Results
予選結果についての詳細は,ProceedingsのDRC2022 overviewのarticleを参照ください.
予選会結果
予選会出場チーム(12チーム+実行委員で準備したベースラインシステム)
CIS / d-itlab / DSML-TDU / Flow / irisapu / ISC22 / LINE / MIYABI / MIYAMA / OS / ponponkichi / SZK-L / baseline評価方法
日本科学未来館にて,未来館来場者に各チームの対話システムで動作するアンドロイドと対話してもらい,アンケートで下記の項目について評価してもらった.
印象評価(9項目.合計で0~63点)
満足して遊びに行く観光地を選ぶことができましたか? (選択の満足度)(7点)
.観光地の情報を十分に聞くことができましたか? (情報の十分さ)(7点)
ロボットとは自然に対話できましたか? (対話の自然さ)(7点)
ロボットの対応は適切でしたか? (対話の適切さ)(7点)
ロボットの対応は好ましいものでしたか?(対応の好ましさ)(7点)
ロボットとの対話に満足しましたか? (対話の満足度)(7点)
ロボットのことを信頼できましたか? (ロボットの信頼度)(7点)
観光地を選ぶのにロボットから得られた情報を参考にしましたか?(情報の参考度)(7点)
またこの旅行代理店を訪れたいと思いますか? (再来店したい度合い)(7点)
アンドロイドのお薦め効果(-100~100点)
体験者が“お薦め観光地”に対して,行ってみたいと思っている度合いが,対話前後で,どれだけ変化したかを数値化して評価する(値が大きいほど,”お薦め観光地”に対して行ってみたい思う度合が,対話後に強くなったことを示す).
各チームの評価結果(全体験者の平均値)を,印象評価の9項目合計点数と,お薦め効果点数の2軸の散布図でプロットし,印象評価とお薦め効果の両方で高い評価を得ているクラスターを抽出し,そのクラスターに含まれるチームを本選進出チームとした.また,baselineより上位の評価を得たチームを入賞とした.
結果
本選会に進出したチーム
MIYAMA / LINE / OS
入賞チーム
CIS / DSML-TDU / irisapu / MIYABI / SZK-L
本選会評価について
本選会出場チーム(3チーム)
MIYAMA / LINE / OS評価方法
審査員:実行委員4名+旅行代理店業務経験者1名の計5名
東中竜一郎(名古屋大学 大学院情報学研究科)
港隆史(理化学研究所/国際電気通信基礎技術研究所)
西崎博光(山梨大学 総合研究部)
長井隆行(大阪大学 大学院基礎工学研究科)
中村光恵(株式会社JTBパブリッシング )IROS2022のRobot Competition会場にて,アンドロイドを設置し,審査員が各チームの対話システムで動作するアンドロイドと対話して評価する.また,各チーム代表者は,開発したシステムについて,審査員(および聴衆)に対して,口頭発表を行う.
採点方法:1チームあたり,2試行の対話を実施.各試行で,5名の審査員のうちランダムに割り当てられた審査員が対話し,対話した審査員は自身が対話した際の印象を,他の4名は第三者視点での印象を評価.加えて技術点も評価.
評価項目は,下記の5つの観点.各チームの評価は,1項目10点(5満点×2試行)×5項目×5名分×2試行=250点満点.
観光地の情報が十分に提供されているか? (情報の十分さ)(5点)
ロボットとの対話は自然だったか? (対話の自然さ)(5点)
ロボットの対応は好ましいものだったか? (対応の好ましさ)(5点)
ロボットとの対話は満足できるものだったか?(対応の満足度)(5点)
高い技術が使われていると感じたか?(技術点)(5点)
実行委員から選ばれた審査員4名は,ロボティクス,音声認識・対話,対話システムなどの観点における技術点を,旅行代理店業務経験者の審査員は,接客の観点における技術点を評価する.
本選会結果
3位(Outstanding performance award):チーム OS
長井審査員が対話
中村審査員が対話
各点数は2試行の合計
2位(Outstanding performance award):チーム MIYAMA
港審査員が対話
西崎審査員が対話
各点数は2試行の合計
1位(Best performance award):チーム LINE
東中審査員が対話
中村審査員が対話
各点数は2試行の合計