生でみる!衣服標本家の手仕事

参加費

早割3,00円 通常,00円
定員各回12

2024年の上半期に半・分解展の本を出版します

そのなかで、衣服標本家のもっとも大切な仕事である
「分解と修繕」を記録に残すことにしました

当日はカメラマンが入り、撮影しながらの作業となります
皆さんの顔は写らないのでご安心ください

今回は1820年のMノッチの分解と
1860年クリノリンドレスの修繕をおこないます

どちらも大変貴重なアンティーク品になります
一緒に、糸の向こう側を覗いてみませんか?

手仕事が好きな方
内部構造が気になるマニアな方
洋服を見ながらじっくりお話ししたい方
におすすめのイベントです!

この1860年ごろにつくられたクリノリンドレスは
1870年代にリメイクされ「クリノレット」という
かたちに変更されています

こちらを1860年のクリノリンスタイルに復元します

ただ、作業するだけではなく
各スタイルの特徴や、構造の説明もいたします

なぜリメイクされているのが解るのか?
衣服標本家の考察もお伝えします

こちらは1820年代につくられた燕尾服
「Mノッチ ラペル テイルコート」です

ロマン主義の美意識を体現したこの1着
徹底的に分解し、美の根源を探ります

紳士服の歴史を語るうえで
欠かすことのできないMノッチ

古典主義、ロマン主義の男たちが纏った
Mノッチの誕生秘話から、美しさまでを
マニアックに解説します

2日間の開催となりますが、両日共に
ふたつの衣服に仕事を施しますので
どちらとも見ることができます

12人という少人数制ですので
皆さんと対話しながらじっくりと
衣服を観察する時間を提供します