字化け等の可能性がある場合には、その旨を編集委員会に連絡し、指示を仰ぐものとする。
2 原稿の種類と分量
2.1 投稿可能な原稿の形態には「研究論文」「書評論文」「研究ノート」「書評・紹介」などが含まれる。いずれも「A4 用紙、横書き、38字×35行、余白(上)6.0cm、(下)5.6mm、(右)(左)4.5cm」の設定で作成する。フォントの種類はMS明朝、Times New Roman、サイズは9を基本とする。
2.2 「研究論文」および「書評論文」は、原則として、注と引用文献一覧を含めて12ページ以内に収める。
2.3 「研究ノート」は、原則として、注と引用文献一覧を含めて8ページ以内に収める。
2.4 サピアに関連する研究については、上記の形態以外に、短信、エッセイ、書誌情報など、多様な形態の投稿を認める。それぞれの分量については編集委員会の判断で柔軟に対応する。
3 使用言語および書式は原則として下記の要領に従う。
3.1 原稿は日本語か英語で執筆する。
3.2 執筆言語が日本語の場合、表題・氏名・所属は日本語と英語の両方で表記する。
3.3 執筆言語が英語の場合、すべて英語のみで表記する。
3.4 「研究論文」「書評論文」は、和文、英文を問わず、冒頭に英文要旨(200 words程度)を付す。「研究ノート」その他については、英文要旨は任意とする。
4 最終原稿について
4.1 編集委員会による審査の後、掲載が決定した場合には、最終原稿のファイルを編集委員会に送信する。
4.2 図表等は、そのまま版下として使うことがあるため、充分に鮮明なものを用意する。
4.3 執筆者校正は初校のみ認める。
5 書式の詳細
5.1 欧文の書籍、雑誌のタイトルはイタリック体で記す。例 Linguistic inquiry
5.2 注はページ脚注とし、論文中では 1 のように右肩に上付き文字で参照を指示する。上付き文字は読点(コンマ)、句点(ピリオド)の前に置く。
例 ……で指摘し10、 ……で指摘した21。
5.3 論文末尾の参照文献には本文および注で言及したもののみを、過不足なく記載する。書式は以下の記載例に従う。
Chomsky, Noam and Morris Halle. 1968. The sound pattern of English. New York: Harper and Row Publishers.
江畑冬生2020『サハ語文法:統語的派生と言語類型論的特異性』勉誠出版
橋本萬太郎1981『現代博言学:言語研究の最前線』大修館書店
服部四郎1960「ソスュールのlangueと言語過程説」『言語学の方法』:166–218岩波書店
亀井孝1970「圏外の精神フーゴ・シュハート」『言語研究』57:1–21
Koerner, E. F. K. 2000. Towards a ‘full pedigree’ of the ‘Sapir-Whorf hypothesis’: From Locke to Lucy. Martin Pütz and Marjolijn H. Verspoor (eds.) Explorations in linguistic relativity, 1–23. Amsterdam: John Benjamins.
Reinhart, Tanya. 1976. The syntactic domain of anaphora. Unpublished doctoral dissertation, MIT, Cambridge, Massachusetts.
Sapir, Edward. 1921. Language: An introduction to the study of speech. New York: Harcourt, Brace and Company.
―――. 1925. Sound patterns in language. Language 1: 37–51.
サピア、エドワード1998『言語:ことばの研究序説』安藤貞雄(訳)岩波書店
Wierzbicka, Anna. 1967. On the semantics of the verbal aspect in Polish. To honor Roman Jakobson: Essays on the occasion of his seventieth birthday III, 2231–2249. The Hague: Mouton.
鷲尾龍一2008「概念化と統語表示の問題:日本語・モンゴル語・朝鮮語の比較から見る《風に吹かれる》の本質」生越直樹・木村英樹・鷲尾龍一(編)『ヴォイスの対照研究:東アジア諸語からの視点』21–64くろしお出版
5.4 その他詳細な書式は、テンプレートにて定める。
(2023年3月改訂)
投稿規定
[内容]
1. サピア研究、言語学、人類学、言語文化、ならびに言語学史に関する研究論文で、未発表のものに限る。ただし既に口頭発表を行っている場合はその旨を記す。
(2) 書評論文、研究ノート、書評・紹介なども寄稿できる。
(3) サピアに関連する研究については、短信、エッセイ、書誌情報なども寄稿できる。
[資格]
2. 会員に限る。
[締切]
3. 前年の12月20日。
[採否]
4. 編集委員会が決定する。
[原稿]
5. 投稿原稿は所定のテンプレートを用いてWordで作成し、原稿のファイルを編集委員長宛てに提出する。ファイルは電子メールに添付して協会の編集委員会専用メールアドレスに送信する。なお、ファイルが特殊フォントや複雑な図表などを含み、文字化け等の可能性がある場合には、その旨を編集委員会に連絡し、指示を仰ぐものとする。(必要に応じて原稿のハードコピーあるいは PDF ファイルの送付を求めることがある。)
(2) テンプレートは、事務局より配布する。
[原稿の取り扱い・校正]
6. 投稿されたファイルおよびハードコピーは返却しない。執筆者校正は初校のみ認める。
[その他]
7. 論文執筆者に抜刷 20 部を進呈する。
[提出先]
8. (添付ファイルにて)
編集委員会専用メールアドレス
bulletin.essj(at)gmail.com ((at)を@に替えてご使用ください)
(2021年3月改訂)