近本謙介「輻輳する変容と共鳴の相と像」『説話文学研究』57, 2022年, pp. 169-173.

阿部泰郎・阿部美香・近本謙介・レイチェル・サンダーズ・瀬谷愛・瀬谷貴之（編）『ハーバード美術館　南無仏太子像の研究』2023年, 中公美術出版.［国際共著］ 

Etsuko Kageyama,“Xian temples of the Sogdian colonies in China: A study based on archaeological material”, D. G. Tor, M. Inaba (ed.), The History and Culture of Iran and Central Asia: From the Pre-Islamic to the Islamic Period, 2022, University of Notre Dame Press: Notre Dame, Indiana, pp. 57-71.［査読付き］

影山悦子「ソグドのペンジケント遺跡宮殿址で出土した壁画について」東洋哲学研究所（編）『仏教東漸の道：インド・中央アジア編』（シルクロード研究論集第1巻）, 2023年, 東洋哲学研究所, pp. 333-359.［招待あり］

Steffen Döll,“Doves on My Knees, Golden Dragons in My Sleeves: Emigrant Chan Masters and Early Japanese Zen Buddhism.” In: Approaches to Chan, Sŏn, and Zen Studies: Chinese Chan Buddhism and Its Spread throughout East Asia, edited by Albert Welter, Steven Heine, and Jin Y. Park, Albany: State University of New York, 2022, pp. 167–192.

程永超「書評 木村拓著『朝鮮王朝の侯国的立場と外交』」『歴史評論』865, 2022年, pp.99-103.［招待あり］

程永超「日本近世初期対馬藩的中国情報搜集活動」『北大史学 = Clio at Beida』23, 2022年, 社会科学文献出版社, pp.162-186. ［招待あり］

程永超「朝鮮通信使と歴聖大儒像」『シンポジウム 徹底解剖!狩野山雪「歴聖大儒像」報告論文集』2023年、筑波大学日本美術史研究室、pp.27-42.［招待あり］

CHENG Yongchao, Diplomacy and Kingship: Trilateral Relationships among Japan, the Chosŏn, and the Ming during the Reopening of the Pusan Trade in 1604, Japanese studies around the world = 世界の日本研究2022, 2023, pp. 60-73. DOI: http://doi.org/10.15055/00007953 

近本謙介「 疫病を表象する信仰の文学瞥見」日比嘉高（編）『疫病と日本文学』 2021年7月、三弥井書店、pp. 184-194.

近本謙介「「仏には桜の花をたてまつれ」歌をめぐる西行と鳥羽院ーサントリー美術館蔵白描『西行物語絵巻』の画中歌を端緒としてー」『西行学』12, 2021年10月、pp. 45-58［査読付き］.

木俣元一・近本謙介（編）『宗教遺産テクスト学の創成』2022年3月、勉誠出版.

近本謙介「夢と託宣の体現する境界性のコスモロジー―神仏と人の身体論」木俣元一・近本謙介（編）『宗教遺産テクスト学の創成』2022年3月、勉誠出版、pp. 273-295.

近本謙介（編）『ことば・ほとけ・図像の交響ー法会・儀礼とアーカイヴ』2022年3月、勉誠出版.

近本謙介「『維摩経』をめぐる法会・文芸・芸能―『春日権現験記絵』を視座として」近本謙介（編）『ことば・ほとけ・図像の交響ー法会・儀礼とアーカイヴ』2022年3月、勉誠出版、pp. 89-117.

梶原義実「科学技術と人文学」木俣元一・近本謙介（編）『宗教遺産テクスト学の創成』2022年3月、勉誠出版、pp. 557-571.

Steffen Döll, Michael Zimmermann (ed), Hamburg Buddhist Studies 11-17, 2019-2021.

Etsuko Kageyama, "Chin-straps with Sogdian-type crown ornaments", Живопись Афрасиаба: проблемы изучения, интерпретации и сохранения, 2021, pp. 213-216, 285-286.

影山悦子「ウズベキスタン南部ファヤズテパ遺跡出土初期仏教壁画について」木俣元一・近本謙介（編）『宗教遺産テクスト学の創成』2022年3月、勉誠出版、pp. 63-79.

影山悦子「正倉院の鷲連珠文錦について」『Euro-Narasia Q』21, 2022年3月、pp. 30-37. 

影山悦子・石松日奈子・吉田豊『ウズベキスタン南部ファヤズテパ遺跡出土初期仏教壁画の保存修復と研究』2、2022年3月

程永超「近世前期の対馬藩と大陸情報収集」『訳官使・通信使とその周辺』4, 2021年7月、pp. 23-44. 

程永超『華夷変態の東アジア：近世日本・朝鮮・中国三国関係史の研究』2021年10月、清文堂出版. 

程永超「朝鮮から明・清へ報告された柳川一件とその影響」木俣元一・近本謙介（編）『宗教遺産テクスト学の創成』2022年3月、勉誠出版、pp. 195-221.

程永超（史料紹介）「壬辰請援第一陣の記録―柳夢鼎の燕行録『壬辰赴京日記』」近本謙介（編）『ことば・ほとけ・図像の交響ー法会・儀礼とアーカイヴ』2022年3月、勉誠出版、pp. 491-503.

近本謙介「 北京・南都における律の展開と交差をめぐる史料と言説」『説話文学研究』55, 2020年9月、pp. 67-82.

近本謙介「シルクロードに展開する文化の記録と記憶：日本における仏教経典の芸能への展開」『文明のクロスロード12国際会議「多元性のパラダイムを求めて」』2020年11月.

近本謙介  書評と紹介 追塩千尋著『中世説話の宗教世界』『日本歴史』873, 2021年2月、pp. 98-100.

近本謙介「名古屋大学の国際日本研究と教育における課題と取り組み」国際日本文化研究センター（編）『「国際日本研究」コンソーシアム『環太平洋学術交流会議』』2021年3月、pp. 143-153.

梶原義実「「聖域型」寺院をめぐる景観構成」『名古屋大学人文学研究論集』3, 2020年3月、pp. 271-284.

Steffen Döll, “Ein Kommentar zum Herzsutra (sicherlich nicht aus der Feder des Ikkyū Sōjun)”（極めて一休宗純作ではない—心経注釈としての『般若心經鈔圖會』—）, Weile, ohne zu wohnen: Festschrift für Peter Pörtner zu seinem 66. Geburtstag, Hamburg: Gesellschaft für Natur- und Völkerkunde Ostasiens, 2020, pp. 243–273.

Steffen Döll, “Vollendende Landschaften: Zum Deutungshorizont von Bergen und Wassern, Gräsern und Bäumen in Beispielen aus der setsuwa und kanshi-Literatur”（成満たる景色—説話・漢詩における山水草木の解釈地平をめぐって—）, Nachrichten der Gesellschaft für Natur- und Völkerkunde Ostasiens Hamburg: Zeitschrift für Kultur und Geschichte Ost- und Südostasiens, 191–195 (2015–2019) [2020], S. 13–35.

Steffen Döll, “Zerfallende Leichen, zergliederte Leiber: Konzeptionen von Körperlichkeit aus der Perspektive der kusōzu”（壊変する死体・分割する身体—『九相図』から見る身体性の想像と概念—）, Eike Grossmann (ed.), Transformationen: Dimensionen des Körpers im vormodernen Japan, Hamburg: Gesellschaft für Natur- und Völkerkunde Ostasiens, 2019 [2020], pp. 31–92. 

Steffen Döll, “Philosophie im gegenwärtigen Japan by Hans-Peter Liederbach (review)”, Journal of Japanese Philosophy 6, 2020, pp. 243–273［査読付き］.

Chen Jinhua, George Keyworth, Steffen Döll (ed.), Journal of Chan Buddhism（禪學案）, Volume 1 (2019), Issue 1–2.

Steffen Döll, Marc Nürnberger (ed.), Weile, ohne zu wohnen: Festschrift für Peter Pörtner zu seinem 66. Geburtstag（「すまれずばただすまであらん」ペーター・ペルトナー先生66歳記念論文集）, Hamburg: Gesellschaft für Natur- und Völkerkunde Ostasiens, 2020.

Steffen Döll, Jörg B. Quenzer (ed.), Nachrichten der Gesellschaft für Natur- und Völkerkunde Ostasiens Hamburg: Zeitschrift für Kultur und Geschichte Ost- und Südostasiens（ハンブルク東アジア文化・歴史研究紀要）, 191–195 (2015–2019) [2020].

影山悦子・M. A. レウトヴァ・K. アブドゥルラエフ（編）『ウズベキスタン南部ファヤズテパ遺跡出土初期仏教壁画の保存修復と研究』2021年3月.

程永超「文化度信使の筆談研究の一断面─王連旺著『朝鮮通信使筆談文献研究』によせて─」『訳官使・通信使とその周辺』2, 2020年9月、pp.  71 –80. 

程永超「十七世紀初頭釜山開市許可をめぐる日朝中三国関係」『訳官使・通信使とその周辺』3, 2021年2月, pp. 33-51.

近本謙介「シルクロードに展開する文化の記録と記憶：日本における仏教経典の芸能への展開」国際会議「多元性のパラダイムを求めて：「中央アジアと日本における文化的・社会的多元性と共生」」、2020年11月6日、オンライン（ウズベキスタン、タシケント国立東洋学大学）

梶原義実「景観からみた古代日本寺院の造営背景」国際ワークショップ「考古遺物から見た仏教文化の伝播と交流：古代日本と中央アジア」2021年3月5日、オンライン（名古屋大学）

Steffen Döll, Eike Grossmann, “Staging Doubt: Performing Buddhist Concepts of Illusion and Truth”, Maimonides Center for Advanced Studies Workshop, 2020年8月25日, ハンブルク大学.

影山悦子「ソグドからみた中央アジアにおける仏教文化の広がり」ワークショップ「前近代中央アジアにおける文化の交流と非交流」、2021年1月23日、オンライン（名古屋大学）

影山悦子「中央アジアの壁画から見た仏教美術の伝播」国際ワークショップ「考古遺物から見た仏教文化の伝播と交流：古代日本と中央アジア」2021年3月5日、オンライン（名古屋大学）［国際ワークショップ主催］

程永超「17世紀前期対馬・朝鮮経由の日明通交交涉からみる中日朝三国間関係」第22回YLCセミナー、2020年10月27日、オンライン（名古屋大学）

程永超「通信使の筆談と大陸情報収集」日本思想史研究会11月例会、2020年11月29日、オンライン（東北大学）

程永超「17-19世紀日本・朝鮮・中国三国関係史の研究がなぜ必要なのか」第79回東北アジア研究談話会、2021年2月22日、オンライン（東北大学）

近本謙介「清水寺縁起の展開―東大寺図書館蔵『如意鈔』における五祖影像供養唱導をめぐって―」『日本仏教綜合研究』17, 2019年9月、pp. 29-52［査読付き］.

近本謙介「春日信仰をめぐるアーカイヴス」『HERITEX』3, 2020年3月, pp. 240-242, 463.

近本謙介「論義について語る南都の伝承―維摩会と『春日権現験記絵』との相関―」『日本仏教と論義』所収, 法蔵館, 2020年2月, pp. 415-447［査読付き］.

隼多・堀涼・川西康友・村瀬洋・梶原義実「人工知能による機械学習を用いた須恵器資料の断面形状分析」『第43回日本情報考古学会講演論文集』2020年［査読付き］.

Steffen Döll, Andreas Hinz, “Kyû-Renkan—the Arima Sequence”, Mathematics of Takebe Katahiro and History of Mathematics in East Asia, 79, 2018 [2019], pp. 321–335 [査読付き]【国際共著論文】.

Steffen Döll, “The Self That Is Not a Self in the World That Is Twofold”, The Oxford Handbook of Japanese Philosophy, edited by Bret Davis, New York: Oxford University Press, 2019, pp. 485–499.

Steffen Döll, “Born into a World of Turmoil: The Biography and Thought of Chûgan Engetsu”, The Dao Companion to Japanese Buddhist Philosophy, edited by Gereon Kopf and Francesca Soans, Dordrecht: Springer, 2019, pp. 471–486.

近本謙介, “The Precepts and the Prince: Interpreting the Documents Sealed within the Sedgwick Sculpture of Prince Shōtoku at Age Two”, PRINCE SHŌTOKU: THE SECRETS WITHIN展のExhibition Workshop, ハーバード美術館〈アメリカ〉2019年5月29日［基調講演］.

近本謙介「西行歌の展開と転成―法会・説話・絵巻」Conference Commemorating 900th Anniversary of Saigyō’s Birth: The Power of Song, タリン大学〈エストニア〉2019年7月7～9日［国際会議主催］.

近本謙介「アジア交流史の視座に基づく聖徳太子信仰の古代と中世」東アジア日本研究者協議会（EACJS）第四回国際学術大会, 台湾大学〈台湾〉2019年11月2日.

近本謙介「経典から法会・芸能へ―日本における『維摩経』の享受と展開―」中国人民大学・名古屋大学共催中日学術会議「中国古文献の投影と展開―日本古典文学研究の新地平―」 中国人民大学〈中国〉2019年11月17日［国際会議主催］.

近本謙介「国際日本研究の課題と展望」,「国際日本研究」コンソーシアム環太平洋学術交流会議－環太平洋学術交流の可能性－, 国際日本文化研究センター, 2019年12月22日）［基調講演］

近本謙介「歴史叙述としての蓮胤の言説」国際ワークショップ「日本宗教文献 における歴史叙述」 タリン大学〈エストニア〉, 2020年2月6日.

近本謙介「歴史・文化史言説としての『西行物語絵巻』」国際ワークショップ「日本中世絵画資料研究の新展開」 ストラスブール大学〈フランス〉, 2020年2月11日.

近本謙介「シルクロードに展開する文化の記録と記憶―日本における仏教経典の芸能への展開―」国際会議「多元性のパラダイムを求めて―「中央アジアと日本における文化的・社会的多元性と共生」―」タシケント国立東洋学大学〈ウズベキスタン〉【新型コロナウィルスの影響により延期】

近本謙介「日本における経典・要文の神祇信仰への展開」和漢知識的流通与文芸的形成, 台湾師範大学〈台湾〉2020年3月13日【新型コロナウィルスの影響により延期】

近本謙介「『維摩経』をめぐる法会・文芸・芸能―『春日権現験記絵』を視座として」ハーバード大学ライシャワーセンター「Interdisciplinary Approaches to the Study of Premodern Japanese Buddhism」, ハーバード大学, 2020年3月19日【新型コロナウィルスの影響により延期】

近本謙介, “Triangulating Medieval Japanese Faith: Conceptualizing the Kami, Buddhas, and Evil in the Kasuga gongen genki e, Genjō sanzō e, and Shichi tengu e”, AAS大会, シェラトンホテルボストン〈アメリカ〉, 2020年3月19日【新型コロナウィルスの影響により中止】.

近本謙介「南都における芸能―『春日権現験記絵』とのかかわり―」ヴェネツィア大学名古屋大学共催国際ワークショップ「日本古典芸能研究の新展開」ヴェネツィア大学〈イタリア〉2020年3月26日【新型コロナウィルスの影響により延期】.

程永超「17世紀中葉における書契違式をめぐる日朝交渉―日本硫黄の朝鮮輸出を中心に―」,「東アジア文化間の対話：朝鮮通信使学術シンポジウム」復旦大学〈中国〉, 2019年9月16日.

程永超「対馬宗家文書と対日関係謄錄類との照合による前近代日朝関係史研究」, 「2019 安東学研究」韓中日国際学術大会・韓国, 2019年10月2日,［国際会議主催］.

程永超「17世紀初頭の日朝関係と中国−日朝貿易の回復と朝鮮の倭情辯誣を中心に−, 「歴史的転換期における東アジア国際関係の新解釈」, 名古屋大学, 2020年1月13日［国際会議主催］.

Steffen Döll, “Das Kloster in Sieben Hallen. Zur Ideengeschichte Zen-buddhistischer Klosterarchitektur”〔七堂伽藍――禅寺の建築思想史について〕, Workshop Bedeutung in Bewegung: Übersetzung, Übertragung und (Re-)Kontextualisierung [Meaning in motion. Translation, transmission and (re)contextualization], Hamburg, January 18, 2019.

Steffen Döll, “Kommentare zum Herzsutra im mittelalterlichen und frühneuzeitlichen Japan”〔中世・近世日本における心経の注釈書〕, 19th Workshop for Premodern Japanese Literature. EKŌ-Haus der japanischen Kultur, ドイツ惠光日本文化センター, Düsseldorf, June 29, 2019.

Steffen Döll, “The Identity of a Tradition and the Normativity of Memory: Zen Buddhist Genealogies in Medieval East Asia.” Workshop “Genealogical Manuscripts. A Cross-Cultural Perspective,” Center for the Study of Manuscript Cultures, Hamburg, December 13, 2019.