オンラインシンポジウム

死から考えるデジタル社会


2021.12.2 (Thu) 13:00-16:30 (Online)

科研費・基盤研究Bプロジェクト「情報ネットワーク社会における『死』の再定義」では現代の社会におけるデジタル情報と「死」にまつわる課題について、人間・法制度・技術といった様々な側面から考えてきました。

本シンポジウムでは、死後のデータをどう扱うかという現状の課題と、残されたデータによるDigital Immortality(デジタル不死)という新たな課題についてゲストによる招待講演と研究メンバーによる研究報告を行います。また、パネルディスカッションでは、遺されたデータの意味と公私の関係やデジタル社会における位置づけについて討議します。


※既に申込みくださった方には、11月29日(月)14:54 にGmailよりZoomとYouTubeのアドレスをご案内いたしました。もし届いていない方がおられましたら、

digitaldeathresearch@gmail.com 宛てにご連絡下さい。

(12/2追加) YouTubeでアーカイブを視聴できます。https://youtu.be/VWtZN7gnILo 



開催概要

  • 日時:2021年12月2日(木) 13:00-16:30

  • 形式:オンライン開催 ZoomミーティングおよびYouTube配信 (※後日、録画の視聴も可能です)

  • 参加費:無料

  • 申込み方法:終了しました。録画を視聴してください。

  • 主催:科研費・基盤研究B「情報ネットワーク社会における『死』の再定義」プロジェクト (2019.4-2022.3)

Program


13:00-13:15  オープニング&本プロジェクトのこれまでの研究成果の紹介  

研究代表者・折田明子(関東学院大学)


Part1 死後のデータをどう扱うか

13:15-13:35  我が国における故人情報・デジタル遺品の民事上の取り扱いについて  

吉井和明(光雲法律事務所・弁護士)

13:35-13:55  IT企業は利用者の死をどう確かめているのか  

古田雄介(ジャーナリスト・デジタル遺品を考える会代表)

13:55-14:10 研究報告:死後のデータの扱いにおけるジレンマ 

折田明子(関東学院大学人間共生学部)本プロジェクト研究代表者



Part2 Digital Immortality (デジタル不死)

14:15-14:35  ホモ・デウスの死生観 

栗原聡(慶應義塾大学理工学部)

14:35-14:50  研究報告:死後データのビジネス 

中川裕志(理化学研究所革新知能統合研究センター)本プロジェクト研究メンバー

休憩 (14:50-15:00)

Part3 パネルディスカッション (15:00-16:30)

 デジタル遺産の人格権と財産権 遺されたデータの公的価値といったトピックを巡って討議します。

モデレータ:

大谷卓史(吉備国際大学)本プロジェクト研究メンバー

パネリスト:

吉井和明(光雲法律事務所・弁護士)

古田雄介(ジャーナリスト・デジタル遺品を考える会代表)

栗原聡(慶應義塾大学理工学部)

中川裕志(理化学研究所革新知能統合研究センター)本プロジェクト研究メンバー

湯淺墾道(明治大学公共政策大学院)本プロジェクト研究メンバー

折田明子(関東学院大学人間共生学部)本プロジェクト研究代表

連絡先: digitaldeathresearch [at] gmail.com