シナリオの例

「シナリオセクション」

本ゲーム「デウスフィストレコード」におけるゲームシナリオの例を紹介します。


■ゲームシナリオの読み方

ゲームシナリオは以下の項目で出来ています。

●あらすじ

ゲームシナリオのあらすじです。

●状況説明文

ゲームマスターとプレイヤーが協力して読み上げる状況説明の文章です。

●マップ

ゲームマスターの必要に応じて作成する、戦闘シーンにおける概略図です。

●内容

ゲームシナリオの内容です。おおむね、依頼を受けて戦闘する。という内容になっています。

●NPCデータ

敵のデータです。敵の戦い方なども記載されます。


■ゲームシナリオ例

「瀬戸内七不思議譚 第二話:砕け!アレクサンドリア大灯台」

●あらすじ

次なる死闘の舞台は鳴門ことアレキサンドリアにそびえる大灯台だ。その麓にそびえる(プレイヤー人数)個の防御壁。これらを突破し、灯台守の火斬奴(びざんつ)を倒せ!


●状況説明文

相棒「早えもんだぜ、あの『「(さぬきサービスエリアこと、)ギザの大ピラミッド」攻略作戦』から2週間。」

主人公「フッ だがまるでついこの間のように感じる」

ナレーション:時は桜の散りゆく4月下旬、道場(扶桑流拳法道場●●支部)の師範に呼ばれた一行は、次なる火斬奴(びざんつ)のアジト「鳴門灯台こと、アレキサンドリア大灯台」攻略を命ぜられる。だが戦力が足りない。

師範(ゲームマスターが演じる)「フッ そこで今回新しく門下生の入門を許した」

プレイヤーキャラクター全員「ゲェーッ! お前は!」(ここで専門家役のプレイヤーキャラクターが登場する)


●マップ

特にありません。

個々の戦闘にアクセントをつけるため、ご当地ならではの障害物を置いても構いません。

例)以降の記述にある粘土という単語をナルト(練り物)に読み替える、渦潮の上で闘う など


●内容

鳴門市ことアレキサンドリア市の東にそびえる大灯台を占拠する「灯台守の火斬奴」を倒します。

大灯台は(プレイヤー人数)個の防御壁にて守られており、「堅固五大歯壁(ビッグ・ファイブ・トゥース・ウォール)」と呼ばれています。

それぞれを守る火斬奴を一対一で倒し、灯台守の火斬奴を倒しましょう。


●NPCデータ

・第一の歯壁(ファースト・トゥース)の守り手「堅固十大闘士」:脅威度100(一般人10名)、加護なし、AR3堅固十大闘士は若い男たちに暴力を振るって従わせ、粘土を作らせ、大灯台へと発送しています。(この伏線として、鳴門市ことアレキサンドリア市には女子供と老人しかいない描写をするのもいいでしょう)

・第二の歯壁(セカンド・トゥース)の守り手「(いれば、4人目プレイヤー。いなければ空席)」

・第三の歯壁(サード・トゥース)の守り手「盾の闘士レオニダス(火斬奴)」:脅威度40→(加護使用後)160、加護使用回数2、AR3→(加護使用後)12、未使用加護1

小細工をしない戦いに生きがいを持つ快活な青年です。次の壁を守るメフィストフェレスを嫌っており、(生きていれば)彼の戦い方を教えてくれます。

・第四の歯壁(フォース・トゥース)の守り手「夢幻術士のメフィストフェレス(火斬奴)」:脅威度15→(加護使用後)60、加護使用回数2、AR5→(加護使用後)20、未使用加護2

メフィストフェレスの行動は、相棒役のプレイヤーキャラクターに精神攻撃をかけ、幻覚を見せて主人公役に襲い掛からせます。この壁では主人公役対相棒役を行ってください。幻覚を破るには、正気に戻る行為に関係する特徴で難易度60をクリアする必要があります。相棒が何者かの死を見届けた場合も、幻覚は解けます。メフィストフェレスはその勝敗を見届ける前に大灯台の方角へ逃げ出します。彼?(彼女?)のその後は謎に包まれています。

・第五の歯壁(フィフス・トゥース)の守り手はいません。

・灯台の守り手「灯台守の火斬奴 ティアマト」:脅威度120→(加護使用後)480、加護使用回数2、AR3→(加護使用後)12。未使用加護2 +泥人形:脅威度2600(20×130体)、AR3

ティアマトは粘土で多数の動く泥人形を作り、武装させています。この武装泥人形軍団が完成すれば、近隣住民はひとたまりもないでしょう。泥人形を放置した場合、泥人形はAR3で動き出し、プレイヤーたちを文字通り圧殺します。これに対抗するには、AR3までに泥人形使いであるティアマトを倒すしかありません。

ティアマトの死亡が確認できれば、このゲームシナリオは終了です。