3月26日(金)、株式会社WiseVine様ご協力のもと、デジケン主催のオンラインセミナー「デジケン・セミナー【対談】ヘルスケアベンチャーにおける資金調達の実態〜地方発ヘルスケアベンチャーを支える仕組みについて考える〜」を開催しました。
スタートアップの集積のための施策展開を行う自治体が増加するなか、東京に近接する横浜市が、他都市に対する競争優位に立つ戦略がどういうものか、みなとみらいの大手企業や、金沢工業団地の中小企業との連携など、活かせる技術、ネットワークがあるのではないかという課題認識のもとで、セミナーを開催しました。既に横浜市に集積するヘルスケアベンチャーもあるということで、ヘルスケア・セクターに重点を置いた支援メニューの拡充によって戦略的に誘致できるのではないか?というテーマで、ゲストをお招きしました。
ゲスト
●青木 武士 氏(株式会社キャピタルメディカ・ベンチャーズ 代表取締役)
●立石 建 氏(横浜市経済局イノベーション都市推進部長)
調査報告
●吉本 翔生 氏(株式会社WiseVine 代表取締役社長)
主催・司会進行
●鈴木 太郎 氏(横浜市会議員/自⺠党、戸塚区、5期)
●藤崎 浩太郎 氏(横浜市会議員/立憲民主党、青葉区、3期)
調査報告では、吉本 翔生氏から「国内ヘルスケアベンチャー・VC資金調達に関する実態調査」について、スライドを用いて、ヘルスケア業界での分野別出資状況や、リード投資家/フォロー投資家の出資状況などが報告されました。立石建氏からは、横浜市のI.TOP横浜/LIP.横浜についての実績や、これからの施策展開について報告がありました。
パネルディスカッションでは、青木武士氏から起業する土地を選ぶ視点においては、必要な人が集まっていて、チームビルディングが可能かどうかという意見や、スタートアップの集積といっても、中長期的に育てる視点でのスタートアップなのか、即座に大企業と組んで実績を出したいのかといった、どういう視野でどんなスタートアップを集めたいかの整理が必要といったご意見をいただきました。
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